69『ツユクサ』(2022公開:平山秀幸)

9/4 Netflixにて鑑賞。

“漁港のある田舎町に暮らす五十嵐芙美(小林聡美)は、気の合う友人たちに囲まれ穏やかな独身生活を送っていた。そんなある日、車の運転中に隕石に衝突するという衝撃的な出来事に遭遇する。それ以来、彼女は年齢の離れた小さな親友・航平(斎藤汰鷹)と過ごすひとときや、この町に越してきた男性・篠田吾郎(松重豊)との出会いを通じ、日常の中にささやかな希望を見いだしていく。”


 

70『夏目アラタの結婚』(2024公開:堤幸彦)

9/6イオンシネマにて鑑賞。

“日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人で、逮捕時にピエロのメイクをしていたことから「品川ピエロ」の異名で知られる死刑囚・品川真珠(黒島結菜)。児童相談所職員の夏目アラタ(柳楽優弥)はその事件の被害者の子どもに頼まれ、まだ発見されていない被害者の首を探すため真珠に接触を試みる。アラタの前に現れた真珠は、残虐な事件を起こした凶悪犯とは思えない風貌だった。アラタは真珠から情報を引き出すため、大胆にも彼女に結婚を申し込む。毎日1回20分だけ許される面会の中で、会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されるアラタ。やがて真珠はアラタに対し、自分は誰も殺していないと衝撃の告白をする。”

 

71『スオミの話をしよう』(2024公開:三谷幸喜)

9/13 TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞。

“著名な詩人・寒川しずお(坂東彌十郎)の妻・スオミ(長澤まさみ)が行方不明になる。大事にしたくないと寒川が捜査を拒否する中、スオミの最初の夫で庭師の魚山大吉(遠藤憲一)、2番目の夫でYouTuberの十勝左衛門(松坂桃李)、3番目の夫で警察官の宇賀神守(小林隆)、4番目の夫で警察官の草野圭吾(西島秀俊)が寒川邸にやってくる。彼らは、スオミの安否そっちのけで誰が一番スオミに愛されていたのかを語り合う。だが、それぞれが語るスオミは、性格も見た目もバラバラだった。”

 

72『あの人が消えた』(2024公開:水野格)

9/20 イオンシネマにて初日舞台挨拶ライブビューイングにて鑑賞。

“次々に人が消えるとささやかれるマンション。そこへ毎日のように出入りする配達員の丸子(高橋文哉)は、ある住人の秘密を偶然知ってしまう。小説家を目指す職場の先輩・荒川(田中圭)に相談しながら住人の正体を突き止めようとする中、二人は思いもしない大事件に巻き込まれていく。”

 

73『秒速5センチメートル』(2007公開:新海誠)

9/23 Huluにて鑑賞。

“互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまう。中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意する(第1話「桜花抄」)。

やがて貴樹も中学の半ばで東京から引越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生生活を送っていた。同級生の花苗は、ほかの人とはどこか違う貴樹をずっと思い続けていたが……(第2話「コスモナウト」)。

社会人になり、東京でSEとして働く貴樹。付き合った女性とも心を通わせることができず別れてしまい、やがて会社も辞めてしまう。季節がめぐり春が訪れると、貴樹は道端である女性に気づく(第3話「秒速5センチメートル」)。”

 

74『ラブ・レター』(1998公開:森崎東)

9/24 Huluにて鑑賞。

“歌舞伎町でヤクザの佐竹から裏ビデオ店の店長を任されているチンピラの吾郎(中井貴一)。あるとき彼は、佐竹(根津甚八)に頼まれて中国人女性の白蘭(耿忠)と偽装結婚することになる。白蘭は日本で働いて母国の家族に仕送りするのだという。しばらく後、あらぬ容疑で留置場に入れられていた吾郎は、名前も忘れかけていた白蘭の死を知らされる。出所した彼は、2度しか会ったことのない“妻”の遺体を引き取りに、千葉の千倉へと出向くのだが……。”

 

75『傲慢と善良』(2024公開:萩原健太郎)

9/29 イオンシネマにて鑑賞。

“30代の架(藤ヶ谷太輔)は、長年付き合っていた恋人と別れたことをきっかけにマッチングアプリで婚活を始め、真実(奈緒)という女性と出会う。真実と1年間交際しても結婚に踏み切れずにいた架だったが、真実からストーカーの存在を告白され、その直後に恐怖におびえた声で助けを求める着信を受ける。真実を守らなければならないと婚約するが、彼女は突然姿を消してしまい、真実の行方を追う架は、彼女の両親や友人、過去の恋人などのもとを訪ねるうちに、真実の驚くべき過去とうそを知る。”

 

76『不死身ラヴァーズ』(2024公開:松居大悟)

9/30 Netflixにて鑑賞。

“長谷部りの(見上愛)は幼い頃に出会った甲野じゅん(佐藤寛太)を運命の相手だと信じ、彼のことを忘れらずにいた。中学生になったりのはじゅんと再会を果たし、後輩で陸上選手の彼に思いを伝え続けるが、ついに両思いになった瞬間、彼はこつ然と消えてしまう。しかも彼がこの世に存在しなかったかのように、誰もじゅんのことを覚えていないという。その後もじゅんは、高校の軽音楽部の先輩や車椅子に乗った男性、バイト先の店主など別人となって何度もりのの前に現れ、両思いになると消えるという不思議な現象を繰り返していく。それでも諦めないりのの真っ直ぐな思いは、やがて奇跡を起こす。”

 

77『セレンディピティ』(2002公開:ピーター・チェルソム)

9/30 Netflixにて鑑賞。

“クリスマス前のニューヨーク。買い物で賑わうデパートでジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)は出会った。それは偶然に同じ商品の手袋へ手を伸ばした時。2人は譲り合っているうちに惹かれ合うものを感じ、“幸せな偶然”という名のカフェ“セレンディピティ3”でお茶をする。2度目の偶然の再会はすぐに訪れ、2人は運命を感じはじめていた。しかし、サラはこれが本当の運命なのか試そうと、ある“提案”をして去っていった。数年後、ジョナサンは婚約し、一方サラはミュージシャンの恋人から求婚されていたが、まだ2人はお互いを忘れられないでいた…。”

 

劇団☆新感線いのうえ歌舞伎『バサラオ』

9/7 イオンシネマにてライブビューイング観劇。

“南北朝を思わせる混乱の時代。「ヒノモト」に生まれ、裏切り御免の世を征く男が二人。
「俺が好きに生きるのを、誰にも邪魔はさせない」と、バサラを嘯く眉目麗しい男・ヒュウガ(生田斗真)。
幕府の密偵を務め、聡明で弁の立つ謎多き男・カイリ(中村倫也)。
狂い桜の華の下、二人は出会い手を結び、流刑の身だった天子・ゴノミカド(古田新太)を担ぎ、幕府転覆を企てる。
その陰で蠢く思惑、謀りの連鎖――。
善人の皮を被った悪党どもが、道なき道を赤く染め、バサラの宴が今始まる。
時代の変わり目に現れた輩が導く先は、地獄か、それとも極楽か?”

