最近、食生活を見直す機会があり
朝食を摂る事の大切さと
栄養を考えた食事を意識する様になりました
RENです


お菓子の袋が大好きな小太朗君。
飴玉の袋とか、カサカサ鳴る物が好き。
セキセイインコは好奇心が旺盛ですね。

上の写真は2016年の春に小太朗を迎え、2年前の梅雨頃の写真なのですが、彼は夏になるまでの数ヶ月をひとりぼっちで過ごしていましたセキセイインコ青


今回は、セキセイインコの一羽飼いについて記事を書いてみたいと思います。


セキセイインコの一羽飼いについて


野生のセキセイインコは群れで暮らしている

前回のセキセイインコの生態でもお話しした様に、彼等の本能になぞらえるのであれば、一羽で飼育する環境は好ましいものではないでしょう。


ペットに対する意識が日本よりも遥かに高いドイツでは、セキセイインコの一羽飼いをタブー視しています。

セキセイインコ青VWFDの考え方を要約すると

彼等(セキセイインコ)は群れで生活する生き物である事から、飼育するに当たっても仲間が必要である。しかし人間や他の鳥種が彼等の仲間になる事は出来ない。
セキセイインコを飼われている方、またはこれから飼育しようと考えている方の中には、人に懐かせる為には一羽で飼う必要があると思っている方がいるかも知れませんが、それは誤解です。
複数飼いのインコでもよく懐きますし、一羽飼いでも懐かない事は多々あります。大切な事は彼等をよく理解し、正しい知識を持って育てる事なのです。


人は人、鳥は鳥

セキセイインコは人と遊ぶのが大好きで、我が家のインコも人と遊んでいる時は明るく振舞っていましたが、ケージで過ごす時間や、ふと見せる表情にはいつも寂しさがありました。

例えよく慣れた子でも、やっぱり人は人、鳥は鳥だという事実を私達は認識していますし、当たり前ですが彼等も本当は解っています。

玩具に向かって必死にコミュニケーションを取る姿や、鏡に映る自分を仲間だと信じて喜ぶ姿に、私は耐えられませんでした。

2羽目をお迎えしてみた結果

1羽目の小太朗をお迎えして2ヶ月後、2羽目となるレミリアをお迎えして彼等を初めて対面させた時、小太朗がパッと開かせた目はキラキラしていて、あんなに嬉しそうな姿を見るのは初めてでした。

2羽を同じケージで飼い始め、小太朗は自分が兄となった事に自覚が芽生えたのか、せっせとレミリアのお世話をする様になりました。
レミリアはお迎え時には既に挿し餌を卒業していましたが、小太朗は給餌をしたり毛繕いをしてあげたり。

現在では3羽を1ケージで飼っていますが、小太朗の人間慣れは、一羽飼いの時と変わらぬままです。

手乗り崩れは複数飼いが原因ではない

複数で飼うと人慣れしなくなるのでは?
と思う方がいるかも知れませんが、実際の経験からそれは関係ないと実感しました。

最も大切な事は、一人餌になる若雛の時期に愛鳥としっかりコミュニケーションをとり、飼主との深い絆を築いておく事です。

注意点として、若雛の大切な時期から他の鳥と同じケージで育てる事は推奨しません。これも実際の経験に基づいた理由ですが、若雛の時期に鳥と過ごす時間が多いと人間と距離が開いたままの成鳥になります。
成鳥になってから絆を深めるのは容易ではありません。最も大切な時期には一羽飼いで育て、成鳥になってから他の鳥とコミュニケーションを取らせるのがお勧めです。

まとめ

セキセイインコ青この記事のまとめ

・セキセイインコは群れで生きる鳥
・人は鳥の代わりにはなれない
・複数飼い=人に懐かない、ではない
・若雛の時期に絆を深めておく


REN.