鳥巣清典の時事コラム1594「5、6月はラテンが『ルンバ』=体重を移す時は必ずボールでターン」 | 絶対に受けたい授業「国家財政破綻」

鳥巣清典の時事コラム1594「5、6月はラテンが『ルンバ』=体重を移す時は必ずボールでターン」

 

 5月、6月はラテンが「ルンバ」。



 サークルに入って3年目ーー初級者に毛が生えてきた感じの私が、中級者に混じって足型や技を増やす一方でーーますます基本動作が重要な事が分かってきました。プロも「初心を忘れず」のようです。

 以下『立石勝也&裕美組ラテン・レクチャー』を参考にしました。

「立石勝也&裕美」の画像検索結果

体重を移す時には必ずボールでターン


大事にしている基本動作は練習時には必ず行います。
(1)足のボールに体重を乗せターンをします。例えば左に乗った時に右のヒザが曲がります。チェックとしては、右のヒザが曲がり、股関節が曲がる。その時に右のボディはフォワード。
(2)左から右に体重を移した時にーーこれは必ずボールでターンをさせて下さい。左のヒザが曲がる、左の股関節が曲がる。そして左ボディが前にフォワードする。こういう事を10分ほど練習します。

右足に乗る時は右ヒジを後ろに下げて


 この交互ーー私たちは鏡を前に練習しますがーー必ず足のボールを回転させて自分の体をセットさせて下さい。
(1)まず左足に乗りましょう。その時に足のボールをターンさせます。そして右のヒザが曲がり、右の股関節、右のボディがフォワードします。
 逆に右足に乗ってーーその時の注意点としては右ヒジを後ろに下げてください。その時でも左のボディは前に続きます。右の手を少し前に出しましょうか。
 逆にいきます。この時、右のヒジは後ろにありますか?右ボディを前、目はランランとさせて下さい。

つま先は親指と薬指で床を押し上げる感じ


(2)逆いきます。左足に乗ってもらい、右のヒザが曲がり、右の股関節が曲がる。そして右ボディがフォアード。
 右足を1歩前へ出してみましょう。その時にボク達の練習の仕方としては、右足に乗った時はもちろん右足のヒザは伸びて、左足のヒザも伸びています。
 そして左足のボールでまだ床をつかんでいて、割合としては6対4くらい。そこから右のボディがそのままフォアードしながら、左足がつま先になってください。親指と薬指で床を押し上げる感じです。

ヒザ→股関節を曲げる⇒ボディがフォワード


(3)そこまで行った後、そのまんまヒザを曲げていって、先ほどの右足に乗ったポジションになります。チェック要綱としては、必ずヒザを曲げるー股関節を曲げるーそしてボディがフォワードになるという事をチェックしてみて下さい。

 はい、左足を出します。左足が出た時も、右のボールに残って下さい。つま先に移動します。ヒザを曲げて、股関節を曲げていきます。で、左足に体重ーーこの時は右側が前で、右ヒジは後ろです。


床をプッシュ、ライズしながら体重を入れ換える


 はい、継続します。右足前進。つま先はトゥ。ヒザを曲げる。ステップを出すーーボール立ち。つま先に行きます。ヒザを曲げる。足を乗り換える。
 その場で体重の踏み換える時は1度床をプッシュしながら、ちょっとライズします。そこで入れ換えて下さい。要するに上下運動をします。右足ー左足―右足ー左足。

 はい、右足ステップをします。その場でつま先にならずに、ボールでつま先トゥ、左ヒザを曲げて足を抜く。右足はトゥ立ち、つま先になる、ヒザを曲げる。ステップーこの時はボールです。つま先になる・・。


●●●復唱してみます。

足のボールに体重を乗せターン。例えば左に乗った時に右のヒザが曲がりー股関節が曲がる。その時に右のボディはフォワード。
❷左から右に体重を移す時にーー必ずボールでターン。左のヒザが曲がるー股関節が曲がる。そして左ボディが前にフォワードにする。
❸右ステップする時には、その場でつま先にならずに、ボールでつま先トゥ。そして左ヒザを曲げて足を抜く。右足はトゥ立ち、つま先立ちになる、ヒザを曲げる。
❹次にステップする時はボールーつま先になる。
その場で体重の踏み換える時は1度床をプッシュしながら、ちょっとライズ。上下運動をしてそこで入れ換える。