 

ミュージカル『モーツァルト!』 

9/13 帝国劇場にて京本ヴォルフを観劇。

“ザルツブルクの宮廷楽士であるレオポルト・モーツァルト(市村正親)とその娘ナンネール(大塚千弘)は、錚々たる名士たちが集まる貴族の館で、今、幼い息子がピアノを弾くのを目の当たりにしている。5歳にして作曲の才能が花開いたその子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、"奇跡の子"と呼ばれていた。

歳月は流れて、ヴォルフガング(古川 雄大/京本大我)は故郷ザルツブルクで音楽活動を続けている。傍にはいつも、奇跡の子と呼ばれた頃のままの “才能の化身・アマデ”が寄り添い、作曲にいそしんでいた。しかし、青年ヴォルフガングは、ザルツブルクの領主であるコロレド大司教(山口祐一郎)に仕えて作曲をすることに嫌気がさしていた。「大司教に逆らうな」という父と意見が衝突。ついには自分を束縛する大司教に、怒りを爆発させてしまう。”

 

★9月に読んだ本

『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田 そのこ

『わたしの幸せな結婚 七』顎木 あくみ

『嗤う淑女』中山 七里

『わたしの幸せな結婚 八』顎木 あくみ

『ふたたび嗤う淑女』中山 七里

59『赤羽骨子のボディガード』(2024公開:石川淳一)

8/2 イオンシネマにて初日舞台挨拶ライブビューイング鑑賞。

“高校生の赤羽骨子(出口夏希)は、ある事情から100億円の懸賞金をかけられ、殺し屋から狙われる身となってしまう。幼なじみの不良・威吹荒邦(ラウール)は骨子のボディガードを引き受けるが、彼に与えられたミッションは骨子本人にバレることなく彼女を守り抜くことで、なんとクラスメイト全員が同じく彼女のボディガードだった。クラスには司令塔の染島澄彦(奥平大兼)や空手家の棘家寧(髙橋ひかる)をはじめ、罠師(長井短)、スナイパー(三浦獠太)、ハッカー(倉悠貴)、詐欺師(芝大輔)など一癖も二癖もあるメンバーが集結。さらに骨子の父で国家安全保障庁長官の尽宮正人(遠藤憲一)や、骨子を憎む姉・尽宮正親(土屋太鳳)も加わって大騒動が勃発する。”

 

60『ブルーピリオド』(2024公開:萩原健太郎)

8/9 イオンシネマにて鑑賞。

“成績優秀で世渡り上手でありながら、どこか空虚な思いを抱える高校生・矢口八虎(眞栄田郷敦)。あるとき苦手な美術の課題で一枚の絵を描いた際、初めて本当の自分を表現できたような感覚を抱く。アートに興味を持ち始めた彼は、国内最難関の美術大学の受験を決断する。経験も才能もない中で、才能あふれるライバルたちやアートという正解のない壁に葛藤しながらも、八虎は情熱だけを武器に困難に立ち向かっていく。”

 

61『丘の上の本屋さん』(2023公開:クラウディオ・ロッシ・マッシミ)

8/15 prime videoにて鑑賞。

“イタリアにある村、チヴィテッラ・デル・トロント。リベロ(レモ・ジローネ)は、丘陵地帯を見下ろす丘の上に小さな古書店を構え、入れ代わり立ち代わり訪れる風変わりな客たちを温かく迎え入れている。あるとき、リベロは店の外から本を眺めている移民の少年エシエンに気付いて、彼に本を貸し与える。好奇心旺盛なエシエンはリベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾け、彼と読んだ本の感想を語り合う。やがて彼らは、年齢や国籍を越えた友情を育む。”

 

62『ワンダーランド あなたに逢いたくて』(2024配信:キム・テヨン)

8/16 Netflixにて鑑賞。

“死んでしまった人や昏睡状態になってしまった人など、もう話すこともできない愛する人を人工知能をつかって再現し、対話することができる画期的なサービス「ワンダーランド」。娘に自分の死を隠すためにワンダーランドを利用する母親、ある出来事で意識不明になってしまった恋人とワンダーランドをつかって話す女性、意識不明の状態から目を覚ましたものの、どこかぎこちなさを覚えて困惑する男性など、ワンダーランドを取り巻く人々の愛や希望、悲しみを優しく紡ぎだしていく。”

 

63『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(2021公開:香月秀之)

8/16 prime videoにて鑑賞。

“大原真一(橋爪功)の妻・千賀子(高畑淳子)は、定年退職後ずっと自宅にいる真一が原因で在宅ストレス症に陥り、離婚寸前だった。そんな中、二人の娘・亜矢(剛力彩芽)は葬儀社に転職したばかりの菅野(水野勝)と出会い、紹介された終活フェアを母に勧める。終活フェアを訪れた千賀子は人生を整理する大切さを実感するが、真一は終活に否定的だった。”

 

64『恋を知らない僕たちは』(2024公開:酒井麻衣)

8/24 イオンシネマにて鑑賞。

“相原英二(大西流星)と別所直彦(窪塚愛流)は親友同士。そんな二人の学校に、中学2年生のときに英二がひそかに恋心を抱いていた汐崎泉(莉子)が転校してくるが、直彦が泉に告白し、二人は付き合うことになる。その後3人は同じ高校に進学し、藤村小春(齊藤なぎさ)、瀬波太一(猪狩蒼弥)、池澤瑞穂(志田彩良)と親しくなっていく。”

 

65『ラストマイル』(2024公開:塚原あゆ子)

8/24 イオンシネマにて鑑賞。

“ブラックフライデー前夜の11月、ビッグイベントにより流通業界が繁忙期を迎えようとする中、有名なショッピングサイトから配送された段ボールが爆発する事件が起きる。さらに事件は全国へと拡大し、日本中が混乱に陥る。巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナ(満島ひかり)は、チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)と共に、未曽有の事態の収拾に追われる。”

 

66『バービー』(2023公開:グレタ・ガーウィグ)

8/27 Netflixにて鑑賞。

“ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービー(マーゴット・ロビー)は、ピュアなボーイフレンドのケン(ライアン・ゴズリング)とともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の身体に異変が起こる。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまう。”

 

67映画『架空OL日記』(2020公開:住田崇)

8/29 Netflixにて鑑賞。

“憂鬱な月曜日の朝、銀行員OLの“私”(バカリズム)は、眠気に耐えながらもメイクし、家を出る。満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で仲良しの同期マキ(夏帆)と合流。職場に着くと、後輩のサエ(佐藤玲)や入社8年目の小峰(臼田あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)も加わり、いつものように更衣室で就業前のおしゃべりに花を咲かせ……。”

 

68『奈落のマイホーム』(2022公開:キム・ジフン)

8/30 Netflixにて鑑賞。

“サラリーマンのドンウォン(キム・ソンギュン)は、11年にわたる節約生活を経てソウルにマンションを購入する。部下のキム(イ・グァンス)らを招いて引っ越しパーティーを開くが、大雨による巨大な陥没が発生してマンション全体が地下500メートルへと落下してしまう。大雨が止まずに穴がどんどん水で満たされる中、ドンウォンはキムや隣人マンス(チャ・スンウォン)などと力を合わせてマンションから脱出しようとする。”

 

True Colors THEATER『坂道 ー 長崎、79年目の夏』

8/18 六行会ホールにて千秋楽観劇。

“長崎、80年前、夏。住む町が長崎くんちの当番町になり、練習に励むものの上手くいかなかった「私」(タケト)(永嶋柊吾)に優しく声をかけてくれたのが「彼」(ハヤト)(中野太一)だった。次の春、入学した学校で再び彼と出会い、戦争への疑問、夢、訓練や労働に励む日々を共有し、他の人とは築けない関係を築いていく。「彼」が教えてくれた坂道を二人で上り、戯れた日々はかけがえのないものだった。しかし、「私」の父は戦争からいまだ帰らず、「彼」の兄は戦死したという現実からは逃れることができず、長崎にも戦火は刻々と忍び寄る。”

 

★8月に読んだ本

『逸脱 捜査一課・澤村慶司』堂場瞬一

『歪 捜査一課・澤村慶司』堂場瞬一

『執着 捜査一課・澤村慶司』堂場瞬一

『向日葵の咲かない夏』道尾 秀介

52『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』(2021公開:ワンウェーウ・ホンウィワット&ウェーウワン・ホンウィワット)

