鳥巣清典の時事コラム1620「足のリズムやフットスピードがクリアになるには足でドラムを叩く要領」 | 絶対に受けたい授業「国家財政破綻」

鳥巣清典の時事コラム1620「足のリズムやフットスピードがクリアになるには足でドラムを叩く要領」

 今のうちに、急いで基本の再確認です。6月は、ルンバ。



 【基本中の基本】
4拍子
カウントは1、2、3、4
実際は2、3、4、1
ルンバでは、カウント1でステップする事がない。
1は、お休みカウント。
 休み、2、3、4
 休み、2、3、4

なので、お休みの”1”を省いて
「2、3、4、1」

休み=何もしない。片足の上にただ立っているだけの状態。


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*参考資料
『社交ダンスと競技ダンス・前掛けブログ~ルンバのカウント41の取り方と踊り方』


ルンバの音楽は4拍子です。

音楽として聞くと1234とカウントしますが、

実際踊ってるときは2341になりますね。

 

なんでそうなったかというと、

ルンバではカウント1でステップすることがないからです。

 

1はおやすみカウント。

休み、2,3,4,休み,2,3,4です。

 

なので、休みの”1”を省いて「2,3,4,1」

 

では具体的に休みのときに何をするのでしょうか?

 

休みは休みです。何もしません。

 

何もしないってことは片足の上にただ立っている状態です。

ここで「なんだか物足りねえぜ!」って

むりくり体を使おうとしないこと。

 

お休みは素直にお休みして下さい。

 

ルンバでの体重の乗せ方

実際に踊るときにルンバの音楽をどうやって表現するか?

というと、”カウントの頭”で体重を乗せる、です。

 

カウントの頭とは、カウント4=フォーだったとしたら、

”の部分のことです。

 

”では遅れています。

”では完全に音を外してます。

 

ルンバの出だしは大体オープンヒップツイストから

始まりますよね?

 

ベーシックムーブメントから

始める人は見たことないです・・

 

この時のポイントは1歩目のカウントの”4”の時に

しっかりと体重を乗せるということ。

 

1歩目を2拍(41)使ってのんびり乗ってはいけません。

 

2拍使うというのは、カウントの4で乗り始めて、

1の最後で乗り終わる、ってこと。

 

この方法で乗ると音がぼやけてしまいます。

 

足元のリズムはいつでもクリアに

しておかなければいけません。

 

音楽に対しての足の説明をします。

 

フロアが大きなドラムだと、イメージして下さい。

で、自分の足がドラムスティックになります。

 

ドラム

そして流れている音楽の打楽器の部分を

スティックでドラムを叩くように足で床を踏んで表現する。

 

こんな感覚です。

 

すると足のリズムやフットスピードがクリアになる。 

ルンバはメロディアスな曲が多いから雰囲気を表現しやすい

種目なのですが、体重の乗りまで雰囲気にならないように。

 

雰囲気だけでは音楽に対しての説得力が足りません。

 

あくまでも体重はリズミカルに表現する。

つまり、カウントの頭で乗る。

雰囲気表現は上半身でする。

 

と考えたほうがよいでしょう。

 

ルンバウォークでも同じ

これはルンバウォークを練習する時もそうです。

カウントの4で体重をしっかりと乗せる。

 

そうすることで、体重の乗っている時間を

2拍使うことができるので

 

片足に乗っている時間が長くできる

 

良いダンスは片足に乗っている時間が長いダンスです。

ゆったりとした動きやシャープな動きもここから生まれます。

 

【鳥巣注】

 過日ルンバのステップのレッスン中。私が特に後ろ足で強く床を蹴るとK先生が「それでいいんだよ!」。あの時の音と今回の「スティックでドラムを叩くように」が符合しました。「足元のリズムはいつでもクリアに」ーー先日見たあるリボンさんのルンバも確かに足元がクリアでした。