愛愛子さまが皇太子になるべき100の理由愛No.41

 

伊勢神宮、橿原神宮で愛子さまをお出迎えした人たちは、まるで皇太子を迎えたのではないか、というぐらいのフィーバーっぷりでしたね。

 

それに引き換え、国会議員の中で話されている議論の中身は、全く別次元、異世界過ぎて、理解が追い付かない国民も多いのではないでしょうか。

 

主に与野党で合意しようとしている2案は以下の通りです。

 

  1. 女性皇族が結婚後も皇室に残ること
  2. 旧宮家の男系男子が養子縁組などで皇籍復帰すること

 

愛子さまの「あ」どころか、女性天皇の「じょ」も出てきません。

 

なぜムキー?そんなことが国会の中で起きているのか?

 

神道学者で皇室研究者の高森明勅先生は、

 

最大の理由は多くの議員らの無関心(!)ではないだろうか。全く無関心でない場合でも、関心が薄く、優先順位が極端に低い。なので、ほとんど狂気を疑うような決着でも、平気で受け入れてしまいかねない。それが最も怖ろしい。

と仰っています。

 

 

国会議員の無関心、他の事を優先しているのかと思いますが、皇室は日本人全ての心のありよう、日本国の根幹にかかわることですよ?

 

といっても、興味のないことにもっと関心を寄せろ、と言っても難しいと思います。

 

国民がもっとわーわー騒ぐのがいいのでしょうね。

 

 

そういった意味でも、皇室が4月からインスタグラムで発信し、若者の興味関心をもっともってもらおうとする動きは、とても良いと思います。

 

最初は、天皇陛下と皇后陛下の情報のみですが、愛子さまの活動についても積極的に発信して欲しいな、と思います。

 

そうすれば、愛子さまが皇太子になれないのはおかしい!ムキーといった世論がもっと大きくなるに違いありません。

 

 

 

さて、今日は、馬鹿な国会議員が国会で議論しようとしている

  1. 女性皇族が結婚後も皇室に残ること

について、書いておきたいと思います。(2は次回にします)

 

 

 TODAY'S
 
皇族と国民が同一所帯?

 

この、女性皇族が結婚後も皇室に残る案については、一見良いのでは?と思うかもしれません。

 

特に、このまま愛子さまや佳子さま、彬子さま、遥子さま、承子さま、5名の独身皇女の皆様に残っていただくことで、将来悠仁さまお一人になる状況は回避できます。

 

そうすれば、公務を分散することができる、というメリットはあるのでしょう。

 

だがしかし。

 

「安定した皇位継承」には全く寄与しません。

 

なぜなら、その配偶者、及びご子息に関しては「一般国民のまま」としようとしているから、です。

 

ご子息には皇位継承権を与えません。

なぜなら「女系」となるから、です。

 

愛子さま、佳子さま、彬子さま、遥子さま、承子さま を、皇族としてではなく、公務をするだけの女性としてしばりつけるだけ、公務員とするようなものです。

 

皇位継承問題を解決すべく女性宮家として皇室に残っていただくのであれば、配偶者、及びそのご子息には、皇族としての身分を持っていただく必要があるのです。

 

 

また、一般国民である配偶者とその子は、憲法第3章「国民の権利及び義務」で守られるべき存在ですが、宮家当主である女性皇族の皆様は、庇護の圏外となります。

 

女性皇族の皆様は、憲法第1章「天皇」に準拠することになります。

 

それぞれ、どんな項目が憲法上で規定されているのか?

