今日は、マスターアクティングコーチ® トリの言葉をお届けします。
最初は辛口の文章かと思いましたが、、
こんにちは!
toriです。
今日は、TVドラマの視聴率低下について【脚本】【俳優】の2つの側面から、私の見解をシェアしたいと思います。
読んでみて、皆さんがどう思うでしょうか?
まず、私たち人間は素直です。
面白いものは観たいし、面白くないものは観ずに、他の面白いことをします。
その証拠に、面白いドラマは視聴率が高いじゃないですか。
まず、認めないといけませんね。
視聴率が低いということは、つまらないドラマを作っている、と。
まず、痛い事実を認めて、受け止めてからでないと、本気で前に進むことは出来ません。
では、ドラマが面白くなる要素を検討していきましょう!
何よりも大切なのは、脚本です。
日本一の寿司職人でも、魚が腐っていたら、美味しい寿司は提供出来ません。
同じように、
どれだけ素晴らしい俳優でも、どれだけ素晴らしいスタッフでも、脚本が腐ってたら、面白いドラマは提供出来ません。
面白くない脚本が出来てしまうのには、理由があります。
まず、
【脚本家としてのプライドの欠如】
出演している俳優や女優のプロダクション側が
「これだと、うちの○○(俳優)のイメージと違うから、キャラクター設定をこういう風に書き換えて欲しい」
という要求が入ります。
そして、なんと!!
脚本担当者は、その要求を飲んでしまうのです!
こだわりやプライドは無いの!?
これでは、難しいですね。。。
次に、
【脚本家の能力不足】
どうして、TVドラマの中にドラマが無いのでしょうか?
ドラマが生まれる仕組みを学んでいないのでしょう。
大枠だけご紹介しますね。
1時間番組だとして、どれが1番、観たいですか?
①『高尾山ゆっくり登って、頂上でお蕎麦を食べよう!』
②『エベレスト登頂前の登山家の1時間に密着!』
③『エベレスト登頂に88歳が亡き妻の為に人生をかけて挑む!』
当然、③です。
しかも、私は、1時間以上観たいと思ってしまいます。
それが12時間だろうが、観たいと思います。
3つとも登山のストーリーなのに何が違うのでしょう?
正解は、
【目的を達成したいという度合いの大きさ】と、それに立ちはだかる【障害の度合いの大きさ】です。
障害を乗り越えて、目的を達成しようとする所に『ドラマ』が生まれるのです。
目的の度合いが大きければ大きいほど、障害の度合いが大きければ大きいほど、ドラマが深まります。
因みに障害とは
•感情的障害
•身体的障害
•メンタル的障害
の3つがあります。
更に、面白くする為には【緊急性(タイムリミット)】が必要です。
良く出来た脚本には緊急性(タイムリミット)が散りばめられています。
『プラダを着た悪魔』から緊急性を無くしたら。。。。
『タイタニック』から緊急性を無くしたら。。。
『クレイマークレイマー』から緊急性を無くしたら。。。
ドラマ『ER』から緊急性を無くしたら。。。
これら4つの例だけで、お分かり頂けたと思います。
目的•障害の度合いの高さが、ハラハラドキドキを生み、そして、その目的を諦めず、厳しい障害を乗り越えようとする所に、感動があるのです。
高校野球なんかがいい例ですね!
次に、
【脚本家の勉強不足】
視聴率が高いドラマは、人間が描かれています。
人間の心理、行動、関係性、バックグラウンドに基づいた性格などなど。
俳優たちも演じていて絶対に楽しいでしょう!
視聴率が低いのは、下手なマンガに出てくるような人物でしかないです。
私は、考えてしまいます。
シェイクスピア作品を読んだことあるのか?
イプセン作品を読んだことあるのか?
ソポクレスは?
バーナードショーは?
チェーホフは?
テネシーは?
オニールは?
シャンリーは?
岸田國士は?
これらは、素晴らしい作家たちのほんのごく一部です。
視聴率の高いドラマの脚本家は、絶対に勉強しています。
物書きなら、毎日毎日、世界中の素晴らしい戯曲を読むべし。
さて、
素晴らしい脚本の次は、それに命を吹き込む俳優です。
【仕組みを変えないと!】
『新人をドラマの現場で育てる』
え??
脚本家が、一生懸命書いたストーリーを育成の場にするつもり?
それで面白い作品ができるわけがない!
そりゃ、視聴率下がる訳だ。。
サッカー日本代表、ワールドカップの試合で、中学生のサッカー少年を起用し、育成を図る!!
有り得ないです。
プロだけで作らないと。。。
色々あるのはわかりますが、それを受け入れない姿勢を持つ!
そういう所から変えていかないと未来は無いですよ。
次に、
【オーディションを増やさないと!】
100歩譲って主役などは、オーディションじゃなくても、それ以外は、絶対にオーディションを開催していかないといけないですね。
お金がかかるのは、いいドラマにする為の必要経費です。
実は、私が見ているオーディションの効果とは、未来の日本のテレビ界、映画界、演劇界、そして楽しみにして下さっている視聴者、観客の皆さんの為になるんです!!
オーディション開催を当たり前にすることで、皆、必死に練習します。
当然、有名俳優でもオチオチしてられませんから、更に練習します。
それが、俳優志望の若い人たちの基準になります。
『俳優ってずーと勉強が必要なんだ~。』
俳優全体のレベルの底上げが期待できます。
アメリカでは、当たり前のことです。
だから、有名だろうが皆、必死に訓練を受けています。
俳優全体のレベルが底上げされれば、当然、TVドラマは面白くなるでしょう!!
本当にテレビドラマを復活させるには、今、変えていかないといけない所が沢山あると思います。
今までのやり方では、ダメだったということが証明された訳ですから。
よりレベルの高いスクリプトドクターを採用するなり、よりレベルの高いアクティングコーチを採用するのもいいかも知れませんね。
何かしら変化を加えていきましょう!
『絶対にオンタイムで見逃したくないドラマ』が沢山できますように!!
Respect for acting.
Love for acting.
マスターアクティングコーチ®
tori
ドラマの出演者のオーディション!
日本は確かに殆ど聞きませんよね。
いろんな俳優さんがチャレンジしていける世の中になると
もっともっと豊かですね^_^
24時間受け付けております。お気軽にご連絡くださいね!
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ぜひ、受け取ってくださいね~!!
お読みくださりありがとうございました!
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