鳥巣清典の時事コラム1643「相手を支点に自分が動くー亭主関白型の支点は全て自分」 | 絶対に受けたい授業「国家財政破綻」

鳥巣清典の時事コラム1643「相手を支点に自分が動くー亭主関白型の支点は全て自分」

 社交ダンス
 スローフォックストロット。



6~8月のアマルガメーション。

1)フェザーステップ~リバースターン~ナチュラルインピタスターン~フェザーフィニッシュ~チェンジオブディレクション
2)ナチュラルウイーブ~フェザーフィニッシュ~オープンテレマーク~カーブドフェザ―~スピン~オーバースエイ~
3)シャッセ~ウイーブ~フェザーフィニッシュ~スリーステップ~ホバークロス~スピン~セイムフットランジ~
4)ウイング~ライトシャッセ~フェザーフィニッシュ~リバースウエーブ~バックフェザー~バックスリーステップ~ライトシャッセ~ロールPP~オーバースエイ~

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①カーブドフェザーは右手のお盆の水をこぼさないように
【カーブド・フェザー】
 男性の注意点は、女性のアウトサイドに出る時に右サイドがよれてしまって、女性のスペースに入ってしまってしまう方をよく見かけます。右手で持っているお盆に乗っているコップに並々と水が入っている。カーブドフェザーを踊った時に左サイドはしっかり伸びているが、右手のお盆の水をこぼさないように意識的に踊ります。
 僕の右手の方には女性がいて、それをこぼさないように次の位置に。このように踊るとバランスよくトップがきれいなまま踊れると思います。
<ダンスファンDVD「ベーシックを見直そう」橋本剛・恩田恵子組>

②ダンスもコシが出るまでしっかりと練る

藤本ダンス道場・月刊コラム

第26回 ベーシック

自分も30年近くWのナチュラルターンを踊って来ました。何十万回、やったと思いますが、いまだにナチュラルターンを練習する。上手くいかないこともしょっちゅうです。でも昔ほど誤差は少なくなり、本当に気持ちの良いナチュラルターンが出来たときは一日が大変ハッピーな気分になれるほど、ダンスのバロメーターでもあるのです。


複雑な身体の動きを要求されるのが社交ダンス

バリエーションと言ってもほとんどがベーシックステップの組み合わせで構成されています。ベーシックをきちんと踏めばそうなるべくしてそうなる。デコボコした体の人間が組んだままバランスを保ちながら踊るということは、もの凄く複雑な体の使い方を要求されます。自分は“磨く”とか“練る”という言葉が好きです。うどんだってそばだって手打ちで練るからコシが出る。ダンスだってコシが出るまでしっかり“練る”必要がある。単純で根気のいることかも知れないけれど、コツコツやってみる。いつコシが出始めるかわからない。あと1回練ればコシが出るのにその前であきらめてしまってはすべてが水の泡になります。

以前、このコラムでも紹介したとおり、“イングリッシュスタイルのダンス”とはリード&フォローで踊ることであって互いの打ち合わせで踊ることではないのです。そういう意味で、今回のベーシックステップの導入はボールルームダンスの原点回帰であると言えます。自分もこの方向性は正しいと思います。全日本ベーシック選手権というのもあっていいのではないでしょうか?しかもメダルテストのステップを使ったりして・・・けっこう本気です!


③相手を支点に自分が動く



第98回 動きの支点

(2016年7月1日)

④「イヤだ」「イヤよ」でダンスは均衡する
 K先生がよく言うのは、「男は『イヤだ』。女は『イヤよ』。(心の中では、相手を両手で突き放す)それでお互いの上半身が反り離れるから、(ホールドする事で)
身体の一部は接していても、(押し合う)力が均衡するんです。(離れようとする力がなくなり)お互いの身体がべったりくっ付いたら重くて邪魔で動けません」
 相手を支点に自分が動くーー支点をめぐる思索には深いものがあります。
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❶「足の抗力」
2011年日本インター規定フィガーでのヴィクター・ファン&アナスタシア・ムラヴィエヴァ(アメリカ)組の演技への解説者のコメント。
「ヴィクター・ファン&アナスタシア・ムラヴィエヴァ」の画像検索結果
「いつも思うのですが、組む前に組んでいる。そんな背中、ホールド、包み込むような優しい、そして力強いーー好きですね。そしてロアーしていくところ。沈むところーーライズがアップでロアーが下ですがーーその時の足の抗力」

ーー「ロアーしていく時の足の抗力」
 さて、”抗力”については、
日本流体力学会の以下のような解説があります。
1 揚力と抗力. 流体中を移動する物体に働く流体力成分には,. 揚力と抗力があることはよく知られている.揚力. は対気速度に対して直角方向の. 力であり,平行な力は抗力と定義される.

