鳥巣清典の時事コラム1630「チャチャチャ 『”4&1”の部分で足を残さないのがコツ』
7月~8月は、チャチャチャ。最高難度のスロー・フォックストロットに集中している分、どうしても存在が薄くなりがち。でも、下記の「前掛けブログ」のアドバイスは、参考になります。
チャチャチャのベーシックステップ一覧です。
- ベーシック・ムーブメンツ(クローズド、オープン、イン・プレイス)
- ニュー・ヨーク
- スポット・ターンズ・ツー・L又はR
- ショルダー・ツー・ショルダー
- ハンド・ツー・ハンド
- スリー・チャチャチャズ(フォワード・アンド・バック)
- サイド・ステップス
- ゼア・アンド・バック
- タイム・ステップス
- ファン
- アレマーナ
- ホッキー・スティック
- ナチュラル・トップ
- ナチュラル・オープニング・アウト・ムーブメント
- クローズド・ヒップ・ツイスト
- オープン・ヒップ・ツイスト
- リバース・トップ
- オープニング・アウト・フロム・リバース・トップ
- アイーダ
- スパイラル・ターンズ(スパイラル、カール、ロープ・スピニング)
- クロス・ベーシック
- キューバン・ブレークス
- チェース
- アドバンスド・ヒップ・ツイスト
- ヒップ・ツイスト・スパイラル
- ターキッシュ・タオル
- スウィート・ハート
- フォロー・マイ・リーダー
- フット・チェンジズ
チャチャチャはルンバと似たステップが多いです。
ニューヨーク、ショルダーツーショルダー、
ナチュラルトップ、オープンヒップツイストなど、
同じ名前のステップがいくつも出てきます。
回転量も同じものが多いから、
ルンバのベーシックを習った後だと
チャチャチャは覚えやすいね。
ルンバと違うのはどのステップにも
シャッセが入ってくるという点。
チャチャチャのシャッセは全部で9種類あって、
一言でシャッセと言っても踊るステップによって
ちょっとずつ違うんだよ。
個人的に好きなステップ名は「スイートハート」かな。
僕はなぜかチョコレートを連想しちゃうんだよね。
甘いものが好きだから?(笑)
意味は「恋人」「いとしい人」なんだって。
踊ってみると、二人で横に並んで
仲良く前進、後退をするステップ。
言われてみれば恋人らしいかもね。
さて、チャチャチャで大事なのはリズムの取り方です。
チャチャチャのベーシックリズムは
234&1であって、23チャチャチャじゃない。
234&1はビートバリューでいうと
SSQQSね。
- 2が一拍
- 3が一拍
- 4が半拍
- &が半拍
- 1が一拍
だよ。
4&1の部分をどれだけ表現できるかどうかが
チャチャチャらしさを魅せるカギとなる。
コツとしては、4&の部分で足を残さないこと。
なぜならロックステップの時、4&で足が
閉じたままだと、次の1で体重を乗せきることが
できず、確実に音楽に遅れるから。
だから、4&の時には、次の1の足を
出しておく必要があります。
&の足のボールでフットプレッシャーを
かけながら次の足を前に出す。
この時、一瞬だけど両方の足が伸び、両足とも
かかとが上がっている形ができるよ。
(その場で止まるのは難しいバランスだけど)
つまり、足を掛けた「キューバンクロス」の形を
長く見せる必要はないってことね。
体重をかけずに足を出しておきましょう。
そうすれば、カウント1の頭で体重がスッと
乗ることができるから、音楽に追われることもなく、
落ち着いて踊ることができるよ。