7/5 新宿ピカデリーにて鑑賞。

“一卵性双生児として生まれ、ずっと一緒に生きてきた中学生のユーとミー(ティティヤー・ジラポーンシン)。合わせ鏡のようにそっくりな2人は、食べ放題のレストランも話題の映画も1人分の料金で2人分楽しんだりと双子であることを最大限に利用しながら、どんなことでもシェアして隠し事もせずに同じ人生を歩んできた。1999年の夏、家庭の事情で田舎の祖母の家に身を寄せることになった2人は、マークという魅力的な少年に出会う。シェアすることのできない“初恋”という感情に翻弄され、思いがけない人生の岐路に立たされるユーとミーだったが……。”

 

53『キングダム 大将軍の帰還』(2024公開:佐藤信介)

7/12 イオンシネマにて鑑賞。

“中国春秋戦国時代。大将軍になる夢を抱いて飛信隊を率いる信(山崎賢人)は、趙軍との馬陽の戦いでの勝利に貢献する。しかし、趙軍の総大将・ホウ煖(吉川晃司)の軍勢が飛信隊を急襲。飛信隊は森の中で散り散りになってしまう。一方、北の大地では山の民を統率する楊端和(長澤まさみ)が、趙の軍師・李牧(小栗旬)の存在に恐れを抱いていた。”

 

54『HOMESTAY(ホームステイ)』(2022配信:瀬田なつき)

7/14 Amazon primeにて鑑賞。

“死んで魂だけとなったシロ(長尾謙杜)。彼は管理人を名乗る謎の人物から、死んでしまった高校生・小林真に乗り移って彼の家で暮らすように告げられる。シロの魂は、真が死んだ原因を彼の家族や友人に気づかれることなく100日以内に突き止めなければ消滅してしまうのだった。シロであることを悟られないよう真としての生活を送るシロは、真の幼なじみ・晶(山田杏奈)や、彼がひそかに憧れていた先輩・美月(八木莉可子)と交流しながら自らの死の真相に迫っていく。”

 

55『水は海に向かって流れる』(2023公開:前田哲)

7/22 Amazon primeにて鑑賞。

“高校に入学した直達(大西利空)は、通学のため叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することに。しかし最寄り駅に迎えに来たのは、見知らぬ女性・榊さん(広瀬すず)だった。しかも案内されたのはシェアハウスで、会社員の榊さん、親に内緒で会社を辞めマンガ家になっていた叔父の茂道、女装の占い師・颯(戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授・成瀬(生瀬勝久)ら、くせ者ぞろいの住人たちとの共同生活が始まる。いつも不機嫌そうだが気まぐれに美味しいご飯を振る舞ってくれる榊さんにいつしか淡い思いを抱くようになる直達だったが、彼と榊さんの間には思わぬ過去の因縁があった。”

 

56『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(2024公開:武内英樹)

7/26 イオンシネマにて鑑賞。

“コロナ禍の2020年、首相官邸で発生したクラスターが原因で総理大臣が急死。AI・ホログラムによって復活した歴史上の偉人たちによる内閣を作られ、徳川家康(野村萬斎)が総理大臣、坂本龍馬(赤楚衛二)が官房長官、織田信長(GACKT)が経済産業大臣、豊臣秀吉(竹中直人)が財務大臣を担当する。一方、スクープを狙う若手テレビ局員の西村理沙(浜辺美波)は、政府のスポークスマンである龍馬に接近し、ある陰謀に気づく。”

 

57『FALL フォール』(2023公開:スコット・マン)

7/27 Amazon primeにて鑑賞。

“ベッキー(グレイス・フルトン)は、夫のダンをフリークライミング中の落下事故で亡くし、その悲しみを引きずったまま1年が経とうとしていた。そんな中、親友のハンター(ヴァージニア・ガードナー)から、現在は使われていない地上600メートルのテレビ塔でのクライミングを持ちかけられる。ベッキーはハンターと共に老朽化した梯子を登ってテレビ塔の頂上に到達し、そこからダンの遺灰をまく。新たな一歩を踏み出そうと決意するが、はしごが崩落して頂上に取り残される。”

 

58『五億円のじんせい』(2019公開:文晟豪)

7/30 Amazon primeにて鑑賞。

“高月望来(望月歩)は幼少期に難病を患っていたが、5億円もの善意の募金により手術は成功し、健康に成長していった。17歳の高校生になった望来を待っていたのは、「5億円にふさわしい人間」という周囲からの期待や、マスコミの好奇の目だった。窮屈な日々から逃げるかのようにSNSで自殺を宣言した望来のもとに見知らぬアカウントから「死ぬなら5億円返してから死ね」とのメッセージが届く。望来は家を飛び出し、5億円の「借金」を返して自由になるための旅に出るが……。”

 

劇団唐ゼミ☆ 第32回公演『少女仮面』

7/28 恵比寿・エコー劇場にて観劇。

“貝(津内口 淑香)は 宝塚歌劇団に憧れる女の子。

彼女はいつも少女フレンドを抱える老婆とともに、

大スター・春日野八千代(椎野 裕美子)が営む

喫茶店「肉体」にやってきた。

喫茶店のお客を装いながら新人女優として

入門を果たそうと意気込む貝だったが、

そこには困難が待ち受けていた。

店を差配するボーイ主任(丸山正吾)は、

スパルタ演出家のようにボーイたちを叱責し、

厳しく歌とダンスを仕込む。

果ては、お客である腹話術師にもつらく当たる。

覚悟を決めて春日野の入門を切り出す貝もまた、

主任によって一蹴されてしまう。

が、実際に春日野本人が現れると、

相手役として見初められ...”

 

★7月に読んだ本

『ナイチンゲールの沈黙(上)』海堂 尊

『ナイチンゲールの沈黙(下)』海堂 尊

『極北クレイマー(上)』海堂 尊

『極北クレイマー(下)』海堂 尊

㊷『明日を綴る写真館』(2024公開:秋山純)

6/8 イオンシネマにて鑑賞。

“気鋭のカメラマンとして活躍する太一(佐野晶哉)は、さびれた写真館を営む鮫島(平泉成)の撮影した一枚の写真に心震わされ、華々しいキャリアを捨て、鮫島に弟子入りを志願する。他人に関心を持たず淡々と写真を撮っていた太一は、写真館に訪れる客ひとりひとりと対話を重ねることで、被写体と深く関わっていく鮫島の撮影スタイルに驚きを隠せずにいた。客たちの心残りや後悔に真摯に向き合っていく鮫島の姿勢に接し、太一は自分に足りないものがあることに気付き始める。”

 

㊸『ディア・ファミリー』(2024公開:月川翔)

6/14 イオンシネマにて鑑賞。

“1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意。知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが、宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして何年も開発に奔走する。しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた。”

 

㊹『アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで』(2024配信:マイケル・ショウォルター)

6/18 Amazon primeにて鑑賞。

“40歳のシングルマザーであるソレーヌ(アン・ハサウェイ)は、10代の娘の付き添いで野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」へ行く。そこで、いまもっともホットなボーイズバンド「オーガスト・ムーン」でリードボーカルを務める24歳のヘイズ・キャンベル(ニコラス・ガリツェン)と運命的な出会いを果たす。一気に恋が燃え上がるソレーヌとヘイズだったが、順風満帆な日々は長くは続かなかった。スーパースターとして常にスポットライトを浴びるヘイズとの交際は、ソレーヌにとっては予想以上に厳しいもので……。”

 

㊺『PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて』(2024公開:古厩智之)

