「カナダ人の長身で青い目をした金髪の素敵な
人と出会うこと」
だと思います。
確かに街を歩いていると、
映画に出てきそうなイケメンで背の高い素敵な
お兄さん、日本ではおそらく目立つであろう金髪の綺麗な
お姉さんなどを見かけて「わあ、こんな人と付き合えたらなあ」
と思うようなこともあると思います。
そんな中、ひょんなきっかけで幸運にも
カナダ人の恋人をゲットする方も結構沢山いらっしゃいます。
特に日本人女性はモテる、と言われるくらい
現地でカナダ人の彼氏を見つける女の子の数は
現地でカナダ人の彼女を見つける男の子の数を
圧倒的に越えています。
そして、カナダ人の彼氏を持っている女の子達は、
どうも周りの友達にそれを“勝ち誇った”
様な感じでアピールする傾向にあります…
そしてその周りの人達は、必然的に、
「カナダ人の彼氏がいるってことは相当英語が
上達するんだろう」と捉える傾向にあります…
しかーし！！！カナダ人の彼氏ができれば英語力が
上達すると言うのはまったくのまやかし
に過ぎません。これはもう断言します
と言うのも、本当に実際カナダ人の彼氏がいる日本人の
女の子達はいつも決まって、
「彼はいつも私の英語が間違っていても
分かってくれちゃうんでなかなか直らないし通じちゃうんで
それ以上は一向に上手くならないんです。
現に、彼がカナダ人の友達と話してる時や
家族と話している時は私は会話に入れません
」と言うのです。
これ、カナダ人彼氏が出来た女の子は少なくとも私の知る限り
ほぼ100%の確立でみんな同じことを言います。
で、彼ともっと一緒にいたいからカナダの滞在を延長するための
ビザ延長手続きやカレッジ進学試験などの段階になると、
「私、まだ英語力に不安があるので…」
と、アレだけ
“あたしのダーリンはカナダ人よっ”
とドヤ顔で勝ち誇った態度を示していた人が急に、
「私英語できましぇーん
」と急に弱気になるパターンが相次いで起こります。
そもそも、いつも一緒にいる彼であれば
何となくコミュニケーションが取れてしまったとしても、
それ以外の場で難なく英語が使えて誰とでも上手く会話が
出来るレベルでなければ本当の意味で
「英語ができる人」とは
言えず、留学で目標にすべきところを
一切達成していないのです！
恋人関係なんていうのは、
相手が同じ日本人だったとしても
時間が経てば最初のラブラブな浮かれ気分
は消滅し
、コミュニケーションや気持ちのすれ違いが生じるものですので、
相手が異国異文化で言葉の壁がある人ならば、
そのリスクが高まりコミュニケーションの行き違いが生じ、
熱が冷めやすくなるのは分かりきっています。
正直、よほどの条件が揃っていないと
長続きなんてしません（実際長く続いている人なんて
見たことありません）。
実はこれは国際結婚に行き着いた人であっても
結局同じ状況に陥る人が後をたたないのです。
最初は英語がへたくそな自分でも
優しい彼が全部受け止めてくれて
サポートしてくれて…
という夢のような幸せに浸れるのかもしれませんが、そのうち現実の壁にぶつかることは
どうしても避けられないのがこの世の定めなのです。
確かに付き合っていれば一生懸命英語を話そうとする
努力はするようになるとは思います。
でも、それも最初のうちだけで、そのうち「テキトウ慣れ」という
恐ろしい状況が待っています。
通じちゃうからいいや、と思ってそれ以上の上達を
目指すことを忘れてしまうのです。
でもそもそも、彼の立場にもなってみて考えてみてください。
自分の彼女がいつまでたっても自分に頼りきりで
自分の友達や家族とはあまり上手く溶け込めず、
コミュニケーションをとるのもへたくそで、
自信がなくて、
いつも日本の友達や食事や生活が恋しい、
と言っている状況が変わらないようだったら
どう思いますか？？？
カナダ人を始め欧米の男性はそもそも一般的に、
「自律していて自信に満ちた女性」
が好きなのです。
勿論、それがあまりにわがままで自分勝手で
Bitchyな女性だと、うんざりしますし男性のプライドも
保てませんので嫌われますが、
いつまでたっても男性にピッタリくっついて
頼ってばかりいる女性も飽きられます。
また、よく聞くのが同じカナダ人でも「日本人の女の子ばかりと
つきあっていて日本語が中途半端に分かる、通称
“日本好き”なカナダ人」で、要するに日本人以外の女性には
相手にもされない男性
。これも実際よく居ます
。あまりいわゆる欧米文化的な社会での女性関係の扱いが
上手くなく、自信が持てず、日本人の女の子であれば
自分がカナダ人で英語を話すというだけで尊敬して頼ってきてくれるし、
ホイホイ誘いに乗ってくれるので
恋人にしやすい、と勘違いをしている輩です。
こういうのを相手にしていたら、
余計英語力が上達するはずなどありません。
カナダ人の「いい男」
を彼氏にしたいのであれば、まずは自分がそれに見合う「いい女」
にならないといけないのです。
そのためには、
英語ぺらぺらなカナダ人男性に
誘われるがままホイホイついていく
、ではなく、
まず自分の力と努力でしっかり英語力レベルを上げる、
カナダ人の中でも難なく会話に入れるようになる、
常に上を見て努力する、
人に頼らず自律しながらカナダ生活を楽しむ、
何事にも怖気づかずに挑戦する、
そうやって努力してきた自分に誇りを持つ、
でも日本女性らしい温かさは保つ
ということが大事なのです。
これを実行して来た女性は、その内に秘めた強さと
自律性と自信が露わになりますので
日本人だろうがそうでなかろうが
誰の目にも素敵に映るはずです
。そうなれば、その自分の素敵レベルに見合った
素敵な男性が（それがカナダ人だろうが
日本人だろうが）自然と目を向けてくれるはずなのです。
カナダ人の彼氏ができれば英語は上達する、
のではなく、
英語を上達させればカナダ人の素敵な彼も見つかりやすい、
というのが本当は正しいのではないかと思います。
と言うことで、｢素敵女性（勿論男性も）」を
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