3級ファイナンシャル・プランニング技能検定

 

3級FP技能検定)の出題内容を参考にして,

 

基礎知識を整理しています。

 

 

 

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過去3年分の技能検定の問題と解答はこちら。

 

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6つの係数

 

 

 

一定の利率で一定期間運用した際に,

 

いくらになる(受け取れる)のか

 

いくら必要なのかを

 

計算することができる数値。

 

 

 

 

 

・終価係数

 

一定の金額を複利運用するとき

 

一定期間後にいくらになるかを求める係数。

 

 

 

据え置き  現在 → 将来(受取)

 

 

 

 

 

・現価係数

 

一定期間後に一定の金額を得るために

 

現在いくら必要かを求める係数。

 

 

 

据え置き  将来 → 現在(必要)

 

 

 

 

 

・年金終価係数

 

一定の金額を毎年積み立てるとき

 

一定期間後にいくらになるかを求める係数。

 

 

 

積み立て  現在 → 将来(受取)

 

 

 

 

 

・減債基金係数

 

一定期間後に一定の金額を得るために

 

積み立てに毎年いくら必要かを求める係数。

 

 

 

積み立て  将来 → 現在(必要)

 

 

 

 

 

・資本回収係数

 

一定の金額を一定期間取り崩すとき

 

毎年いくら取り崩し可能かを求める係数。

 

 

 

取り崩し  現在 → 将来(受取)

 

 

 

 

 

・年金現価係数

 

一定の金額を一定期間取り崩すとき

 

はじめにいくら必要かを求める係数。

 

 

取り崩し  将来 → 現在(必要)

 

 

 

 

 

“受取”は自分とは限らない。

 

たとえば「資本回収係数」について

 

預けた1000万円を

 

毎年いくらずつ受け取れるかを考える場合と

 

借りた1000万円を

 

毎年いくらずつ返済するかを考える場合がある。

 

 

 

 

 

選択肢問題であれば,

 

ある程度推測は可能である。

 

たとえば,

 

10万円ずつ5年間積み立てれば

 

50万円より多くなるので,

 

係数は5より少し大きい値である。

 

 

 

逆に5年間積み立てて50万円に

 

するために毎年必要な積立額は

 

10万円より少なくてもよいので,

 

係数は0.2より少し小さい値である。

 

 

 

 

 

 

 

2021年9月実技 問17

(日本FP協会)

 

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