ヒザが曲がっていく瞬間にヒジを交換


(1)次のテーマは、ヒジの使い方とアーム。これを連動させていってみましょう。「ヒジをたたんでいってステップ」ーーこの”ヒジをたたむ”という動作ですが、本当にヒジを引いて下さい。右足体重であれば、左ボディの方がフォアードになっているのでヒジを引きます。
 右足体重になった時のヒジというのは、左ボディがフォアードしているので、このまま1歩出して下さい。

(2)つま先に行ってヒザが曲がっていく時に手を入れ換えます。右足つま先になった時も、まだ右のヒジが引かれています。ヒザが曲がってきた時に手を入れ換える。ヒザが曲がっていく瞬間とヒジを交換するタイミングが一緒になると割と美しく見えるのではないかと思います。



【鳥巣注】

 「神は細部に宿る」といいいますが、ダンスも同じ。アバウトな理解に始まり実際に真髄を会得するまでには、気が遠くなるような時間が必要のようです。向上心を持ってコツコツ励む他に有効な方法は無いーーという事は経験上分かってはいます。

 ただダンスの場合は「個人レッスン」と「サークルレッスン」の2つがある。これはライター修業と大きく異なり、未経験のものです。現在のサークルには数人、別に個人レッスンにも通っている人がいます。

 K先生からは「2か月に1回のレッスンは内容が変わっていくから忘れてしまう。覚えていくと良いのは、レッスン中に私がポイントとして言っている言葉」とのアドバイス。ただブログに残しずらいのは、私の記憶や理解が正しいかどうかの問題があって躊躇してしまうのです。かつ有酸素運動をしながら言われた事を記憶していく作業は存外難しいものです。先輩の中からも「歳のせいか、教わるそばから忘れてしまう」との苦笑混じりの声も。望んでも詮無い事と分かりつつも「録画があれば・・」と思うのは、私だけでしょうか。
YouTubeが頼もしいお友達になったのには、そんな事情もあるかもしれません。

PS②

 「ワルツ」の5月第1回目、スタートの踊りを数回繰り返した時に内心(あ、これで次に行かれると半端な理解で、先月と同じく大変な事になるな)と思いました。K先生は次には行かずに約10回ほど繰り返しました。おかげで、ほぼ足型を分かったうえで次へ。
 後半は難しくはなりましたが、前半は出来るという余裕が手伝い、後半部分の修正を繰り返す事が出来たような気がします。早い話が、身体で憶えなくては駄目ということでしょう。K先生の臨機応変の指導法に感謝。私が耳傍で「可哀そうな子羊に愛の手を」と囁くと、ジョーク好きでもあるK先生は声を挙げて笑ってくれました。

PS③
 「ダンスは男がリードするだけに、男が女の3倍大変」といわれます。もっとも女性のアドバイスは実に貴重。先月のクイックではU子さんが付き添ってステップを教えてくれました。今回のワルツでもK子さんが、「コントラチェックは、(左足)をそ~っと左斜め前に出してくるのよ」とアドバイス。この「そ~っと」というニュアンスで、習っていた事が蘇ってきました。そうそう、習っていたはずなのに忘れてしまっている事がある。思い出しては、使ってみて、覚えていく。その繰り返しです。今回はK先生から「男性はコントラをした後に引き寄せてあげる事も同時に考えておくこと」とのアドバイス。
 今更ながらこれまでアドバイスを受けても忘れてしまっている事がいかに多いか。ああ、実に勿体ない!

 一方でその時点で、自分が何をよく分からないと思っているのか、恥を表に出しながらも素直に記録に残していく事も必要かと思い始めています。
 恥ずかしながら、「(壁中央、壁斜め前などの)方向性」の正確性をK先生に指摘されました。


PS④

 新しく入会してきた自称70歳代後半のТО氏。元電器メーカーの営業トップーー社長室付きーー人事トップの経歴。ダンス歴は断続的で、計2年余りと私と大して変わらない。しかし臆する事なくサークル会長と交渉して、レッスン後の私たち2人の補習授業を実現。1万円余りのNHKのダンスビデオも買い求め、当面の目標は年内のダンスパーティ・デビュー。目標を設定しスピードをもって実現していくところは、さすがに元トップ営業マンのバイタリティーーと感心しています。おかげで私も、奮起するきっかけが出来ました。