電気けいれん療法
実際はこんな感じ〜
以前3ヶ月精神病院に入って、
双極性障害2型と診断され、
電気けいれん療法を受けたので、
今回はそのときこんなんだったよ〜というのを、
書いてみたいと思います。
(必ずしもみなさんが同じ処置を受けたかはわからないので、あくまで個人の体験談になります。)
電気けいれん療法というと生身の人間に電気ショックビリビリ流されるみたいなイメージがありますが、笑
実際は全身麻酔を打たれているので全く痛くはないです。
(治療中に自分がどんな風になってるのかは不明です。笑)
⚫️処置を受ける前の晩
夕食を食べて薬を飲んだら飲み食いはなしで寝ます。
(夜中に眠れなくて眠剤もらいに行ったら、「少しの水で飲んでね!」と言われてました。笑)
⚫️処置を受ける日
朝食・朝の薬抜きで午前中にやってもらいます。
上の下着は脱いでおきます。
処置前に看護師さんが来て生理食塩水の点滴の針を刺してくれます(後から麻酔薬を流す用です)。
時間になると看護師さんがまた来て、看護師さんと一緒に自分で点滴の棒をカラカラ転がして処置室に移動します。
部屋に入ったら先生や麻酔科の先生など数人がお出迎え。
こんにちは〜と挨拶しつつ、
医療ドラマでよくある高めの位置にあるベッドみたいなやつに移動して寝ます。
(ちなみに部屋は普通の視聴覚室みたいな内装で、恐い感じは全然なかったです)
先生が心臓上あたりやら数箇所に、コードのついたシートをペタペタ貼っていきます。
ここで麻酔の先生が点滴に全身麻酔薬を入れて、
点滴の針からしゅわしゅわひりひりするのを感じたら即寝落ちします。笑
次に起きたら自分の病室のベッドに戻っていて、
看護師さんが来て点滴を外してくれて完了です。
⚫️その他情報
私は入院している間、毎週1回やってもらっていました。
最初は弱めで、効くまで少しずつ電圧?を増やしていきます。
私は3回目で効いて、目覚めた時は世界が変わって(というか気がふれる前に戻っていて)本当に感動しました。
それからも毎週受けたので、15回弱くらい?
やってもらったのだと思います。
ちなみに入院部屋はひとり部屋でした。
(多分処置後の麻酔かかってる人が4人部屋に運ばれてきたらなんか恐いからだと思います。笑
プラス入院時の症状も相当悪かったからだと。)
電気けいれん療法は母が前に調べてくれていて、
ほとんど最終手段として勧めてくれました。
また、入院前に磁気治療という電気けいれん療法の弱い版(と言う認識でいいのかな?)を40回ほど受けていて、ほんの少しずつ症状が改善されていたので、さらに強い刺激を与えてみればどうか、という期待もありました。
電気けいれん療法は恐いものではないですが、
相当症状が悪い人向けかと思います。
普通の病状なら磁気治療までで充分かと。
(普通の病状って何?と書きながらも不明な言い回しですね。)
ちなみに入院前の自分はじっとしていることもままならないほど希死念慮が激しく、
常に誰かがそばにいないと危険な行動を取るような状態でした。
完全に脳のネジ何本か飛んでるな、と自分でも思っていて、
もしまたあの精神状態になったら今度は磁気治療挟まずに電気けいれん療法に即頼ります。笑
あくまで個人的な体験ですので、参考程度になれば幸いです。


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