【鳥巣注】
 なにしろ、スローにおける膝のソフトな活用+ロアーしていく時の足の抗力の使い方は大切。

❷足の抜け、体重の抜けが非常に強い
ミルコ・ゴッゾリ&エディタ・ダニューテ組(イタリア)の演技についての解説。
「足の抜け、体重の抜けが非常に強い。抑え、コントロールが効いている」

❸34の、もう1つ先に滑り込んでいく足
ドーメン・クラベ&モニカ・二グロ組(スロベニア)。
「このカップルのカウントの3~4。34--この足です。34、1234の部分のつま先。ここが他のカップルに比べて、もう1つ先に滑り込んでいくような足はものすごく好きですね」
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PS①

元横綱・千代の富士の九重親方が死去

大相撲で31回の優勝を果たし、相撲界で初めて国民栄誉賞を受賞した元横綱・千代の富士の九重親方が、31日午後4時ごろ、すい臓がんのため東京都内の病院で亡くなりました。61歳でした。

九重親方は昭和30年、北海道福島町で生まれ、昭和45年に初土俵を踏みました。
昭和56年の名古屋場所で2回目の優勝を果たして第58代の横綱となり、前みつを取っての速攻や強烈な上手投げなどで圧倒的な強さと人気を誇り、「ウルフ」のニックネームで親しまれました。
昭和63年には当時、戦後最高となる53連勝、平成元年には通算勝ち星の当時の新記録を作り、相撲界で初めて国民栄誉賞を受賞しました。
平成3年の夏場所の初日に18歳の貴花田、のちの横綱・貴乃花に敗れ、3日目に貴闘力に敗れたあと、現役引退を表明しました。優勝回数31回は歴代3位、通算1045勝は歴代2位の記録です。
引退後は九重部屋を継承して大関・千代大海など多くの関取を育て、去年、国技館で還暦を祝う土俵入りを披露しました。
しかし、そのあとの名古屋場所を休み、早期のすい臓がんの手術を受けたと明らかにしていました。
そして31日午後4時ごろ、すい臓がんのため、東京大学附属病院で亡くなったということです。
九重親方の遺体は31日午後8時すぎ、病院から車で東京・墨田区の九重部屋に戻りました。白い布に包まれた遺体は、九重親方の弟子で、現在は部屋付きの親方を務める元大関・千代大海の佐ノ山親方など九重部屋の力士たちによって、部屋の中に入りました。

佐ノ山親方によりますと、九重親方の通夜は来月6日の午後6時から、告別式は7日の正午から、いずれも東京・墨田区にある九重部屋で営まれ、夏巡業に参加している九重部屋の力士たちも東京に戻り、参列するということです。

圧倒的な人気と強さの相撲人生

元横綱・千代の富士の九重親方、本名、秋元貢さんは、昭和30年、北海道福島町で生まれ、昭和45年の秋場所、15歳で初土俵を踏みました。
昭和50年に新入幕を果たし、軽量なうえ、肩の脱臼などたび重なるけがに苦しみながらも、厳しい稽古とトレーニングで番付を上げました。
昭和56年の初場所で、当時の横綱・北の湖との優勝決定戦に勝って初優勝し、大関に昇進しました。さらに同じ年の名古屋場所で2回目の優勝を果たし、第58代の横綱となりました。
左前みつを取って前へ出る速攻や強烈な上手投げなど、力強さとスピードを兼ね備えた相撲を取って優勝を重ね、引き締まった筋肉質の体と精かんな顔だちから「ウルフ」のニックネームで圧倒的な人気を誇りました。
昭和63年には、休場明けの夏場所から4場所連続で優勝し、当時の戦後最高となる53連勝を果たしましたが、九州場所の千秋楽で横綱・大乃国に敗れ、双葉山の69連勝には届きませんでした。
平成元年には、三女を亡くした直後の名古屋場所で、史上初となる同じ部屋の横綱・北勝海との優勝決定戦を制しました。さらに、続く秋場所で当時の通算勝ち星の新記録を樹立し、場所後に相撲界初の国民栄誉賞を受賞しました。これを受けて日本相撲協会は、一代年寄を贈ることを決めましたが、本人が辞退しました。
平成2年の春場所で、前人未到だった通算1000勝を達成、その年の九州場所では休場明けで31回目の優勝を果たし、元横綱・大鵬の優勝記録まであと1回に迫りました。
しかし、翌場所から2場所続けて休場し、復帰した平成3年夏場所の初日に、18歳の貴花田、のちの横綱・貴乃花に敗れ、その2日後に貴闘力に敗れたあと、引退を表明しました。
引退会見では「体力の限界、気力もなくなり引退することになりました」と、涙をこらえながら話しました。通算1045勝と横綱在位59場所は歴代2位、優勝31回と幕内807勝は歴代3位など、20年余りの現役生活で数多くの記録をうち立てた大横綱でした。
引退後は年寄、陣幕を経て、九重部屋を継承し、大関・千代大海など多くの幕内力士を育てる一方、日本相撲協会の理事として事業部長などを歴任しました。
60歳になる前日の去年5月31日には、東京・両国の国技館で赤い綱を締めて還暦を祝う土俵入りを行い、露払いに日馬富士、太刀持ちに白鵬の2人の現役横綱を従えて、現役時代と同じ雲龍型の土俵入りを披露しました。

