前回の記事を書いている途中で、自分の手元にある作曲家・117名 (2024/4/11時点)のホロスコープ(占星術データ)でどの星座の作曲家が多いかに興味が湧いたので、個人天体ごとに星座分布をグラフにしてみました。

※水星星座は太陽星座と同じになることが多いので割愛しています

 

■月星座

 

 

3区分で見ると蟹、天秤の活動グループが多いですね。この感情を何かで発散しなければ気持ち悪い!ということなんでしょうかね。同じグループの牡羊がさほど多くないのは瞬発的な発散で満足してしまうからかも?

 

4区分で見ると水の星座(蟹、蠍、魚)が多いです。感受性の強さが創作に繋がりやすいということなのかもしれません。その解釈はおそらく一般的な水の星座のイメージとも一致するんじゃないでしょうか。

地の星座(牡牛、乙女、山羊)が少ないのはより現実的、直接的な手段で心を満たそうとするからかも?

 

蟹座が多いのは蟹座の支配星が月だからなのかな?とも思ったり。

面白いのは月蠍座も多いところですね。月にとっては蠍座って居心地が悪い場所(フォール)なんですよね。その居心地の悪さが逆に創作欲に繋がっているということでしょうか。

月のパワーを増幅できる月牡牛座が少ないのは一見意外に感じますが、やはりそのパワーが五感を直接的に満たす方向に使われるからということなんでしょうね。

 

 

■太陽星座

 

 

太陽星座になると、柔軟グループの双子、魚、射手が多くなりました。乙女座も同じ柔軟グループですが創作よりも批評や分析の方で活躍する適性がありそうなので少ないのも納得です。太陽双子座が突出して多いのは音楽も自分の言葉として使う人が多いということなのかもしれません。

太陽を支配星に持つ獅子座が少ないのは作品という間接的なもので世に出るよりも生身で勝負することを好むからなんでしょうかね。

 

 

■火星星座

 

 

火星というだけあって火の星座(牡羊、獅子、射手)が多いですね。

特に獅子座が多いです。「私を見よ!そして讃えよ!」って感じでしょうか。笑

水の星座なのに比較的蠍座が多いのは蠍座が火星を支配星に持つからですね、きっと。

 

 

■金星星座

 

 

上の3天体では鳴りを潜めていた牡牛座が、支配星である金星では生き生きと飛び出しました。美しいメロディやハーモニーに包まれることが幸福感に繋がる金星牡牛座らしい結果ではないでしょうか。同じく金星を支配星に持つ天秤座が少ないのはもしかしたら視覚的な調和の方を好むからなのかな?とも思いました。

牡牛座のさらに上を行くのが射手座で、明確な正解のない音楽は射手座の金星にとってのびのびと楽しめるジャンルなんでしょうね。

 

 

■まとめ

 

全体を通してみると射手座の天体が多めですね。次いで双子座。そして地の天体は少なめ。射手と双子は対向星座です。この2星座は「知」がテーマになる星座ですが、音楽とも相性の良いテーマなんでしょうね。

 

あとグラフにはしませんでしたが、各天体の星座を男性星(火・風)、女性星座(地、水)の2区分で見るとこうなっています。

 

月星座:男性星座60、女性星座57

太陽星座:男性星座64、女性星座53

火星星座:男性星座66、女性星座51

金星星座:男性星座55、女性星座62

 

受け身の星である金星だけ唯一、女性星座の数が多いというのが面白いですね。月は少し男性星座の方が多いもののほぼ均衡。太陽、火星は男性星座が優勢なのはやっぱりそうなのか!という結果です。

 

それにしてもこのデータは、月射手座、金星双子座の私にとっては本当に良い「酒のつまみ」になりますね。考察が楽しくて仕方がありません。笑