6/21 Amazon primeにて鑑賞。

“徳島県の高等専門学校に通う翔太(奥平大兼)は、「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」という校内に貼り出された勧誘ポスターに興味を持ち、ポスターを作った一学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡を取る。達郎は1チーム3人編成のeスポーツ大会「ロケットリーグ」出場のため、翔太に加えて、Vtuberに夢中の亘(小倉史也)に声をかけ、なかば強引に出場チームを結成。最初はまったく息の合わない3人だったが、次第にeスポーツの魅力にハマっていき、東京で開催される決勝戦を目指すこととなる。”

 

㊻『Ultraman: Rising』(2024配信:シャノン・ティンドル)

6/22 Netflixにて鑑賞。

“野球のスター選手サトウ・ケンには、地球を守るスーパーヒーロー「ウルトラマン」というもうひとつの顔があった。その役割を果たすため日本に帰国して野球の試合に臨むケンだったが、突如として強大な怪獣ジャイガントロンが襲来。ウルトラマンに変身して激しい戦いを繰り広げるなか、ケンはひょんなことから宿敵の子である赤ちゃん怪獣の世話を任せられてしまう。ケンは新米パパとして奮闘しながら、疎遠になっていた父との関係や、ウルトラマンであることの本当の意味と向き合っていく。”

 

㊼『おとななじみ』(2023公開:高橋洋人)

6/23 Amazon primeにて鑑賞。

”4歳の時から隣に住んでいる幼なじみのハル(井上瑞稀)と楓(久間田琳加)。楓は20年間ずっとハルに片思いしているが、ハルがその気持ちに気づく様子はない。ついに業を煮やした楓は同じく幼なじみの伊織(萩原利久)と美桜(浅川梨奈)に相談し、ハルへの思いを断ち切ることを決意。それでも諦めきれない彼女に伊織は優しく接し、実は小学生の頃から楓のことが好きだったと告白。急接近する楓と伊織を目の当たりにしたハルは、ようやく自分の本心に気づくが……。”

 

㊽『朽ちないサクラ』(2024公開:原廣利)

6/24 イオンシネマにて鑑賞。

“たび重なるストーカー被害を受けていた愛知県平井市在住の女子大生が、神社の長男に殺害された。女子大生からの被害届の受理を先延ばしにした警察が、その間に慰安旅行に行っていたことが地元新聞のスクープ記事で明らかになる。県警広報広聴課の森口泉(杉咲花)は、親友の新聞記者・津村千佳(森田想)が記事にしたと疑うが、身の潔白を証明しようとした千佳は一週間後に変死体で発見される。後悔の念に突き動かされた泉は、捜査する立場にないにもかかわらず、千佳を殺した犯人を自らの手で捕まえることを誓うが……。”

 

㊾『抱きしめたい-真実の物語-』(2014公開:塩田明彦)

6/25 Amazon primeにて鑑賞.

“高校時代に遭った交通事故の影響で左半身がマヒし、記憶障害も抱えている女性つかさ(北川景子)。それでも前向きに笑顔で生きる彼女に恋をしたタクシー運転手の雅己(錦戸亮)は、付き合っていた恋人と別れ、つかさと真剣に向き合う。いつしかかけがえのない存在となった2人は結婚を決意するが、周囲は猛反対。それでも思いの揺るがない2人の間に新しい命が宿り、それぞれの親もついに結婚を認める。しかし幸せの絶頂の2人に、非情な試練が待ち受けていた。”

 

㊿『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(2024配信:三木孝浩)

 

6/27 Netflixにて鑑賞。

“美術の才能に秀でた早坂秋人は二科展入選を目指して奮闘していたが、心臓に腫瘍がみつかり余命1年を宣告されてしまう。さまざまなことを諦め、感情を押し殺しながら淡々と毎日を過ごしていたある日、病院の屋上で美しい絵を描いていた桜井春奈と出会う。初対面の人間に対して自分があと半年の命だとさらりと言う彼女に、次第に心ひかれていく秋人。春奈には自分の病気を隠し続け、残された時間を彼女のために使うことで、無機質だった秋人の日常に彩りが生まれはじめる。”

 

51『言えない秘密』(2024公開:河合勇人)

6/30 イオンシネマにて鑑賞。

“ピアノ留学から帰国して伝統ある音楽大学に編入した湊人(京本大我)は、過去のトラウマのせいで思うようにピアノが弾けなくなってしまっていた。そんなある日、湊人は、取り壊しが迫った旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。美しい旋律に強くひかれた湊人は曲名を尋ねるが、雪乃は秘密だという。2人は自然とひかれ合い、湊人は雪乃の明るく純粋なピアノの演奏に触れるうちに、再び音楽と向き合うことができるようになっていく。かけがえのない日々を過ごす2人だったが、ある日突然、雪乃は湊人の前から姿を消してしまう。”

 

★6月に読んだ本

『ブレイズメス1990』海堂 尊

『スリジエセンター1991』海堂 尊

『犬は知っている』大倉 崇裕

『極北ラプソディ2009』海堂 尊

㉛『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』(2014公開:スティーブン・ソマーズ)

5/2 Amazon primeにて鑑賞。

“オッド・トーマス(アントン・イェルチン)はダイナーに勤務する20歳のコックである一方、実は霊能力の持ち主。女の子の霊に導かれて殺人犯を捜し出すなど、死者が見えると放ってはおけない。そんなある日、ダイナーでボダッハという気持ち悪い悪霊を大量に見つける。ボダッハは流血の惨劇が近づいていることをときに現れる悪霊。オッドは町の危機を救うことができるのか……。”

 

㉜『青春18×2 君へと続く道』(2024公開:藤井道人)

5/3 イオンシネマにて公開記念舞台挨拶ライブビューイング 日本&台湾 同時中継鑑賞。

“18年前の台湾。高校3年生のジミー(シュー・グァンハン)はアルバイト先で4歳上の日本人バックパッカー、アミ(清原果耶)と出会い、天真爛漫でどこかミステリアスな彼女に恋心を抱く。アミもまた、ある秘密を抱えながらもジミーにひかれていく。しかし突然アミの帰国が決まり、意気消沈するジミーにアミはある約束を提案する。
現在。人生につまずいて久々に帰郷した36歳のジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取り、あの日の約束を果たすべく日本へ向けて旅立つ。東京から鎌倉・長野・新潟、そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女と過ごした日々の記憶がジミーの心によみがえる。”

 

㉝劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(2022公開:満仲勧)

5/5 Huluにて鑑賞。

“渋谷で執り行われていた警視庁捜査一課強行犯三係の佐藤美和子刑事の結婚式に暴漢が乱入し、彼女を守ろうとした高木渉刑事が負傷してしまう。そのころ、警察庁警備局警備企画課に所属する降谷零は、脱獄した連続爆破事件の犯人を追跡していた。かつて佐藤刑事が思いを寄せていた松田陣平刑事を殉職させた因縁の相手を追い詰めた降谷だが、そこへ現れた謎の人物に首輪爆弾を着けられてしまう。爆弾を解除しようとする江戸川コナンは、正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と一連の事件の関連を知る。”

 

㉞『ゲネプロ★7』(2023公開:堤幸彦)

5/9 WOWOWにて鑑賞。

“若者に人気の7人組ユニット「劇団SEVEN」(三浦海里、和田雅成、荒牧慶彦、佐藤流司、染谷俊之、黒羽麻璃央、高野洸)は、ハムレットやシーザーといったシェイクスピア作品の登場人物たちが、真の主役を奪い合う新作舞台「シェイクスピア・レジェンズ」の準備に取り掛かる。新メンバー・山井啓介(三浦)の加入が間近に迫る中、カリスマ的存在のリーダー・蘇我が急死。それ以降、稽古に身が入らず互いのミスを責め合うようになるなど、劇団の何かが狂い始める。さらにある秘密が明らかになったことで、疑念や焦燥感に駆られた7人は迷走していく。”