出身地の町長「多くの町民が悲しんでいる」

元千代の富士の九重親方の出身地、北海道福島町の鳴海清春町長は、「先ほど、亡くなったことを聞いたばかりだ。今月中旬に東京でお会いして、町で来月10日に行われる九重部屋の合宿には必ず行くからとおっしゃっていたので、とても驚いている。町のヒーローが亡くなり、多くの町民が悲しんでいる」と話していました。

驚きや悲しみの声

札幌市中心部の大通公園や札幌ドームなどで、元横綱・千代の富士の九重親方が亡くなったことについて、悲しむ声が聞かれました。
釧路市の60代の男性は「ショックです。体は小さかったですが、とても強かったのが印象的でした。あれだけの大横綱が亡くなったのは残念です」と話していました。札幌市の60代の男性は「この前までテレビで見ていたので驚きました。道民の代表のような気持ちでいつも応援していました。天国から、道内出身の力士を見守ってほしいです」と話していました。
また札幌市の30代の男性は「早すぎます。もっと後進の育成に取り組んでほしかったです」と残念がっていました。
札幌市の70代の女性は「驚いて鳥肌が立ちました。若いころにテレビで応援していました。残念です」と話していました。
また、50代の江別市の男性は「驚きです。北の湖に千代の富士、歴代の名横綱が次々と亡くなってしまうのは、寂しい気持ちです」と話していました。

東京の渋谷駅前でも惜しむ声が聞かれました。
47歳の会社員の男性は「九重親方の横綱時代、千代の富士が好きで相撲のファンになりました。体は小さいのに技の種類が豊富な横綱でした。寂しいです」と話していました。63歳の女性は「体が小さいのに、ウルフという愛称で自分より体の大きな力士と闘っていた相撲を覚えています。まだ若いのに残念です」と話していました。

PS②
 

東京都知事選 小池百合子氏が当選確実

舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は31日に投票が行われ、無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏の初めての当選が確実になりました。東京都知事に初めて女性が就任することになります。

元防衛大臣の小池百合子氏が、自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏や、民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏らを抑えて初めての当選を確実にしました。東京都知事に初めて女性が就任することになります。
小池氏は兵庫県出身の64歳。エジプトのカイロ大学を卒業後、テレビのニュースキャスターなどを経て、平成4年の参議院選挙で当時の日本新党から立候補して初当選しました。翌平成5年に衆議院議員に転じ、今回、都知事選挙に立候補するまで8期連続で務めました。この間、日本新党から新進党、自由党、保守党を経て、自民党に移り、平成15年、小泉第2次改造内閣で環境大臣として初入閣し、地球温暖化対策を進めるため「クールビズ」の旗振り役を務めました。平成17年の衆議院選挙では、郵政民営化に反対する候補のいわゆる「刺客候補」として選挙区を地元の兵庫県から東京10区に移して立候補し、当選しました。平成19年には、第1次安倍内閣で防衛大臣に就任し、防衛庁時代を含めて女性で初めて防衛省のトップに立ちました。
今回の都知事選挙では、自民党が増田氏の支援を決める中、小池氏は、東京都連に出していた推薦願を取り下げて立候補し、事実上の分裂選挙となりました。小池氏は、政党の推薦を受けず、親交のある一部の自民党の国会議員や、みずからが地盤とする豊島区や練馬区の区議会議員らの支援を受けました。
選挙戦で、小池氏は、都知事が2代続けて政治とカネの問題で任期途中で辞職したことを踏まえ、しがらみのない政治を実現させるとして、「都の政策決定過程を透明化する」と訴えました。また、オリンピック・パラリンピックに関連する予算の見直しや、待機児童の解消、それに、環境に配慮した都市づくりなどに取り組むと訴えました。
その結果、所属する自民党の支持層や、特定の支持政党を持たない無党派層などから幅広く支持を集め、初めての当選を確実にしました。