自分を知りたい、それが私らしさ

西武池袋線・大泉学園駅

 

Image Up Salon

Toris 

(トリズ)

 

 

ごほうもん、ありがとうございます。   

 Toris の荻野友子です🫧

 

 

この場を借りてお礼申し上げたいと思います。

先日は、ありがとうございました。

 





 

心強い、十人十色戦士殿


「八十の手習・母の絵手紙」でおなじみの母が、駅ビルの入り口で倒れこんでしまいました。
 



雨上がりの高温としっけが不快な、月曜日。
 



反応をかくにんし、体を横に安定させたのは吐いた時のためで、回復体位といいます。
 

(倒れたみたい) (カツッカツッ) (大丈夫そう) (ざわざわ) (ガタンゴト〜ン)
人々の声や足音、肌にまとわりつく湿気。


「はっ」

気がつくとわたしの視界には、10本以上のつま先がこちらを向いていました。
 



 
 
そうです
 
 


 
私たちは、取り囲まれていたのです。
 
 




 

人の輪、それはあたたかなバトン。

・救急車へ命をつなぐ「人さし指」の方
・脈のかくにん。体をささえ、声がけする方。
・リュックから保冷剤!からの、ポカリ&お水をスーパーへ走る方。
・駅ビルスタッフさんを探す方。
こちらはほんのごく一例でした。
 


多くのかたが
通りすがりに足を止め、手を差し伸べてくださいました。
 



 
幸い母は正気を取り戻し、自力で座っていられるまで落ちつきました。


けれど
まだ立てるようすもなく、ときおりおそわれる胸のむかつきとたたかう母が、



申し訳ないを連呼していました。


それはまるで、自分ごと。


こぼれんばかりの涙をためて、落ち着きを取りもどした母をみて私に
「びっくりしたでしょう?よくがんばりましたね」と、
 

言葉をいただきました。



 大事にならずにすんだのかも、、、と冷静になれた瞬間でした。


私たちの出来事だったのに、最後まで落ちついていられたのは、その場の皆さんが少しづつ抱えてくださったからですね。
ありがとうございました。
 

言葉をいただき、甘えてみた。


「そのまま車いすを押して、お送りしましょう」
「タクシーだと車酔いするかもしれませんから!」


駅ビルからタクシー乗り場まで車いすを用意してくださいました。タクシーを待つ間も前身から溢れる汗と青じろい顔の母を横目に
(え!?そうお願いしたいけど、、、)



「いやぁ、でも、、、」
 


「こういう時だからこそ、きがねはしない。ありがたく甘えるんです」
 




 
実はお母様が一人で外出中に、コンビニの前で倒れ救急車で運ばれた経験を、お持ちでした。
 

「私の母もこうして、多くの方々に助けてただいたのです。これは私からの感謝の気持ちなんです」と、サラリ。



私たちの内心をくんでいただいて、嬉しかったです。
 
 


この度のことでは、高齢者への気くばり不足を反省し、恩送りの旅が始まります。
改めまして、ありがとうございました。




 まだひるまの気温が高い日がつづいておりますので、みなさまもご自愛くださいね。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます

それでは、また🕊