鳥巣清典の時事コラム1590「熊本で震度7 今後1週間は激しい揺れ伴う余震のおそれ」 | 絶対に受けたい授業「国家財政破綻」

鳥巣清典の時事コラム1590「熊本で震度7 今後1週間は激しい揺れ伴う余震のおそれ」

 

熊本で震度7 今後1週間は激しい揺れ伴う余震のおそれ

 NHK



 14日から15日未明にかけて震度7や震度6強の地震が相次いだ熊本県では、その後も体に揺れを感じる余震とみられる地震が続いています。気象庁は今後も1週間程度は、激しい揺れを伴う余震のおそれがあるとして、壊れた建物など、危険な場所には絶対に近づかないよう呼びかけています。

 気象庁によりますと14日夜9時26分ごろ、熊本県熊本地方の深さ11キロを震源とするマグニチュード6.5の地震があり、熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測しました。また、震度6弱の揺れを、熊本市の東区、西区、南区、玉名市、宇城市、西原村で、震度5強の揺れを熊本市の中央区、北区、菊池市、宇土市、合志市、美里町、大津町、菊陽町、御船町、山都町、氷川町で観測しました。また、熊本県と宮崎県の各地で震度5弱の揺れを観測しました。
 熊本県ではその後、余震とみられる体に揺れを感じる地震が続いていて、15日午前0時すぎには、熊本地方の深さ10キロを震源とするマグニチュード6.4の地震で熊本県宇城市で震度6強を、熊本市南区や熊本県氷川町で震度6弱をそれぞれ観測しました。
 また、午前5時10分ごろには、熊本県で震度4を観測する地震が起きています。
 気象庁が午前6時現在でまとめた地震の回数は、最大震度7が1回、震度6強が1回、震度6弱が1回、震度5弱が2回、震度4が14回で、震度3から1を含めると体に揺れを感じる地震の回数は合わせて104回に上ります。
 気象庁は、今後も1週間程度は、震度6弱程度の激しい揺れを伴う余震がおきるおそれがあるとして、これまでの揺れで壊れたり、傷んだりした建物や、崩れた崖など、危険な場所には絶対に近づかないよう呼びかけています。

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【鳥巣注】

 記者としては、阪神・淡路大震災(=1995年<平成7年>1月17日に発生)の取材で現地に入ったときの衝撃が最も記憶に残っています。東日本大震災(=2011年<平成23年>3月11日)では知人に案内してもらった石巻、特に女川の津波の惨状跡が忘れられません。
 今回は、熊本で「震度7」。私のような九州人は、九州での震度7クラスは耳にした事がありません。いかに日本が地震列島であるかを再確認するニュースです。