 

㉟劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(2023公開:立川譲)

5/11 Huluにて鑑賞。

“世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐ海洋施設「パシフィック・ブイ」が東京・八丈島近海に建設され、本格稼働に向けて世界各国のエンジニアが集結。顔認証システムを応用した、ある新技術のテストが行われていた。一方、コナンたち少年探偵団は、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていた。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員が、ドイツで黒づくめの組織のジンに殺害されたという知らせが入る。不穏に思ったコナンはパシフィック・ブイに潜入するが、そこでひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。そして、八丈島に宿泊していた灰原のもとにも黒い影が忍び寄る。”

 

㊱劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(2024公開:永岡智佳)

5/12 イオンシネマ 4DXにて鑑賞。

“北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届く。キッドの狙いは新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だったが、折しも函館で開催される剣道大会のため、服部平次やコナンも同地を訪れていた。平次はキッドの変装を見破り、追い詰めていく。時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で発見され、捜査線上には「死の商人」と呼ばれる日系アメリカ人の男の存在が浮上する。”

 

㊲『きっと見つける』(2023配信:スティーブン・ヘレク)

5/15 Netflixにて鑑賞。

“ある青年(ジョニー・バーチトールド)の飼っていた犬が、自然歩道アパラチアン・トレイルで行方不明になってしまう。青年は父親(ロブ・ロウ)と共に捜索に乗り出し、愛犬の足取りを追う中でさまざまな人と出会い、彼らの優しさに触れていく。”

 

㊳『碁盤斬り』(2024公開:白石和彌)

5/17 イオンシネマにて鑑賞。

“いわれのない嫌疑をかけられて藩を離れ、亡き妻の忘れ形見である一人娘・お絹(清原果耶)と共に貧乏長屋で暮らす浪人・柳田格之進(草彅剛)。落ちぶれても武士の誇りを捨てず、趣味の囲碁にもその実直な人柄が表れており、うそ偽りない勝負を心掛けていた。しかし、あるきっかけから隠されていた真実が明らかになり、格之進は娘のために命懸けの復讐を誓う。”

 

㊴『帰ってきたあぶない刑事』(2024公開:原廣利)

5/27 イオンシネマにて鑑賞。

“定年退職後にニュージーランドで探偵をしていた鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)が、横浜に帰ってくる。その夜、横浜で香港在住の日本人弁護士が殺害される事件が起き、鷹山は事件に違和感を覚える。ある日、二人のもとに行方の分からない母親を捜してほしいと永峰彩夏(土屋太鳳)がやってくる。彩夏の母親を知る鷹山と大下は、それぞれ彼女が自分の娘かもしれないと疑う。”

 

㊵『映画 からかい上手の高木さん』(2024公開:今泉力哉)

5/31 イオンシネマにて鑑賞。

とある島の中学校。隣の席の女子・高木さんにからかわれている西片は、何とかやり返そうとするも、いつも彼女に見透かされて失敗してしまうのだった。そんなからかいバトルを繰り広げる中、高木さんが島を離れることになり、二人は離れ離れになってしまう。それから10年後、母校の体育教師となった西片(高橋文哉)は、教育実習生として島に戻ってきた高木さん(永野芽郁)と再会する。

 

㊶『告白 コンフェッション』(2024公開:山下敦弘)

5/31 イオンシネマにて鑑賞。

“大学の山岳部OBで親友同士の浅井啓介(生田斗真)とリュウ・ジヨン(ヤン・イクチュン)は、登山中に猛吹雪に見舞われ遭難する。大けがをして死を覚悟したジヨンは、かつて登山中に行方不明となり、事故死とされた同級生・西田さゆり(奈緒)は自分が殺害したのだと告白。長年抱えてきた罪の意識から解放されるジヨンだったが、その直後、事態は急転して二人は一命を取り留める。山小屋で救助隊が来るのを待つ間、二人の間には不穏な空気が流れ始める。”

 

リーディングシアター「シャーロック・ホームズシリーズ」『四つの署名』

5/6 サンシャイン劇場にて観劇。

 

『静かにしないで』

5/26 下北沢シアター711にて観劇。

“舞台はある兄弟が営むゴーストレストラン。コロナ禍によって大きく売上を伸ばしたが、コロナの落ち着きとともに淘汰され、閉店することが決まった。 最終営業日を終え片付けをしていると、なぜか配達員がやって来て・・・。

これは、ないかもしれない希望に向かって、それでも生きていこうとする人間たちの物語である。”

 

★5月に読んだ本

『ある閉ざされた雪の山荘で』東野 圭吾

『ブラックペアン1988』海堂 尊

『笑うマトリョーシカ』早見 和真

『株式会社タイムカプセル社 新版 十年前からやってきた使者 』喜多川 泰

『君と会えたから……』喜多川 泰

㉕『あつい胸さわぎ』(2023公開:まつむらしんご)

4/4 WOWOWにて鑑賞。

“港町の古い一軒家で母・昭子(常盤貴子)と二人で暮らす武藤千夏(吉田美月喜)は、念願の芸大に合格する。作家を目指す彼女は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」に苦慮しつつも、初恋の相手である幼なじみ・川柳光輝(奥平大兼)と再会したときの胸の高鳴りを小説につづろうとする。一方、母の昭子も職場に赴任してきた木村基春(三浦誠己)の存在が気になっており、久々のときめきに胸を弾ませていた。ある日、昭子は千夏の部屋で見つけた乳がん検診の再検査通知に動揺する。”

 

㉖『ドロステのはてで僕ら』(2020公開:山口淳太)

4/10 WOWOWにて鑑賞。

“雑居ビルの2階でテレビからの声に気づいたカトウ(土佐和成)は、画面を見ると自分の姿があり、自分は2分後のお前だといわれる。ぼう然とするカトウは、2階の部屋と1階のカフェが2分の時差でつながっていることを知る。やがて“タイムテレビ”の存在がわかると、周囲の人々はもっと先のことまで見ることができないかと考える。”

 

㉗『リバー、流れないでよ』(2023公開:山口淳太)

4/16 WOWOWにて鑑賞。

“京都・貴船にある老舗料理旅館「ふじや」。仲居のミコト(藤谷理子)は、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを女将に呼ばれて仕事に向かうが、2分前にいた貴船川のほとりに戻ってしまう。ミコト以外の番頭、仲居、料理人、宿泊客たちも、2分間のタイムリープを実感しており、協力して原因を突き止めようとする中、貴船一帯に異変が生じ始める。ミコトはある思いを抱えながら、そんな状況を眺めていた。”

 

㉘『Bittersand』(2021公開:杉岡知哉)

4/17 日本映画専門チャンネルにて鑑賞。

”目標を見いだすこともなく、何も考えずに毎日をやり過ごしている吉原暁人(井上祐貴)。ある日、彼は高校時代の同級生でひそかに思いを寄せていた石川絵莉子(木下彩音)と偶然の再会を果たす。それを機にお互いの暗い過去がよみがえり、絵莉子が過去の全てを拒絶して生きているのを目の当たりにした暁人は、目を背けてきた思い出を塗り替えようと、ある計画を立てる。”

 

㉙『陰陽師0』(2024公開:佐藤嗣麻子)

4/21 イオンシネマにて鑑賞。

“平安時代、呪いやたたりから都を守る陰陽師の省庁であるとともに彼らを育成する学校でもある「陰陽寮」が政治の中心にあった。安倍晴明(山崎賢人)は、呪術の天才と呼ばれる存在でありながら、陰陽師になる意欲や興味がない変わり者としても知られている。ある日晴明は、貴族の源博雅(染谷将太)から徽子女王(奈緒)を襲う怪奇現象の調査を頼まれる。晴明と博雅がぶつかり合いながら調査を進める中、ある学生の変死をきっかけに、平安京を揺るがす巨大な陰謀と呪いの存在が浮かび上がる。”

