新型コロナウイルスの感染予防対策として、岡山大病院(岡山市北区鹿田町)は24日から、外来を訪れる患者や付き添いの家族ら院内に入る全ての人を対象に検温を始める。
病院への入り口を外来診療棟の1カ所に集約し、玄関口で体温を測る。37・5度以上の発熱があれば、近くのテントで看護師が再度、検温と問診を行った後、院内の隔離スペースに誘導。医師が院内での診察が可能かどうかを判断する。
同病院は「院内感染が起きれば、岡山県全体の医療崩壊の引き金になり得る。理解と協力をお願いしたい」としている。
新型コロナウイルスの感染予防対策として、岡山大病院(岡山市北区鹿田町)は24日から、外来を訪れる患者や付き添いの家族ら院内に入る全ての人を対象に検温を始める。
病院への入り口を外来診療棟の1カ所に集約し、玄関口で体温を測る。37・5度以上の発熱があれば、近くのテントで看護師が再度、検温と問診を行った後、院内の隔離スペースに誘導。医師が院内での診察が可能かどうかを判断する。
同病院は「院内感染が起きれば、岡山県全体の医療崩壊の引き金になり得る。理解と協力をお願いしたい」としている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大に伴う研修医やリタイア医師の活動について、西村康稔経済再生担当相は4月16日の参院議院運営委員会で、「場合によって研修医が現場に出ることもあり得る。引退したお医者さんで元気な方も、現場に行くのはリスクがあるが、帰国者・接触者相談センターで電話の相談を受けている例もある。総力を挙げて医療現場をしっかりと支えていきたい」と答弁した。国民民主党の川合孝典氏の質問に答えた。同委員会で、西村担当相は緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大することを説明した(『緊急事態宣言、全国に対象を拡大』を参照)。
西村担当相は、潜在看護師の確保についても、「厚生労働省や日本看護協会と連携し、5万人を超えるナースセンターの潜在登録者に復職を呼び掛けて調整を行っている」と答弁。対象地域拡大の背景に、「地方の医療体制をしっかりと守らなければならないとの専門家の意見があった。現場でウイルスと闘っている医療従事者の方には本当に敬意を表したいし、全力でバックアップしなければならない」と述べた。
また、緊急事態宣言の拡大に伴う各知事への説明について西村担当相は、全国知事会会長で徳島県知事の飯泉嘉門氏と感染症対策の責任者の一人である鳥取県知事の平井伸治氏、北海道、京都府、茨城、石川、岐阜、愛知の各県の知事には電話で事情を説明したと答弁し、全ての知事への連絡は行っていなかったことを明らかにした。立憲民主党の斎藤嘉隆氏の質問に答えた。
斎藤氏は「午後4時に突然(全国に拡大すると)話が出た。何をばたばたしているのか。行き当たりばったりとしか思えない。十分な議論がなされたのか」と批判。西村担当相は「連日時間をかけて専門家の皆さんに分析いただき、大型連休を控える中、各県でしっかりと対応しないと全国的なまん延につながる恐れがあると意見をいただき決めた」とし、議論を尽くしたものだと強調。事前に電話で説明した6道府県については、「足元で感染が拡大している県では取るべき措置に差がある、基本的対処方針で差を付けようという議論があった」と、他県との違いを説明した。
議員からは、閣議決定した補正予算案の組み替えが指示されたことにより審議が遅れることに批判が相次いだ。西村担当相はこれに対し、「一日も早く補正予算案を提出し成立させ、一日も早く困っている方のお手元に届けくようにしたい。もし遅れるようなことがあれば申し訳ない気持ちでいっぱい」と回答。また、地方自治体に配分される臨時交付金の1兆円が過少であるとの批判に対しては、「できる限り自由度をもって使えるように対応したい」と述べた。
新型コロナウイルスに感染して重い肺炎になった患者53人に、エボラ出血熱の治療薬として開発された「レムデシビル」を使ったところ、68%で症状が改善したことがわかった。日米などの研究チームが米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に発表した。
対象としたのは、通常の呼吸では肺から十分に酸素を取り込めなくなった患者。日本の医療機関で治療を受ける9人と、アメリカ、ヨーロッパ、カナダの計53人に10日間、レムデシビルを使った。開始から28日目までの治療成績では68%にあたる36人で呼吸状態が改善した。25人が退院した一方、7人が死亡、6人は依然重症。
レムデシビルはエボラ出血熱の治療を目的に開発された。試験管レベルの実験で新型コロナウイルスの増殖を抑える効果がわかっている。
ただヒトでの効果を判断するには、薬を使う患者と使わない患者を無作為に分けて治療結果を比較する試験(RCT)が必要だ。今回の報告とは別に、米日韓などが約400人を対象にこうした試験を進めている。今回は患者全員にレムデシビルを使っており、チームは「効果の測定にはRCTが必要」としている。
【参考文献】https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2007016?query=RP
WHOがインフルエンザと比較した新型コロナウイルスの特徴は以下のようなもの。
感染力はインフルエンザが1人→1.4〜4人に対して、新型コロナウイルスは1.4〜2.5人。
致死率はインフルエンザが1%未満に対して、新型コロナウイルスは3.4%。
新型コロナウイルスはインフルエンザよりも重症化しやすい。
密閉空間でクラスター(集団感染)が発生している新型コロナウイルス。
クラスターが確認された場所は、北海道のさっぽろ雪まつりと展示会、東京都の屋形船と病院、千葉県のスポーツジム、神奈川県の病院、新潟県の卓球スクール、愛知県のスポーツジム、大阪府のライブハウス、和歌山県の病院など、わかっているだけでも国内で10カ所に及ぶ。
ウイルス自体の『型』についても新たにわかった。『L型』『S型』ふたつの型があり、『L型』の方が感染力が強い。
S型の方が古いタイプ、動物から来た形に近い。そこからおそらく進化したのがL型かで、こちらの方が感染力が強い。興味深いことに、武漢から出てきたウイルスはほとんどL型。ところがそのあと、S型が少し優勢になってきている。PCR検査で陰性が確認された後で、再び陽転化した患者がいるのは、2つの型に感染した可能性も考えられる。
今後どちらが優勢になるかも観察する必要がある。