鳥巣清典の時事コラム1570「ダンス個人レッスンを受けることになりました」 | 絶対に受けたい授業「国家財政破綻」

鳥巣清典の時事コラム1570「ダンス個人レッスンを受けることになりました」

ダンス 個人レッスン

 

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 あってS氏の個人レッスンを受ける事になりました。S氏がどのような指導を行うのか仔細には分かりません。

 先日、簡単に聞いた話では、

「1年かかるか1年半かかるかは分からない。最終的にはパーティでも、自在にフィギュアが出せるところまでいくのが目標。ふつうはABCという流れで足型を覚えている。そうではなく、例えAとCを入れ換えたり、Bを抜いても踊りとおせるように指導したい」

 早くも緊張感が身体を包みます。

 

 当面は、現在通っているサークル・レッスンは続けます。ベテランの先輩たちは、私がレッスン時間を増やす事に賛成。K先輩は「1週間に1回のレッスンでは10年やろうが20年やろうが上手くならない。僕なんか週5日も6日もレッスンに通っていたものだよ」が持論。他の多くの先輩も、ある時期週の大半をダンスに打ち込んでいた時期があるようです。「量を増やせ。ダンスは、頭ではなく、身体で覚えるしかない」という訳です。

 

 この先どういう展開が待っているかは、S氏のレッスンに依るところがあります。S氏は地域のダンス愛好者のレッスンリーダーとして週に複数回担当。開始時間かあるいは終了時間前のどちらかの30分を無料で個人レッスンに充当。今回、私にその時間を充ててくれる事になったのです。

 

 果たして、どんな個人レッスンになるのか楽しみです。

 

【鳥巣注】

 

 第1日目はやはり「歩き方」から始まりました。

「私が習った先生は、2年間踊らせてくれなかった」

 とS氏。

 そしてボックスの踏み方ーー鏡の前に立ち、正しい姿勢で四角にステップを踏む。詳しくは書けませんが、”目から鱗”でした。

 

 2日目は、さらにグレードアップ。

 詳しくは書けませんが、またまた目から鱗です。私の悪い癖として、横幅に対して後退幅が狭いので「正方形」を意識して修正する必要ありとのこと。「前進、後退の幅が異なると女性は踊りにくい」--S氏の的確な指導が入ります。

 

◆目()から鱗(うろこ)が落・ちる

 

 《新約聖書「使徒行伝」第9章から》何かがきっかけになって、急に物事の実態などがよく見え、理解できるようになるたとえ。

 

【鳥巣注②】

 

 女性には「ラテンが好き」派が多い事に最近気づきました。男女が離れて踊るラテンは以下の5種目。

  1. チャチャチャ
  2. サンバ
  3. ルンバ
  4. パソドブレ
  5. ジャイブ

 「軽快な踊りをしているとスカッとするからじゃない?」という答え以外に意外と多かった理由は「ごまかしがきくから」。

 

 スタンダードは、以下の5種目。

 

  1、ワルツ

  2、タンゴ

  3、ベニーズワルツ

  4、スローフォックストロット

  5、クイックステップ

 

 スタンダードは、ペアで踊るので制約が多い。一方ラテンは身体を密着しないで踊れるので自由度が高い。その自由度ぶりが「ごまかしがきく」という表現となったようです。

 これも、”目から鱗が落ちた”エピソードの1つでした。

 

【鳥巣③】

 

 ダンスを習い始めてから、「ライター」の仕事と比較している自分がいます。簡単に言えば、教科書を読むような基本より、様々な条件・状況変化に対応していく能力を求められたのが雑誌ライターという仕事でした。ダンスはむしろ基本に始まり基本に終わる。これは「基本」と”格闘”している現在の私だからこその実感だとも言えそうです。常に基本へ基本へと収斂していくベクトルがありーー基本をマスターしたはるか先に応用がある気がします。

 

 ですから、「基本とは何か」が最大の宝石箱。

 

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PS①

 

「立ち方」など基本にとことんこだわるプロ

 

 プロの世界は特に「基本」を重視。織田慶冶・渡辺理子組ーー統一全日本選手権ラテン部門、史上初の6連覇を成し遂げたーーもダンスビュウ2016年6月号で答えています。

 

「織田慶治・渡辺理子」の画像検索結果

 

「私たちも現役時代は、立ち方というものにとことんこだわってきました。ラテンにはラテンの正しい立ち方があり、しっかり身に着けることが上達の1番のポイント。お手本は、①左足を前に出しますーーなるべく遠くへ出します。②遠くへ出した足を自分の身体に寄せてくるようなイメージで下半身を引き寄せてきます。③つま先を床に付きながら「きゅう~っ」という感じで引き寄せます。④自然と下半身の下っ腹あたりが引き上がってくる感覚があると思います。」

 

PS②

 

 超級プロは研究の対象。

Mirko Gozzoli & Alessia Betti - Waltz ワンポイントアドバイス 5:04 前進ウォーク後退ウォークボックス見本


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ミルコ組も前進する時も後退する時も横に行く時も足を先に出しています。
足をさっさと出してさっさとトウバランスやボールバランスになるまで体重移動する。
ヒールを下すのは一番最後でなければならない、これはウォークの基本でもあります。

「さっさと」と言ってもいろいろある訳でして、
頭は置いといて
前進の時は、足をほんの少し前に前に出しておいて、それから頭を含めた体が動いて行く
後退の時は、足をもう少し沢山足を後ろに出しておいて、それから頭を含めた体が動いて行く
横に行くときは、完璧に横に出しておいて、それから頭を含めた体が動いて行く

機微のほどは動画をよく見てご理解下さい。>