 

㉚『あまろっく』(2024公開:中村和宏)

4/27 ピカデリー新宿にて鑑賞。

“39歳の近松優子(江口のりこ)は仕事に情熱を注いで生きてきたが、理不尽なリストラで失業して以来、実家でニートのように暮らしている。一方、優子の父で町工場を営む竜太郎(笑福亭鶴瓶)は、「人生に起こることは何でも楽しまな」を口癖に近所の住民たちと面白おかしく毎日を過ごしていた。ある日、竜太郎が再婚すると言って20歳の早希(中条あやみ)を優子に紹介する。優子は19歳年下の義母を受け入れられないまま、3人での共同生活を送り始める。”

 

★4月に読んだ本

『完全犯罪に猫は何匹必要か』東川 篤哉

『交換殺人には向かない夜』東川 篤哉

『なれのはて』加藤シゲアキ

『きこえる』道尾 秀介

『オーライウトーリひなた猫』青木奈緖

⑯『52ヘルツのクジラたち』(2024公開:成島出)

3/4 イオンシネマにて鑑賞。

“東京から海辺の町の一軒家へ越した貴瑚(杉咲花)は、家族からの虐待を受けて声を出せなくなった、ムシ(桑名桃李)と呼ばれる少年と出会う。自身も家族に虐待されていた過去を持つ貴瑚は、彼を放っておくことができずに一緒に暮らし始める。貴瑚と平穏な日々を送るうちに、夢も未来もなかったムシにある願いが芽生えていく。それをかなえようと動き出した貴瑚は、かつて虐待を受けていた自分が発していた、声なきSOSを察知して救い出してくれた安吾(志尊淳)との日々を思い出す。”

 

⑰『ゴールド・ボーイ』(2024公開:金子修介)

3/11 イオンシネマにて鑑賞。

“沖縄。実業家一家の婿養子である東昇(岡田将生)は、義父母を殺害して富と地位を奪おうと、綿密な計画を立てる。計画通りに義父母をがけから突き落とした昇だが、その様子を13歳の安室朝陽(羽村仁成)らが偶然にもカメラで捉えていた。朝陽は母子家庭で経済的な余裕がなく、仲間もさまざまな問題を抱えており、すべてを金で解決しようと、昇を脅迫する。昇と朝陽らが駆け引きを繰り広げる一方で、両親の死に不審を抱く昇の妻・静(松井玲奈)は従兄弟の刑事・厳(江口洋介)に相談を持ちかける。”

 

⑱『映画 マイホームヒーロー』(2024公開:青山貴洋)

3/11 イオンシネマにて鑑賞。

“娘に危害を加えようとした恋人を殺害し、彼が所属していた犯罪組織との攻防を何とか切り抜けたサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。7年後、山中に埋めたはずの死体が土砂崩れによって発見され、警察官となった娘・零花(齋藤飛鳥)は、恋人を殺したのが父・哲雄ではないかと疑念を抱く。一方、死体とともに消えた10億円の行方を追う組織のボス・志野寛治(津田健次郎)は、再び哲雄に狙いをつける。さらに、かつて哲雄の策略によりぬれぎぬを着せられ、逃亡生活を送っていた間島恭一(高橋恭平)が姿を現す。”

 

⑲『市子』(2024公開:戸田彬弘)

3/20 Amazon primeにて鑑賞。

“3年間共に暮らしてきた恋人・長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズされた翌日、突如姿を消した川辺市子(杉咲花)。ぼうぜんとする義則の前に彼女を捜しているという刑事・後藤(宇野祥平)が現れ、信じ難い話を明かす。市子の行方を追って、義則は彼女と関わりのあった人々に話を聞くうち、彼女が名前や年齢を偽っていたことが明らかになっていく。さらに捜索を続ける義則は、市子が生きてきた壮絶な過去、そして衝撃的な事実を知る。”

 

⑳『四月になれば彼女は』(2024公開:山田智和)

3/22イオンシネマにて鑑賞。

“4月のある日、結婚を間近に控えた精神科医・藤代俊(佐藤健)のもとに、かつて交際していた伊予田春(森七菜)から手紙が届く。ボリビア・ウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶がつづられていた。そんなとき、俊の婚約者・坂本弥生(長澤まさみ)が謎めいた言葉を残して姿を消す。春はなぜ手紙を書いてきたのか、そして弥生はなぜ失踪したのか。戸惑う俊が愛する人を探し求める中で、二つの謎がつながっていく。”

 

㉑『658km、陽子の旅』(2023公開:熊切和嘉)

3/25 WOWOWにて鑑賞。

“就職氷河期世代である42歳の独身女性・陽子(菊地凛子)は、人生を諦めてフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。そんなある日、かつて夢への挑戦を反対され20年以上疎遠になっていた父(オダギリジョー)の訃報を受けた彼女は、従兄の茂(竹原ピストル)やその家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうことに。しかし、茂の家族は途中のサービスエリアで子どもが起こしたトラブルに気を取られ、陽子を置き去りにして行ってしまう。所持金もなくヒッチハイクで故郷を目指すことにした陽子は、道中で出会ったさまざまな人たちとの交流によって心を癒されていく。”

 

㉒『告白、あるいは完璧な弁護』(2023公開:ユン・ジョンソク)

3/25 WOWOWにて鑑賞。

“IT企業の社長ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の不倫相手であるキム・セヒ(ナナ)が、ホテルの密室で不審死を遂げる。彼女の殺害容疑をかけられたミンホは身の潔白を証明するため、すご腕の弁護士ヤン・シネ(キム・ユンジン)を雇って事件の真相解明に乗り出す。彼は事件前日に起きた交通事故がセヒ殺害に関わっているかもしれないと告白し、事件の再検証が始まる。そんなとき、突如現れた目撃者の存在によって事態は思わぬ方向へと向かう。”

 

㉓『オッペンハイマー』(2024公開:クリストファー・ノーラン)

3/29 イオンシネマにて鑑賞。

“ドイツで理論物理学を学び、博士号を取得したJ・ロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィ)は、アメリカへ帰国する。第2次世界大戦中、極秘プロジェクト「マンハッタン計画」に参加した彼は、世界初の原子爆弾の開発に成功する。しかし実際に原爆が広島と長崎に投下されると、その惨状を知ったオッペンハイマーは苦悩する。冷戦時代に入り、核開発競争の加速を懸念した彼は、水素爆弾の開発に反対の姿勢を示したことから追い詰められていく。”

 

㉔『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(2023公開:金子由里奈)

3/30 WOWOWにて鑑賞。

“京都にある大学に入学した七森(細田佳央太)は男らしさや女らしさといった考え方が苦手だった。学科の懇親会で同級生の麦戸(駒井蓮)と意気投合した七森は、麦戸と「ぬいぐるみサークル」を見学することにする。そのサークルは、生きづらさを抱えた学生たちが人には言うことのできない悩みなどをぬいぐるみに話すという場だった。”

 

“名作に触れる”シリーズ 第1回「江戸川乱歩 短編集」~『人間椅子』『指』『ニ癈人』

3/15 ザムザ阿佐ヶ谷にて観劇。

 

★3月に読んだ本

『十角館の殺人』綾辻行人

『二癈人』江戸川乱歩

『ドンナビアンカ』誉田哲也

『田舎の刑事の趣味とお仕事』滝田 務雄

『幸せジャンクション~キャンピングカーが運んだ小さな奇跡』香住 泰

⑨『夜明けのすべて』(20242公開:三宅唱)

