こんにちは、トリスタジオ広報担当 鳥本愛です。
前編からのつづきです!
・・・
そして!
そこには今後の日本映画界、日本演劇界の発展のカギがあります!
海外では、映画や演劇になる題材には『高められたリアリティ』という基準があるのです。
高められたリアリティとは、
登場人物の人生のピークであり、つまり、感情的に非常に高い度合いにある人生の一部分のことです。
それに加えて、必ず葛藤があり、緊急性が散りばめられています。
そういうものが映画や演劇の題材になります。
タラタラとした日常の断片を貼り合わせたのではないのです。
そういう状況下に生きている人物なので、必然的に登場人物は抑えきれないくらい感情的になります。
しかも、緊急性があるので更に登場人物の心は揺さぶられます。
しかし、日本ではそういった高められたリアリティを描いている脚本が本当に少ないのです。
そこに映画界、演劇界の発展のカギがあるのです!
例えば、高められたリアリティとして描かれている映画の例として、私が個人的に大好きな映画監督、西川美和監督の作品で『ゆれる』という映画があります。
ご覧になった方は、ストーリーを思い出して頂ければ私が言っていることをお分かり頂けると思います。
登場人物の人生のピークで、葛藤があり、緊急性が散りばめられています。
また、戯曲でいうと、
井上ひさし氏の『父と暮せば』という作品。
登場人物の人生のピークで、葛藤があり、緊急性が散りばめられています。
そして、
これら2つの作品は大ヒットです!
それに、
国内だけでなく、海外でも高い評価を受けていますね。
これらをヒントにしていけば、映画•演劇が面白くなり、映画館に観客が溢れ、劇場には演劇ファンの長蛇の列ができ、映画•演劇が盛り上がり、更には日本の文化になると確信しています!
そして、それは私の絶対に叶えたい夢です!
また、演技指導者の観点から感情の扱いについて言うと、当然、人は感情を出来るだけ抑えようとしますが、【人それぞれ抑え方が違う】という点を補足しておきたいと思います。
私の感情の抑え方と、あなたの抑え方は違います。
悲しい時に歯を食いしばるのか、拳を握り締めるのか、肩に力が入るのか。。。
ということは、作品に出てくる登場人物それぞれに感情の抑え方があるのです。
そこにもキャラクターがあるのです。
そして、抑える為には、まず持っていないと抑えることは出来ません。
ですので、まずは、感情の自由を手に入れなければいけません。
そして、キャラクターの抑え方で抑えられるように訓練しなければいけないのです。
■結論■
但し、テクニックを正しく指導できることはもちろん、そのテクニックを訓練する理由を深く理解し、そのテクニックの先を見据えることができる指導者のもとで訓練する必要があります。
絶対に!!
映画•演劇を日本の文化に!!!!
人々に感動を!勇気を!希望を!!
マスターアクティングコーチ®tori
・・・
悲しい時の表現の仕方って、確かに人それぞれですよね!
そして、抑え方もそれぞれあって、それがキャラクターなのですね!
しかし、その前に「泣く」ことが当たり前に出来ないといけない。
それって、どうやるの??
そう思いませんか?
トリスタジオにお越しいただくと、
トレーニングを積んだ受講生の皆さんは当たり前に出来るようになっているんですよ~!
ぜひ、お気軽に見学にいらしてくださいね!
お読みくださりありがとうございました!
トリスタジオ(新宿四谷三丁目駅徒歩3分)