作詞:さゝき小酉

赤色に染められた
紫色が痛々しい
お前は疾うの昔に気付いてしまたのだろう
潤ってくれ 今僕は苦しいのだ

― 傷だらけさ ―

ほら爛れて行く
お前は僕より綺麗さ
変らない

― どうだろう ―

血液の臭いは慣れて居る
今嫌うのは止めてくれ
お前は疾うの昔に離れてしまったのだろう
治めてくれ 今僕は壊れたのだ

― 痛いのさ ―

ほら乾いて行く
此処はもう終ったのだ
穢れた

― そうだろう ―

嗚呼、充ちて居る器官
細胞分裂
熟れて居る肢体
嫌い、大嫌い