留学エージェントはトラブル処理班なのか??? | 失敗しないカナダトロント留学ーThe Bossが言うんだから間違いない!

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カナダトロントにある留学エージェントEast-Westの代表兼主任カウンセラーによる、長年の経験と実体験をもとにした色々なつぶやきとアドバイス。「トロントの母」と呼ばれる理由はここにある?!

留学エージェントでカウンセラーという仕事を
長くやってくると、本当に色々なご相談を受けます。

留学生活面でのご相談がそのまま人生相談になる事も
多くあります。

勿論留学する前の準備段階でのご相談も色々で
学校選びや渡航プランについてのカウンセリングは本業なのですが、
出発前までの精神面やモチベーション面でのカウンセリング、
帰国後の目標に至るまでのプラン立てのご相談など実に様々な
内容もカバーします。

ただ、ここでちょっとぶっちゃけた話をしますと、
本来私達のような留学エージェントの仕事といえば
留学をしたい人に学校を勧めてその学校への手続きを
行い、渡航に向けて航空券、保険やらのごく一般的な
案内をし、ホームステイ手配(エージェントによってはこれも学校
手配にゆだねるところも)、そして渡航して直ぐに現地生活の
一般的な情報提供や注意事項などのオリエンテーションをし、
現地学校生活をスタートしてもらい、その後学校を延長したい方に
その延長手続きをする、というのが本業であり
その他のサービスは正直にいえば実際留学エージェントが
やらなくてもいい仕事と言えます。

現地生活において、色々愚痴を聞いたり
悩みを聞いたり、励ましたり、英語についてアドバイスしたり、
宿題やレジュメ作成を手伝ったりというのは
エージェントにとって何の利益にもならないのです。
とはいえ、弊社でははこういうお悩み相談を受けるのは
多いにウェルカムではあります。


よく勘違いされるのが、
「困った時にはエージェントに助けてもらう。
留学生のトラブルに対処して解決するのがエージェントの仕事!」

と思われている点です。

というと誤解されるかもしれませんが、
勿論私達は実際に自分達も留学生だった時代があり、
みなさんと同じような苦労や悩みを体験して来た身ですので
皆さんから何かしら「ご相談」をされれば、
できる限りでアドバイスや提案をさせていただいておりますし
専門ではないことであれば、どういったところに相談をしに行けばよいか
一緒に調べたりして皆さんが解決の方向に行けるように
仕向けたり誘導する努力をしています。

しかし、「ご相談」ではなく「トラブル」を持ってきて
それに関して
「エージェントなんだから何とかしてくれ」
と一方的に要求をしてくる方も時々いらっしゃいます。

例えばホームステイで何かしらホストファミリーともめた時、
勿論その原因や状況などを話していただき、
ホスト側からも事情を聞いて、お互いに解決させるためには
こうしていきましょう、という対応はします。
両方から話を聞いていけばたまたまお互いの勘違いや
ミスコミュニケーションが発生しただけのことだった、
という事も多いのです。

けれど、ホストとトラブルを起こしてもめたのはそもそも
私達ではなく当の本人でありながら、それを私達に

「こんなホストを紹介したのはお前らなんだから
こちらの要求をのませるように何とかしろ。
お金払ってんのはこっちなんだ!」


と言われるのは正直お門違いです。
そもそも問題があるホストと分かっていたなら
宛がうわけないでしょう??他社ではどうなのか知りませんけど。
まずはなぜその様なもめごとに至ったのでしょう?

他には、ワーホリで最初の数ヶ月学校に行き
その後仕事を始めたあとで、そのバイト先でゴタゴタを引き起こし
そのトラブルを私達に「自分は英語がまだあまりできないので
相手に言いくるめられたり、言いたい事がはっきり言えないから
変わりに通訳してくれないか。

エージェントなんだから何でもやってくれるのが
当たり前でしょ。」
と言うような注文を言い出す方も。

あのぅ、そもそもそのバイト先でトラブル起こしたのは
私達じゃないですし、エージェントは通訳でもなければ
代行人でもなければ弁護士でもないんですけど…。

そして何よりも、最初に学校に行っていたのに
「英語ができないので…」と堂々というのは
ちょっとおかしくありませんか???

