こんにちは。
前回は土地契約後にモデル物件を見学しつつ、
あまり進展のない図面の打ち合わせにちょっと厳しめにこちらの意向を伝えました。
その後のZoomでのリモート打合せも、スペックの確認などをするだけとはいえ、
営業のオグさんの提案はちょっと微妙な感じでした。
ここでも改めて、お願いしていることが反映されていないこと、
連絡があまり来ないことへの不安・不満を伝え、ちょっと気まずい雰囲気すらあったくらい。
あまり、ハウスメーカーの営業の方と不和が出てしまうのは、
お互いにとってあまりいい話ではないと思っていたので、
なんか良くない方向に向かっていて、夫婦ともに不安が募っていました。
担当変更依頼すらお願いするつもりで、まだ強く伝え続けるべきか、
こちらも折れるべく話を穏便に進めていくべきか悩んでいました。
積水ハウスのスケジュール
だいたい、積水ハウスとの打ち合わせは週1回のペースで進めています。
基本的に積水ハウス側が目標の引き渡しまでのスケジュール(契約から6ヶ月)を
達成させるため、詰め詰めで打ち合わせを繰り返すように依頼をされていました。
ただ、前回のブログでもお伝えした通り、
期間を積水ハウスに全て合わせるのではなく、
私たちが建てたいと思う設計になるまでは妥協したくないと伝えていたのです。
こうすると、営業側からすると「予定通りに進まないかも…」と感じたのかもしれません。
それを踏まえたオグさんが準備をしてくれて臨んだ次の打ち合わせでした。
営業が本気で動いた
また、積水ハウスの支社にお打合せに向かった私たち夫婦。
笑顔で迎え入れてくれるオグさん、厳しい顔の私たち。
冒頭のオグさんからの話で私たちは肩透かしを受けます。
前回の見積りから、200万円以上値引きが追加されていました。
私たちの予算から100万円ほど余裕が出来る形。
本来、建築条件付き土地では値引きがあまりできないという流れの中で、
建築費用(諸費用除く)の総額に対して、トータルで8~10%程度の値引きが入っていました。
当然、もともと値引いてくれていたものを合わせてですが。
「え?安くなったの?」「どうして?」
と私たちが驚いていると、
「本当はダメなので、色々な費用の値引きに振り分けいます」
「さらにいくらかオプションも入る前提で数字も入れてあります」
「その上でスケジュールを我々に合わせて頂けるならここまでは決済が下りました」
という話。
他の方も普通に値引きを300万とか500万とか値引きをしてもらっているのを
見ていましたし、最初から織り込み済みなのかもしれません。
私自身、普段から値引きをするのは苦手で、
カネを払うんだから値引きをしてくれるのが当たり前という考えも嫌い。
お互いが良い形になる事を願うようなちょっとした平和主義者です。
お金を払うんだから、納得してしっかり良いものを作りたいだけ。
それが最初にオグさんから値引きを増やしたと言われると、
願っていなかったが故に、ちょっと驚きと嬉しさがありました。
(人間だれしも現金な生き物です…笑)
最初にオグさんから仕掛けられた私たち夫婦は、
身構えていたものがちょっと弱まったのです。
そしてそして、その後図面の打ち合わせで、
初めて設計士(建築士)の方と顔合わせと打合せをすることに。
登場したのが、
とってもオシャレでスタイリッシュな見た目の一級建築士のクニさん。
名刺を頂いたらビックリ!
チーフアーキテクト
と書かれていました。
横で営業のオグさんがニンマリ。
「今回は、何とか融通が利いてチーフアーキテクトのクニさんにお願いできました」
チーフアーキテクトとは
積水ハウス独自のスペシャリスト集団で、
2,919名いる一級建築士のうち279名(約8%)しかいない方々。
(2020年4月時点)
※積水ハウスホームページより
土地を所有されている方々向けに、
という機会に参加された方や、
個別で強く依頼した場合に空きがあれば担当してくれるケースもあるとのこと。
ですが、私たちは全く触れたこともなく、
お願いしたこともなく、どうせないだろうと考えていたので、
これも非常に我々にはサプライズでした。
このクニさんの力量に我々は、感服してしまうのでした。
これまでのオグさんとの打ち合わせでは納得できなかったことが、
クニさんのお陰で劇的にスムーズになっていくのでした。
チーフアーキテクトのクニさんとの打合せ詳細はまた次回。