トロントより、おはようございます。

 

風もなく気温22度くらいの気持ち良い秋の土曜日となりました。

平年であればトロントの紅葉が一番鮮やかな時期なのですが、今年は色鮮やかにならずに既にくすみ始めています。

 

今日は午前中お仕事で補習校へ。

土曜日に補習校に行くのは久しぶりですが、仕事の合間にちゃっかり預かり孫(既に4年生)と預かり姫(1年生)の顔を見ることができました。2人とも笑顔で授業を受けていました。

6か月から預かった子がもうこんなに大きくなっています。

こちらは歳をとるはずですわ。

 

今日の新聞には興味ある記事がないので、いつものようにカナダ統計局のレポートからご紹介します。

日本の2016年データでは、年間出生数が100万人を割ったそうですね。

 

日本の総人口1億2700万人ほどに対して100万人以下というのは、0.8%ほどになるのでしょうか。

 

今月19日にカナダの出生数2014年統計分析レポートが発表になりました(3年後って、遅くないですか?)

 

それによると、出生数は

2013年 380323人

2014年 384100人

と増加しており、これまでの最多数 1994年 385114人に次ぐ統計上2番目に多い出生数となったようです。

 

数では増加していますが、出生率では女性1000人あたり1582人となり減少しています。出生率1.582

この傾向は2008年に1.681を記録して以来、減少を続けているのだそうです。

 

(ちなみに日本の出生率は1.42前後だそうです。)

 

この出生率は、将来の人口見込み試算で使った下限条件の出生率とほぼ同じだそうです。

 

人口増を自然出生数に頼る場合には、出生から15歳までの死亡を考慮して、出生率2.060以上が必要だそうですが、このカナダの数字はそれをはるかに下回っています。

 

ということは、将来のカナダの人口増は、一層移民に頼るという構図になりそうです。

 

出産年齢についても、やはり高齢化しており、

1994年 28.1歳

2014年 30.1歳

と20年間で2歳上がっています。

州別では大都市を抱える週で高くなっており

オンタリオ州 30.5歳

ブリティッシュコロンビア州 30.8歳

となっているそうです。

 

どうしても都市部では女性の進出が高くなり、出産も遅くなるということになってしまうのでしょうか。

 

日本では、出生率の上昇と労働力としての女性の社会進出の両方を狙う施策として保育の充実・無償化などに力を入れていますね。なぜか女性ばかりにがんばれ!と言っているように見えますね。男性にがんばれという施策はないのでしょうか。

 

カナダでは、出生率を上げようという意見は聞いたことがありません。そもそも子供を産む、産まないは人権にかかわる問題で、政府は一切口にしていないように思います。国の人口政策は出生率が低いという事実を踏まえて、移民政策を考えているようです。

 

日本とカナダ、その考え方が大きく違いますね。

どちらがいいかはわかりませんが、カナダは将来を見据える政策を取っていると言えるような気がします。

 

でも、日本は、、、、

あ!今日は衆議院選挙。

 

今後の日本はどうなるのでしょうか。

 

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