2009年4月7日 17時25分
東京駅10番ホームに立ちました。
1カ月前はカメラ隊であふれていた10番ホームは、
ガランとしていました。
あのカメラ隊の皆さんは、
今頃、どこでカメラを構えているのでしょうか?
●新幹線20番ホームから見た東京駅10番ホーム 2009年4月7日
2008年9月頃，「富士・はやぶさ」廃止の噂を聞いてから、
東京駅10番ホームでカメラを構えるようになりました。
1年前は、10番ホームに特に興味はなかったです。
消えゆくものへの感傷が、
10番ホームに駆り立てる原因になったと思います。
●東京駅10番ホームの「富士・はやぶさ」 2009年2月16日
●下関駅で切り離されたER66 2009年2月13日
振り返れば、
京都駅から東京駅まで僕を運んでくれたブルートレイン「あさかぜ」を牽引していたのが、EF66でした。
種類の多い電気機関車の中でも、特徴的な顔のEF66は印象に残りました。
青色の客車を牽引する機関車の色も重要です。
●冷たい雨の中，東京駅に向かう「富士・はやぶさ」（大船駅） 2009年3月6日
●品川車両基地に向かい新橋駅を通過 2009年3月6日
●品川車両基地に向かい新橋駅を通過 2009年2月16日
貨物車両を牽引するEF66には青色と水色との2色の車両がありますが、水色の車両は、ブルートレインには似合いません。
廃止が迫っているということで、
九州の鳥栖駅と原田駅でも「はやぶさ」を待ち構えました。
ホーム端に立つ地元カメラマンは，
親切に撮影ポイントを教えてくれます。
この情報は、とても助かりました。
●関門トンネルを抜けて門司駅に到着 2009年2月13日
●東京駅に向けて鳥栖駅に接近「はやぶさ」2009年2月28日
●東京駅に向けて鳥栖駅を発車「はやぶさ」2009年2月28日
●熊本駅に向けて原田駅に接近する「はやぶさ」2009年3月1日
●熊本駅に向けて原田駅に接近する「はやぶさ」2009年3月1日
●熊本駅に向けて原田駅に接近する「はやぶさ」2009年3月1日
「富士・はやぶさ」廃止が秒読み段階に入ると、
色んな記念グッズも売り出されるようになりました。
●「富士・はやぶさ」記念グッズ販売コーナー（東京駅） 2009年3月7日
東京駅で販売されていた「富士・はやぶさ」弁当は、
なかなかおいしかった。
ただ、その包み紙が、
弁当価格（1000円）より高く売られているのにはビックリ !!
●「富士・はやぶさ」記念弁当ポスター 2009年3月7日
●東京駅10番ホーム上の「富士・はやぶさ」記念弁当 2009年3月7日
●「富士・はやぶさ」記念弁当一式 2009年3月7日
台座付きのチョロQもかわいい !!
地元の金沢駅でのキオスクに並んでいたものを、
買い占めてしまいました。
●EF66のチョロQ（正面から） 2009年4月3日
●EF66のチョロQ（斜めから） 2009年4月3日
3月13日のラストランを見送ることはできませんでしたが
前日の12日夕方，新橋駅1番ホームから、
九州に向かう下りの「富士・はゆぶさ」を見送りました。
●ラストラン前日の「富士・はやぶさ」 2009年3月12日
●ラストラン前日の「富士・はやぶさ」 2009年3月12日
●ラストラン前日の「富士・はやぶさ」（3） 2009年3月12日
廃止前に，東京駅から大分駅までの「富士」、
そして，熊本駅から東京駅までの「はやぶさ」の両方に乗車できて、とても満足 !!
ただ、乗車できたことで、廃止のさみしさが増しました。
移動手段なので、“効率”は重要です。
ただ，余裕があれば、非効率な移動も悪くはありません。
むしろ，とても新鮮な感じです。
失くしたものを懐かしむ・・・だけでなく、
今日も時刻通り、上野駅、大阪駅、青森駅、札幌駅、そして、金沢駅を発着しているブルートレインを、
もっともっと楽しもうと思います。