そりゃほんの数ヶ月で完璧に英語が話せるようになるはずがありません。
コミュニケーションに不安があるのも十分分かります。
でもそもそもそういう対処を自分で英語で出来るようになるために
最初に学校に行くのではないでしょうか?
予算の面で事情がある人も多いでしょうけど、
それで学校はほんの数ヶ月しかいかない、と決めたのは自分でしょう?

学校で一体何していたんです???
(と言ったら、また「学校ではそんなことまで
教えてくれなかった」と言い訳が出るのでしょうが…)


ホームステイ先、バイト先などに限らず、
その他銀行の窓口でのやり取りやらジムか何かの契約やら
通りすがりにモノを売りつけられた、
警察署や市役所、移民局など政府関連のオフィスや
電話でのコミュニケーションやら、
何かにつけて
「英語が話せないので代わりに対応してください」という方、
正直困ります…(別に私らが英語できない、という意味でもなく
意地悪だからと言う訳でもありませんが、困ります)


それでも、「代わりに対応してくれ」ではなく、
「何て言ったらよいでしょうか?なにかアドバイスください。」という
素直な“ご相談”であれば、
「じゃあ、とりあえず何を言ったらよいか一緒に考えてみましょうか。」
といった具合に対応できます。

つまり、私達は留学中の皆さんに

「困った時も人任せ」
「何かトラブルがあった時には自分ではなく誰かに解決してもらう」
「自分でやったことないから人に任せる」

という自主性や責任感に欠けるような行動を助長させる仕事は
承りません、と言うことです。
こういうことを“やってもらえる”と捉えるのは
安心できる、ということではなく
ただ単に怠けなだけです。

留学生活を充実させるためのサポートというのは、
留学生が現地で問題を起こした時の尻拭いをするという意味でもなければ
留学生活で難関にぶつかった時にその難関を取り除く処理をするという
意味でもありません。

私達が提供すべきサポートと言うのは皆さんの留学生活において、
問題を起こさないように注意を促す。
トラブルに巻き込まれないように知識と対策を自覚させる。
どうやって対応したらよいか問題解決にむけてのアドバイスをする。
難関にぶつかっても自力で乗り越える力をつけれるよう応援する。
と言ったことを目的とした上で、
必要な情報や知識、助言をすることだと思うわけです。

そして勿論、少し凹んだり悩んだりした時に、
誰かに聞いてもらったり
励ましてもらったり
気持ちの充電をしたり
ほっと一息ついたり
アドバイスもらったり
という空間が欲しくなったら
いつでもオフィスで迎え入れることが出来るようにしておくこと
私達の役目だと思うわけなのです。

少なくとも弊社East-Westはそういうところです。
だからこそ不透明なサービス料、サポート料といった
料金を取らないのです。

勿論、私達は皆さんに適切なアドバイスが出来るように
知識と情報量は他よりも沢山持っています。
実際には皆さんの代わりに通訳したり対処したりできる
英語力もしっかり持ち合わせています。
(悪口を言うようですが、他社エージェントによっては
正直そこまで知識も英語力もないカウンセラーがいるのも事実)

皆さんが問題解決に向かえるように、出来るだけの対応も致します。

けれど、最初から人任せだったり
自分でとりあえず挑戦しようともせず
エージェントに文句ばかりつけて
「こっちはお客なんだから」的な態度をとられたら
こちらも「サポートしたい」気分にはなりません。
何でも人を充てにしているのでは、
勿論英語力はおろかそれ以外の何のスキルも経験も
身につきません。

留学と言うせっかくの大きな「学びと成長」の機会を
得ているのですから、難関にぶち当たるのは当たり前なのですし、
それを(人にアドバイスを貰いながらでよいから)自分で
対処してみる、という自主性を培うことが大事なのです。

そういう意識と行動こそが
自信や度胸にもつながりますし
色々なことを吸収できるようになり、
留学生活をもっと充実させて大きな成長に繋がるわけです。
私達はそういう皆さんのポテンシャルを導き出す為の
サポートをすることが一番の役目であり、
決して楽な留学をさせることが仕事なのではないことは
心の隅に入れておいて頂きたい!

East-Westの体験談をご覧いただければ、
今までどれだけのメンバーの皆さんが
自律した留学を成し遂げてこられたか
垣間見ていただけると思います。

と言うわけで、「自律留学」を実現させたい方、
いつでもご相談くださいませ。



East-Westカナダ留学センターはがんばるあなたを応援します。(がんばらない人は応援しません)