書くね
丸めてもまるめても
身体はどこもあたたまらない
冷えきる肢体は
もうないのかもしれない
右のグラフはどんどん上がっていって
したにみえる海には
紫にひかる水しぶき
流れの速い矢印と矢印は
ぶつかり合い
すれ違いぎわに
こすれ合い
にらみつける
一粒のかけらも残さないまま
のまれる
全力で走るかれには
どうか
どうか
かみさま
『まごごろ』
をあげてください
いっかいでいい
同じ方向をむく矢印を
かれがしることのできるように
身体はどこもあたたまらない
冷えきる肢体は
もうないのかもしれない
右のグラフはどんどん上がっていって
したにみえる海には
紫にひかる水しぶき
流れの速い矢印と矢印は
ぶつかり合い
すれ違いぎわに
こすれ合い
にらみつける
一粒のかけらも残さないまま
のまれる
全力で走るかれには
どうか
どうか
かみさま
『まごごろ』
をあげてください
いっかいでいい
同じ方向をむく矢印を
かれがしることのできるように
ちいさくても おおきくても
どんなに力を入れても
肩に入れた力はぬけない
涙なんか久しぶりだ
弱味なんかみせないよ
だっておいしいコーラに
もうすぐ もうすぐ
手が届くんだ
だけどさ
なんだろう
なんなんだろう
「一人じゃないよ」
そう歌う あの子はどこ
口放命も一瞬には勝てないみたい
できるだけ長く
時間を使って目を合わせようよ
あなたを見ていたい
景色の中に取り込むことなんかしない
肩に入れた力はぬけない
涙なんか久しぶりだ
弱味なんかみせないよ
だっておいしいコーラに
もうすぐ もうすぐ
手が届くんだ
だけどさ
なんだろう
なんなんだろう
「一人じゃないよ」
そう歌う あの子はどこ
口放命も一瞬には勝てないみたい
できるだけ長く
時間を使って目を合わせようよ
あなたを見ていたい
景色の中に取り込むことなんかしない
まつげに乗っているゴミにさえ気付かないのに
通り過ぎる 自動車のかぜ
刺すような日差しの ちから
笑わないあの子の 笑顔 (笑えない)
話さないあの子の 笑声 (話せない)
己具現(子供の顔の眉間のしわ)
その真横を過ぎる父親のアパシー
光ふりまき 音を発し 私を離さない ツール
繋がれない 声色 (上へ 下へ)
自ら枯れる茎
我子に見送られる母親の震え
やさしくない器に産み落とされてゆく
小さくて まあるい暖かみ
いきなり 飛び出してきたかのような
超現実的出来事
ためらいのない 電子文字(新商品)
刺すような日差しの ちから
笑わないあの子の 笑顔 (笑えない)
話さないあの子の 笑声 (話せない)
己具現(子供の顔の眉間のしわ)
その真横を過ぎる父親のアパシー
光ふりまき 音を発し 私を離さない ツール
繋がれない 声色 (上へ 下へ)
自ら枯れる茎
我子に見送られる母親の震え
やさしくない器に産み落とされてゆく
小さくて まあるい暖かみ
いきなり 飛び出してきたかのような
超現実的出来事
ためらいのない 電子文字(新商品)
