2019年10月13日午前8時頃,
千曲川の堤防が濁流に削られて崩れ,
「上田電鉄」の鉄橋の一部が落下.
台風19号による大雨による被害です.
初めての「上田駅(長野県)」に下車したのは,11月23日.
台風19号の被害を受けてから40日が過ぎていました.
もともと「上田電鉄」を利用して
「別所温泉」を探検する計画を立てていました.
このような被害を受けたのは驚きでした.
JR上田駅舎内にある「上田電鉄★上田駅」に行きました.
改札は閉鎖.
切符の自動販売機の方は,稼働していました.
不通区間は,代行バスの運行がありますが,
「上田駅」から「城下駅」まで歩いてみました.
線路の奥は,「上田駅」.
これが,千曲川に架かる被害を受けた「赤い鉄橋」.
この鉄橋は,1924年にかけられたもので,もう少しで100歳.
被害を受けた鉄橋は,
「上田駅」と次の「城下駅」の間の千曲川にかかる全長224m.
そのうちの44mが崩落しました.
鉄橋の落ち方を見ると,
対岸の堤防が削られた結果であることがわかります.
崩落した鉄橋の復旧工事は,
川の水が少ない冬の期間に行われるとのこと.
この線路の先が,赤い鉄橋.
このような感じです.
11月16日現在,「上田駅」と「城下駅」間 0.8km を除いて,
運行が再開されています.
この線路の先が,「城下駅」.
今のところ,完全復旧は,2021年春とのこと.
あと一年あります.
沿線住民の大切な足の,一日も早い復旧を祈ります.