鳥巣清典の時事コラム1597「『スローアウェイ』と『オーバースウェイ』と2分割にして踊る」 | 絶対に受けたい授業「国家財政破綻」

鳥巣清典の時事コラム1597「『スローアウェイ』と『オーバースウェイ』と2分割にして踊る」

 5,6月のスタンダードは、「ワルツ」。





 復習して確認したいのは、「コントラチェック」、「スローアウェイ・オーバースウェイ」。1回目のレッスンでは、
反省点ばかり。動画の「 山嵜圭太&石本美奈子組 エムズ・ダンスアカデミーワンポイントレッスン」を参考にしました。
 まずは「コントラチェック」--。


コントラチェックは流れのなかで踊る


❶ スロー、&、スロー。この時の注意点です。コントラチェックの足型を理解して下さい。というのは、「コントラチェックの足型はどこまでですか?」という時にほとんどの方に誤解があり、「ここまで」(男性なら最初の左足を出した1歩目まで」)というような認識で踊ります。そうしていると、どうしてもぐらついたり力んだりしてしまうので、コントラチェックは、チェックをして、起き上がってきて、PPになってきたところまでがステップのひとくくりだと認識して下さい。この考えだけでもコントラチェックがずいぶん踊りやすくなるので意識してみて下さい。
 止まってしまうと、スロー、& スロー。ちょっと硬くなってしまいますので、流れのなかでスロー & スローと踊ってみて下さい。

トップをきれいにする”マイ・サイズ”


❷ 2つ目は、土台の強さというのがとても重要になると思います。コントラチェックがきれいな選手を見ると、トッップが広く出来ている。そのポイントとしては、足元にあります。足元が例えば歩幅が小さい状態でやってしまうと、腰が抜けたり、負いかぶさる形になるので、トップを広く見せたければそれなりの歩幅が必要となり、この歩幅をキープしたままトップを作るという踊り方をしなければなりません。
 なので僕たちがお勧めする練習方法というのが”マイ・サイズ”というのを使います。自分が立った状態で後に手を伸ばします。この指先の下のところに自分の足を持ってくる。これで立ってあげると、すごくバランスがきれいで、アクションもしやすい。これが小さくならないように気を付けてやって下さい。

 次は「スローアウェイ・オーバースウェイ」。

2分割にして踊ると踊りがクリアに

❶ まず踊って見ます。この時の注意点ですが、スローアウェイの形を早めに作らないように気を付けて踊ってみて下さい。というのは「スローアウェイ・オーバースウェイ」と1つのステップにするのではなく、「スローアウェイ」「オーバースェイ」と2分割にしてあげると踊りがとてもクリアになります。


女性のネックが左の状態のままダウン

❷ オーバースウェイの部分からやってみます。オーバースウェイはお互いに男性は右、女性は左側のボディの方にスウェイをかけます。ですが、「スローアウェイはじゃどういう形だろう?」というのを考えてみて下さい。意味としては、”投げる方””投げられる方”なのですが、じゃそれを形にした時にどうしたらいいんないんだろうというのが、みなさんの悩むところ。
 スローアウエィ・オーバースェイの「スローアウエィ」の部分は、お互い(男性は左・女性は右)のこちら側の足に立って、女性がくいっと体を回し、ネックとホールドはまだ左の状態のままでダウン。この形が「スローアウェイ」になります。残りの「オーバースウェイ」をやってあげると、とても立体的になるのでやってみて下さい。

❸ 良くないのは、スローアウェイ・ブリッジ。女性が後ろに反る行為。「オーバースウェイ」をしなくてはいけないので、ボディの、男性だったら右、女性だったら左ボディの方にスウェイをかけてあげる。これを意識してやってみて下さい。


【鳥巣注】

 サークルレッスン中には、K先生の注意が次々と。ワルツは「息を合せて!」に始まり、「ろっ骨同士を当てて離さないで踊る!」「ライズを意識する。(そのためには)ヒザが伸びきっていてはいけない」などの指摘が飛びました。そして「1,2、3と等間隔ではなく、1ぃ、2ぃ3・・という感じで」と踊り方のリズムにもアドバイス。基本的な事ですが、とても大切なポイントばかりです。