「わたらせ渓谷鐡道」路線を “一日フリーきっぷ” で2往復半。印象に残った駅が5つあります。
その5駅を順に、振り返ります。
(1)大間々(おおまま)駅
「間藤駅」側に、トロッコ列車専用0番線ホーム。
こちらは、国鉄時代の塗装の DE10 1678号機、現役です。
他に、客車に合わせたあかがね色とゴールド塗装の DE101537号機もあるとのこと(確認できませんでした)。
(2)上神梅(かみかんばい)駅
下車はしませんでしたが、レトロな駅舎を確認。
子の駅舎は、1912年に建てられたものです。
2008年、プラットフォームを含めて、わたらせ渓谷鐵道では初めての「有形文化財」として登録されたとのこと。
(3)神戸(ごうど)駅
この駅は、列車すれ違い駅のため停車時間が長く、助かります。
景色も良く、全路線のうち、一番の撮影駅だと思います。
駅舎内では、地物のシイタケが売られていたので、1個ゲット。
ローカル線には、このような楽しみがあります。
改札を抜けると、レストラン車両全体が見えます。
かつて東武鉄道日光線で活躍していた特急列車1720型デラックス・ロマンス・カー「けごん」車両を活用しています。
列車のレストラン「清流」と書かれています。
レストラン入口。
レストランの車両、現役当時の塗装とのこと。
こちらは、レストランの内部。
特急列車の座席を残し、ほぼ当時のままの客室とのこと。
(4)通洞(つうどう)駅
足尾銅山遺跡の観光施設に近い駅です。
駅前に立つ銅製のモニュメント。
木製の改札・・・いいですね。
ホーム側から見た駅舎。
かつて「日本一の鉱都」と呼ばれ、400年の歴史を持つ足尾銅山の坑内観光施設。
ここまで、通洞駅から徒歩10分ほど。
途中に、昭和時代を思い出させるお店がありました。
(5)間藤(まとう)駅
かつて、この駅は、足尾鉱山の貨物基地としてにぎわっていたとのこと。
ここも、当時の鉄道の名残りと教えていただきました。
この「間藤駅」は、“カモシカを見ることができる駅”としても有名。
本物のカモシカに会えなかったので、駅舎内のこの絵で。
気になる「線路止め」の先ですが・・・
かつては、この先は、終点の足尾本山駅までの貨物専用線で、銅の製錬所まで資材の運搬に使われており、今も、一部、線路が残っているとのこと。
時間に余裕があれば、廃線跡を探検で来たのに・・・ね。
駅前のこの建物も、かつての工場跡なのでしょうか・・・?