約8年ぶりに,金沢の自宅に戻りました.
その最初の旅は,故郷を走る「越美北線」.
北陸には,土日・祝日限定の「北陸おでかけパス(2500円)」というお得な切符があります.
金沢駅から福井駅に到着後,50分弱の乗り換え時間を利用して,福井名物の「おろしそば(600円)」で腹ごしらえ.
幸い,空模様にも恵まれ,新緑も目に優しい.
この陸橋,数年前の大雨で流されたもの.
故郷「大野」に続く線路は,まっすく延びています.
この先のカーブから花山峠に向けて勾配がきつくなります.
花山峠のトンネルを抜けると,大野盆地が広がります.
遠くに見えるのが,日本百名山「荒島岳」.
手前が天空の城「越前大野城」がある亀山.
僕の時代は,亀山のふもとに母校「大野高校」がありました.
故郷の「越前大野駅」で下車することなく,終着の「九頭竜湖駅」へと向かいます.
「越前大野駅」では,珍しい“タブレット交換”を見ることができます.
この橋を渡れば,「柿ケ島駅」.
ここから先の車窓が素晴らしい..
「柿ケ島駅」を過ぎて,新緑のトンネルの中を走ります.
ここは,お気に入りの場所のひとつ.
「勝原駅」,そして「下山駅」を過ぎて,終着の「九頭竜湖駅」に到着.
今日(5月20日)は,新緑まつりが開催されていたらしく,駅前にはシャトルバスが待ち構えていました.
駅前の動く恐竜の親子に,小さな子供たちの眼はキラキラ.
そう言えば,今日の車両は2両編成.
イベント客対応だったのですね.
わずか15分の滞在で再び乗車,福井に戻ります.
そして,ここもお気に入りの撮影地点.
晴れだったので,満足いく写真が撮れました.
越前大野駅では,オレンジ色の車両が停車中.
塗装費はかからないのかもしれませんが,このオレンジ単色は,
緑の中を走り抜ける越美北線の車両にはふさわしくないですね.
「結の故郷」の意味,地元に暮らす高校時代の同級生から教えていただきました.
ここが,故郷のことを伝えてくれる同級生のお店(呉服屋+カフェ).
この前で,江戸時代から名物「朝市」が開かれています.