日経平均も下げの半分まで戻し、やれやれと言う感じです。

半値戻しは全値戻しと言うけれど、2番底をつけにまた大きく下げることもあるので注意が必要ですな。

 

女性の某経済評論家で、「この株の暴落は新NISAを始めた素人が投げ売りをしているからです」とアホなことをテレビで平気で喋っているのを見た時は呆れてしまった。

東証の投資部門別株式売買状況の海外投資家の凄い売り越しみれば判るでしょう、見てないと思うけど。

 

大きく下げ出す前に売り越しに回っていたとなると、仕掛けられたような気もします。

39,000円から38,000円で下げ止まらないとなると、信用買いや先物買いは追証を求められるし、プットオプションの売り方は損失カバーのために先物を売って来ます。

追証、先物新規売り、強制決済、他の損失補填のための現物売り、パニック状態です。

いろいろな売りが出尽くせば今度は必ず買いが入ります。

ショートカバーです、売り方は買い戻して決済する必要がありますから。

 

8月5日の陰線が長すぎて目立たないけど、最後の30分で300円くらいの下ヒゲが出ました。

セリングクライマックスも今日で終わりだと判った人ですかな。

ワシもそうなりたかったが買いに行けなかった、まだまだ修行が足りません。

こういう相場は何年かに一度は必ず起こるので今度は頑張るぞ、と思ってもなかなか出来ませんな。

 

そもそも部分準備制度ではお金というのは誰かの負債なので負債が返せないということになると、このめちゃくちゃに膨らませた資金も一気に萎む可能性があります。

リーマンショックが屁みたいなもんに見える大暴落もあるということを踏まえて投資する必要がありますな。