運命の歯車 ♯2 | 自衛隊に生きる力を奪われた話

自衛隊に生きる力を奪われた話

でも、これから取り戻すし~!

さかのぼることウン年前…

 

『鶏じゃがクン、君さ。内申点悪いから行ける高校はココと、ん~ココくらいかな?ほかはペケだね。』

 

 

 

↑人間、極度の衝撃を覚えるとこんな顔になるんですね、いまでもよく覚えています

 

私は、はちゃめちゃに頭が悪いです。どちらかというと引きこもり体質でした。

 

そのおかげもあり、行ける高校は不良の溜まり場(マジで殺される)のようなところしか残っていませんでした。

 

学校もロクに行ってない私はなんか変にプライドがあり、

 

『いや~、もうちょっと頭良いところ行きたいし~』

 

とか思ってました。過去の自分を川底に沈めたい想いでいっぱいです。

 

さて、そうは言っても内申点という大きな壁があったこともあり、どうやら観念するしかないか、と日々痛感しておりました。

 

と、そんなとき

 

『男限定で入れる学校あるぞ~、給料ももらえて寮生活や~』

 

と、先生から情報が。

 

普通に興味湧きましたね。たとえ、私自身がすこぶる頭が良くて他に行ける学校があったとしても耳を傾けていたことでしょう。

 

さて、その学校名を聞くや『陸上自衛隊高等工科学校』たるもの。

 

自     衛 隊…、、うん…

 

あまりに圧倒的過ぎるキーワードでした、当時の私にとっては。

 

あの銃持ってワイワイしたり(失礼か)、俺のいれた酒が飲めねぇのか~(それはあった)の、あそこ?

 

そんなイメージ。

 

なにを思ったのか、鶏じゃが少年。

 

「ま、いっか!人生、紆余曲折が醍醐味!(鼻ホジホジ)」←意味わかってない

 

運命の歯車が狂いはじめた瞬間でした。


つづく

 

 

鶏じゃが