靖国神社にいる真っ白な伝書鳩は
1万羽に1羽しか生まれないという稀少なハト。
境内にある白鳩専用の鳩舍で飼育されています。
白鳩は世界標準で平和の象徴と認識されており
大変美しい鳥ですので
まだ見た事のない方は是非
神社へお立ち寄りの際に探してみて下さいね。
RENです

曇り空が続いておりますが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
人間は雨で外出を躊躇う事があっても、愛鳥達は天気に関係なく放鳥という外出を毎日心待ちにしていますよね。
しかし、放鳥は毎日の事だからと気を緩めた時にこそ様々な事故が起こります。取り返しのつかない事故に繋がる前に、もう一度放鳥時の安全について考えてみましょう。
インコの放鳥時に気をつけたい事
鳥は他の一般的なペットと違って空を飛びます。また知能が高く好奇心も旺盛な為に招かれる事故もあります。
事故に繋がる要素を完全に取り払う事は難しいですが、可能な限り対策する事で安心で安全な放鳥を実現していきましょう。
大切な事は、事故に繋がる可能性のある事柄を予め把握して未然に防ぐ事です。
起こり易い事故の例
下記は起こり易い事故の例ですが、可能性としてはこれら以外に幾らでも危険が潜んでいる事を覚えておいて下さい。

1.ドアや窓から逃げる
2.透明なガラスに激突する
3.有毒な物を口にする
4.危険な物を齧る
5.踏み付けてしまう
6.隙間に挟まる
7.高温なモノに接触する
1.ドアや窓から逃げる
放鳥中にうっかりドアや窓を開けてしまい、鳥が逃げ出す事故は珍しくありません。同居人が放鳥している事を認識しておらず、ドアや窓を開けてしまったという事例もあります。
2.透明なガラスに激突する
鳥には透明なガラスが見えません。私の知人のオカメインコが透明なガラスに激突した衝撃で亡くなってしまったという話を聞きました。
曇りガラスであれば認識出来る他、レースのカーテンを使う等の対策を取りましょう。
3.有毒な物を口にする
人間の食べ物の中には鳥にとって有毒な物が沢山あります。食べ残し等を放っておくと、判らずに食べてしまう可能性があるので気を付けて下さい。
他には室内で観葉植物を育てている場合、それが鳥に有毒な植物である場合は注意が必要となります。危険な観葉植物については今後当ブログでも発信予定ですが、既に室内に置いてある方は取り急ぎ「インコ 観葉植物」等のワードで確認して下さい。
4.危険な物を齧る
好奇心の旺盛なインコは、気になる物を齧って調べるという習性があります。人間が手を使うのと同じです。
よく置いてある物で特に挙げられる危険物はコード類だと思います。太くて頑丈な物より、細く齧り易い物は特に注意が必要です。
5.踏み付けてしまう
インコやオウムは地上で餌をついばむ習性を持っており、放鳥中でも床を歩いている事が多々あります。それに気付かず踏ん付けてしまうという事故はとてもよく起こる様です。椅子の上に居るのに気付かずに座ってしまったという例もあります。小さなお子様がいる家庭では特に注意してあげて下さい。
6.隙間に挟まる
家具の裏側に落ちてしまったり、ドアの開閉の際に後追いして来た鳥を気付かず挟んでしまったという事故も起こります。特によく懐いた鳥では後追いする事も多々ある為、部屋の出入りは慎重に行って下さい。
7.高温なモノに接触する
リビングで放鳥される方が料理と放鳥を同時に行っていて鍋の中に落ちてしまったという事故や、アイロンを掛けている際に高温部に接触してしまう例、お風呂に入る際に後追いして来た鳥が湯船に落ちてしまったという事故が実際に起こっています。
事故が起きてしまったら
飼主がどれだけ注意を払っていても、思いがけない事故が起こる事は生きている以上、仕方がない事です。
事故が起きてしまったら、直ちに鳥専門の病院に相談しましょう。素人判断では取り返しの付かない状態になる可能性がありますので、獣医師の判断で適切な対応をとって下さい。
かかりつけの病院を予め探しておく事で、突然の惨事に慌てる事なく冷静な対応をとれます。大切な愛鳥と一日でも永く過ごす為にも欠かせない事です。
REN.