 

ざっと一覧で〇×表を作ってみました。

 

権利がこんなにもチグハグな家族が出来上がるんですね。

 

 

国会議員は一体何を考えてるんだ???ムキーッ

 

 

 

  第14条 身分制度の禁止、法の下の平等、栄典

 

すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

 
家族の中で、皇族と一般国民が同居している時点で法の下に平等ではないですよね?
混乱しますね。。
 

 

  第18条 奴隷的拘束及び苦役からの自由

 

何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

 

リベラル派の井上達夫氏によると、天皇および皇室の方々を「奴隷的存在」と論評しています。これには議論の余地が多分にありますが、女性皇族はこの憲法18条の外にいる、という事は事実です。

 

これは重いです。

 

 

 

 

  第21条 集会、結社、表現の自由

 

 

集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

夫が「日本皇国の党(仮称)」を立ち上げて、政治活動をすることが可能です。

 

ホシガリマセンカツマデハ!

 

右派に人気でそうですね。

何といっても、配偶者が皇族ですからね。

 

私は女性皇族の政治利用はイヤです。

 

 

 

  第22条 職業選択、居住移転、外国移住及び国籍離脱の自由

 

  1. 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する
  2. 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

チグハグの極みですね。

 

夫と子供は、外国に居住したり、日本国籍を離脱する自由があります。

女性皇族は当然ありません。

 

夫と子供は、どうやって移転の自由を享受するのだろうか。

事実上制限されないですか?

 

また、夫は職業選択の自由が可能。

奥様が女性皇族、という立場を利用すれば、いろいろな経済活動ができそうですね。

 

私は、女性皇族がそのように利用されることについて、嫌悪感しか生まれません。ムキー

 

 

 

  第24条 家族生活における個人の尊重と両性の平等

 

  1. 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
  2. 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

 

離婚する権利について、夫は保持しますが、皇族女性に関しては、日本国憲法では守られません。

また、皇室典範では、そもそも女性皇族が婚姻をすると皇室を離れるので、離婚に関する規定はありません。(妃殿下は離婚可。前例はないが。)

 

まったくフェアじゃない夫婦、幸せじゃないな、と思います。

もし、冒頭の女性宮家案が強行されるなら、新たな規定を設ける必要があります。

その際、財産分与はどうする?親権をどのように扱う?

課題が山積みですね。

 

 

  第29条 財産権

 

財産権は、これを侵してはならない。

夫が稼いだお金は、当然夫のものだ。

これを侵してはならない。

宮家のお住まいの住宅に、地下スタジオを作って、バンド活動をするのも自由だ。

地下宗教施設を作って、宗教活動をしてもかまわない。

 

また、女性皇族には皇族費が国費から支給される。

皇族としての品位保持の資に充てるためのもので、約3,000万円/年だ。

皇族費 - Wikipedia

一般国民が同一所帯となった場合、この費用をどうやって切り分けるのか?
 
子どもに塾通いをさせる費用、も、突き詰めれば皇族としての品位保持の資にあたるのか?(皇族の子がおバカちゃんだったらいけないので)
 
そんなことをすると、世のお母さま方から怒りの声が湧き起こらないか?
 
不公平よ!
 
夫の稼ぎと皇族費を、同一所帯でどうやって切り分けるのか?
それをどうやって管理するのか?
 
考えただけで途方に暮れそうだ。
 

 

  まとめ

 

ちょっと考えただけで、問題が山積みであることがわかる。

そして何よりも、皇室の聖域性が崩壊するのが目に見えている。

 

 

皇族と国民が“1つの世帯”を営むという、皇室と国民との厳格な区別を踏みにじり、皇室の「聖域」性を致命的に損ないかねない、愚劣この上ないプランだ。

https://www.a-takamori.com/post/240125

 

自由の身である夫と子供は、マスメディアの格好の餌食にされるでしょうね。

SNS全盛の時代、夫と子供は、家庭内のプライベートなことも発信する権利があります。

 

Xでクソリプをつけることだって自由です。

 

そんな女性宮家、いやだ絶望。。

 

 

 

 

愛子さまが皇太子になるべき理由 その41

 

国会議員は、真顔で中途半端な女性宮家案(夫と子供は一般国民)を成立させようとしている。

 

もはや亡国の徒である。

 

そんなムチャクチャな女性宮家を作るぐらいなら、愛子さまを皇太子に、だ。

 

国会議員は皇室を壊したいのか?