2/10 TOHOシネマズにて公開記念舞台挨拶ライブビューイング×2

2/19 イオンシネマにて鑑賞。

“月に1度、PMS(月経前症候群)の影響で激しいイライラを感じてしまう藤沢美紗(上白石萌音)は、転職してきたばかりの同僚・山添孝俊(松村北斗)のささいな行動をきっかけに、ストレスを爆発させてしまう。その後美紗は、やる気がなさそうに見える孝俊が実はパニック障害を患っており、生きがいや気力も失っていることを知る。互いの事情を知った二人は職場の人たちの理解に支えられながら、同志のような関係を築いていく。”

 

⑩『身代わり忠臣蔵』(2024公開:河合勇人)

2/12 イオンシネマにて鑑賞。

“嫌われ者の旗本・吉良上野介(ムロツヨシ)からの陰湿ないじめに耐えかねた赤穂藩主・浅野内匠頭(尾上右近)が、江戸城内で吉良に斬りかかった。赤穂藩主は当然切腹となったが、実は斬られた吉良も逃げ傷で瀕死の状態に陥っていた。逃げて死んだとなれば武士の恥、お家取り潰しも免れない。そこで吉良家家臣の提案により、上野介にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして幕府を騙し抜こうという前代未聞の作戦が実行されることに。一方、切腹した赤穂藩主の部下・大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討ちの機会をうかがっているように見えたが……。”

 

⑪『白鍵と黒鍵の間に』(2023公開:冨永昌敬)

2/23 WOWOWにて鑑賞。

“昭和63年、銀座のキャバレー。ジャズピアニストを夢見る博(池松壮亮)は店を訪れた男(森田剛)に「あの曲」をリクエストされ、「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏する。ところが、その曲をリクエストできるのは銀座一帯を牛耳るヤクザの会長・熊野(松尾貴史)だけで、演奏を許可されているのも会長がひいきにするピアニスト・南(池松壮亮)だけだった。博がその曲を演奏したことで、二人のピアニストの運命が大きく狂い始める。”

 

⑫『極主夫道 ザ・シネマ』(2022公開:瑠東東一郎)

2/25 Netflixにて鑑賞。

“かつて裏社会で「不死身の龍」と恐れられた龍(玉木宏)は、美久(川口春奈)との結婚を機に極道の世界から足を洗い、今は専業主夫として多忙な日々を送っていた。そんな中、地上げを企て町に進出してきた不動産会社社長・近藤(吉田鋼太郎)は、白石(安達祐実)が園長を務める「かりゅう保育園」の土地を狙って嫌がらせを繰り返す。彼らに立ち退きを迫られる保育園を助けようと、龍は元舎弟の雅(志尊淳)や仲間たちと共に奔走する。”

 

⑬『落下の解剖学』(2024公開:ジュスティーヌ・トリエ)

2/26 イオンシネマにて鑑賞。

“ 人里離れた雪山の山荘で、視覚障害をもつ11歳の少年(ミロ・マシャド・グラネール)が血を流して倒れていた父親(スワン・アルロー)を発見し、悲鳴を聞いた母親(ザンドラ・ヒュラー)が救助を要請するが、父親はすでに息絶えていた。当初は転落死と思われたが、その死には不審な点も多く、前日に夫婦ゲンカをしていたことなどから、妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられていく。息子に対して必死に自らの無罪を主張するサンドラだったが、事件の真相が明らかになっていくなかで、仲むつまじいと思われていた家族像とは裏腹の、夫婦のあいだに隠された秘密や嘘が露わになっていく。”

 

⑭『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014公開:ウェス・アンダーソン)

2/28 Amazon primeにて鑑賞。

“1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。”

 

⑮『パレード』(2024配信:藤井道人)

2/29 Netflixにて鑑賞。

“瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤まさみ)。離ればなれになったひとり息子の良を捜す彼女は、道中でアキラ(坂口健太郎)という青年や元ヤクザの勝利(横浜流星)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)らと出会い、やがて自分がすでに亡くなっていること、未練を残して世を去ったため、まだ“その先”に行くことができずにいることを知る。そしてアキラたちもまた、さまざまな理由でこの世界にとどまっていた。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を捜すパレードに参加したことをきっかけに、少しずつ心が変化していく。”

 

『ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち』

2/12 パルテノン多摩にてプレビュー公演観劇。

“産業革命が始まった18世紀のロンドン。工場が忙しく稼働し続け、そこから生れる利益が個人の身分まで変える時代に、人々を一気に注目させた事件が発生する。シェイクスピアの遺作と聞けば誰もが熱狂するロンドンの社会に、ある父子がシェイクスピアの遺作とされる戯曲の偽作議論で裁判にかけられることになったのだ。息子の為に情熱的な弁論を繰り広げるウィリアム・サミュエル・アイアランド(駒田 一)、陳述のかわりに自分の話を始めるウィリアム・ヘンリー・アイアランド(大内リオン)、そして新しい遺作を持って現れた未知の紳士H(岡 幸二郎)。
この裁判の結果は果たしてどうなるのか? ウィリアム親子の運命は如何に・・・。”

 

★2月に読んだ本

『リボルバー・リリー』長浦 京

『ドルチェ』誉田 哲也

『室町無頼(上)』垣根 涼介

『町無頼室(下)』垣根 涼介

 

➀『ある閉ざされた雪の山荘で』(2024公開:飯塚健)

1/12 イオンシネマにて鑑賞。

劇団に所属する7人の役者(重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、間宮祥太朗)のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。

 

②『カラオケ行こ!』(2024公開:山下敦弘)

1/12 イオンシネマにて鑑賞。

中学校で合唱部の部長を務める岡聡実(齋藤潤)は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児(綾野剛)からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長(北村一輝)が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。

 

③『ゴールデンカムイ』(2024公開:久保茂昭)

1/19 イオンシネマにて鑑賞。

日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一(山崎賢人)。ある目的のため一獲千金を狙う彼は、北海道の山奥で砂金採りに明け暮れていた。そんなある日、杉元はアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕まる直前に金塊を隠し、その在処を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させた。金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパ(山田杏奈)に救われる。彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともにすることに。一方、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉(玉木宏)と、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組副長・土方歳三(舘ひろし)も、それぞれ金塊の行方を追っていた。

 

④『夜明けまでバス停で』(2022公開:高橋伴明)

1/19 WOWOWにて鑑賞。

昼間は自作のアクセサリーを売り、夜は焼き鳥屋で住み込みのパートとして働く北林三知子(板谷由夏)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で職と住まいを失う。新たな仕事もなくファミリーレストランや漫画喫茶も閉まっており、行き場のない彼女の目に留まったのはバス停だった。一方、三知子が働いていた焼き鳥屋の店長・寺島千晴(大西礼芳)もさまざまな問題に頭を悩ませていた。誰にも弱みを見せられないままホームレスとなった三知子は、公園で古参ホームレスのバクダン(柄本明)と出会う。

 

⑤『小説の神様 君としか描けない物語』(2020公開:久保茂昭)

1/24 Netflixにて鑑賞。

中学生のときに作家としてデビューしたが、作品はこき下ろされ売り上げもイマイチな高校生小説家の千谷一也(佐藤大樹)と、同じクラスの人気者でヒット作連発の小余綾詩凪(橋本環奈)に、読者の心を大きく動かすベストセラーの共作を編集者(山本未來)から依頼される。衝突しながら二人で創作に励むうちに、一也は詩凪の秘密を知る。

 

⑥『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(2024公開:菅原伸太郎)

