母は自分と同じ物を欲しがります
暑い時期の自分の部屋着はダブルガーゼのワンピース
母も着たいと言い出しました
涼しそうでいいわね
自分も着たいわ
あんたよりもうちょっと小さいサイズが欲しい
あぁ
そうですか
作るのは面倒ではないけれど
自分と同じ物を欲しがるのが面倒です
まるで子供…
生地は何がいいの?
どんなデザインがいいの?
丈は?
襟首は?
それよりも生地があるの?
聞いてみても黙んまり…
またか…と思いながら
倉庫のタンスをあさってみたら
クリーニングに出したきりで
ビニルに入ったままの浴衣がありました
30年は経っているかと思う代物
のり付けバリバリの木綿のアジサイ柄
素人の自分でも仕立てがいいのがわかりました
こんなのあったけどこれで作ってみよか?
それは
母が若かりし頃
嫁同士で浴衣姿で記念写真を撮ったことがある
思い出のある物でした
これでいいよ
もう着ないから
了解を得たので
そのまま裁断してしまおうかと思いましたが
浴衣を分解するなんて滅多にない事
分解の仕方を調べてからやってみました
そしていざ鋏入刀!
うぬぬ…
なんと!
縫い糸が見えないのです!
自分の老眼とかそういう問題ではなく
縫い目が無いのです
これにはタマゲました
なんてこった!
糊でくっつけたのか!?
なんて思ってしまったくらいです
裾を解くのに思いの外時間がかかりました