1/26 イオンシネマにて鑑賞。

謎の感染症により「ゴーレム」と呼ばれるゾンビで溢れかえった日本。ゴーレムウイルスに感染した恋人・小笠原来(中条あやみ)を亡くした間宮響(竹内涼真)は、彼女との間に生まれた娘・ミライを何者かに連れ去られてしまう。ウイルスの抗体を持つ来美の娘であるミライは、人類最後の希望の都市とされる「ユートピア」で、ゴーレムウイルスに対するワクチン開発の研究材料として捕らえられたのだった。そのことを知った響はミライを救い出すため、仲間たちと共にユートピアを目指す。

 

⑦『サイレントラブ』(2024公開:内田英治)

1/27 イオンシネマにて舞台挨拶ライブビューイングにて鑑賞。

夢も希望もなく日々漫然と過ごしていた青年・蒼(山田涼介)は、ある日、事故で目が不自由になった音大生・美夏(浜辺美波)と出会う。夢が途絶えかけようとしている中でもピアニストを目指す美夏に心を動かされ、蒼は彼女をあらゆる危険から守ろうとする。しかし、ある出来事から声を発しなくなった蒼が思いを伝える方法は、彼女の手のひらに指で触れることと、ガムランボールの音色だけだった。

 

⑧『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(2023公開:酒井麻衣)

1/31 Amazon primeにて鑑賞。

丹羽茜(久間田琳加)はマスクを手放せず、常に周囲の空気を読みながら高校生活を送っていた。本当の自分と周囲からのイメージの違いに悩む中、銀髪のクラスメートの深川青磁(白岩瑠姫)と言葉を交わすようになる。茜は自分のことを平然と「嫌い」だと告げてくる青磁に戸惑いながらも、彼が描く絵と性格に惹かれる。少しずつ距離を近づけていく茜と青磁だったが、彼らはある秘密を抱えていた。

 

『Last Stage 「売春捜査官」』(演出 カガミ想馬)

1/21 シアターKASSAIにて観劇。

 

★1月に読んだ本

『ぼっちママ探偵: 最後の一行まで真実は謎』南口 綾瀬

『マスカレード・イブ』東野 圭吾

『もういちどベートーヴェン』中山 七里

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野 圭吾

『隣人を疑うなかれ』織守きょうや

93『怪物の木こり』(2023公開:三池崇史)

12/2 イオンシネマにて舞台挨拶ライブビューイング鑑賞。

「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が斧で相手の頭を割り、脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰(亀梨和也)を定めた。しかし二宮の本性は、犯人をも上回るほどの冷血非情なサイコパスだった。犯人はなぜ脳を奪い、なぜ二宮を標的にしたのか。事件の捜査が進められるなかで、警視庁の天才プロファイラー・戸城(菜々緒)、二宮の婚約者の映美(吉岡里帆)、二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外科医・杉谷(染谷将太)、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)ら、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混迷していく。

 

94『隣人X  疑惑の彼女』(2023公開:熊澤尚人)

12/4 新宿ピカデリーにて鑑賞。

故郷の惑星の紛争によって宇宙から難民として地球にやってきた「X」と呼ばれる生命体が世界中に溢れ、各国がその対処に苦慮する中、日本はアメリカに追随するように彼らの受け入れを決める。Xは人間にそっくりな姿で日常に紛れ込み、人々はXを見つけ出そうと躍起になって社会に不安や動揺が広がっていく。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のある柏木良子(上野樹里)の追跡を開始。自身の正体を隠しながら良子に接近し、ふたりは徐々に距離を縮めていく。やがて良子に対して本当の恋心を抱くようになった笹は、彼女への思いと罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれそうになりながらも、ある真実にたどり着く。

 

95『宮松と山下』(2022公開:関友太郎・平瀬謙太朗・佐藤雅彦)

12/8 WOWOWにて鑑賞。

エキストラ俳優の宮松(香川照之)は、時代劇で弓に射られたり、大勢のヤクザの1人として路上で撃たれたり、ヒットマンの凶弾に倒れたりと、名もなき殺され役を演じてばかりいる。慎ましく静かな日々を送る宮松だったが、実は彼は過去の記憶をすべて失っていた。自分について何も思い出せないまま、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続ける彼のもとに、ある日男が訪ねてきて……。

 

96『PERFECT DAYS』(2023公開:ビム・ベンダース)

12/23 TOHOシネマズ府中にて鑑賞。

東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみであり、人生は風に揺れる木のようでもあった。そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた。そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていく。

 

97『恋のいばら』(2023公開:城定秀夫)

12/24 WOWOWにて鑑賞。

図書館に勤める富田桃(松本穂香)は、自分を振った元恋人・湯川健太朗(渡邊圭祐)のSNSを見て、彼に真島莉子(玉城ティナ)という新しい恋人がいることを知る。自分とは正反対の洗練された莉子に興味を抱いた桃は本人を特定し、ある理由から彼女に直接会いに行く。桃は莉子に、健太朗が撮った自分との秘密の写真データを取り返したいと話し、桃と莉子は秘密の共犯関係に陥っていく。

 

98『ほつれる』(2023公開:加藤拓也)

12/28 Amazon primeにて鑑賞。

夫・文則(田村健太郎)との関係がすっかり冷え切っている綿子(門脇麦)は、友人の紹介で知りあった男性・木村(染谷将太)と頻繁に会うようになる。ある日、綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こり、日常の歯車は徐々に狂い出していく。

 

99『オットーという男』(2023公開:マーク・フォースター)

12/30 Amazon primeにて鑑賞。

町の嫌われ者でいつもご機嫌斜めなオットー(トム・ハンクス)。曲がったことが許せない彼は、近所を毎日パトロールしてはルールを守らない人に説教を垂れ、挨拶をされても仏頂面で、野良猫には八つ当たりをするなど、面倒で近寄り難い存在だった。しかし、そんなオットーも人知れず孤独を抱えている。最愛の妻に先立たれ、仕事も失った彼は、自らの人生を終わらせようとしていた。ところが、向かいの家に越してきた陽気な女性マリソル(マリアナ・トレビーニョ)とその家族が、なにかと邪魔をして、死のうと思っても死ぬことができない。しかし、そんな迷惑なはずの一家の出現が、彼の人生を変えてくことになる。

 

100『7人の女たち』(2022配信:アレッサンドロ・ジェノベージ)

12/30 Netflixにて鑑賞。

舞台は1950年代のイタリア北部。雪が降りしきるクリスマスイブの朝、森の中の豪邸で、家長・マルチェッロの死体が発見された。背中からナイフで一突き、血まみれで自室のベッドの上にうつぶせに倒れている。雪に閉ざされた密室状態の屋敷にいるのは以下の6人。全員が容疑者だ。マルチェッロと25年連れ添った妻マルゲリータ(マルゲリータ・ブイ)。マルゲリータの実母ラケーレ(オルネッラ・バノーニ)、足が悪く車椅子で生活している、酒浸り、どケチ。マルゲリータの妹アゴスティーナ(サブリナ・インパッチャトーレ)、文学少女がそのまま大人になった、男性とつきあったことがない。マルチェッロ&マルゲリータの長女スザンナ(ディアナ・デル・ブーファロ)、ミラノからクリスマス休暇のために帰省した。スザンナの妹カテリーナ(ベネデッタ・ポルカローリ)、10代。3カ月前に雇われたメイドマリア(ルイーザ・ラニエリ)、料理上手。電話線が何者かによって切断されて警察に通報することができなくなり、車の配線も切断されて身動きが取れなくなる。お互いへの疑心暗鬼が強まっていく中で、紫色のコートをまとったブロンド美女、ベロニカ(ミカエラ・ラマツォッティ)という女性が現れる。

 

★12月に読んだ本

『アミュレット ホテル』方丈 貴恵

『准教授・高槻彰良の推察9 境界に立つもの』澤村 御影

『さよならドビュッシー 前奏曲~要介護探偵の事件簿』中山 七里

『どこかでベートーヴェン』中山 七里