今日は、味覚障害の検査をやってきましたが、

結果から言えば、やっぱり僕は味覚障害でしょう。


 それも、検査してくれた担当の先生もびっくりしてたくらいですから、視覚で補助しなければ味がわからないほどの障害者なんでしょう。



 今日は、そのあとで、過去に一緒に仕事してきた先輩の退職記念パーティがあったので、その会場に行ってきました。


 そこでは、みんな僕が来たことにびっくりして、「おまえが出席してくれて、こんなに元気な姿を見ることができて、まさにパーティだね」と、みんなで喜んでくれました。


 今日のパーティは僕が主役じゃないんだけど、僕は、「もう一緒に仕事ができないかもしれない障害者になってしまった」と言うと、みんなが、「そんなことない!」、「いつまでも待ってる!」と言ってくれました。


 さらに、「次回は復職記念パーティをやろう」、「早くやろうね」って言ってくれました。


 今日は定年退職する人が主役なのに、こんなにうれしいことはありません。


 僕は、ほんとに良い仲間たちに支えられてるんだな、って改めて思いました。


 そこで、僕が復職までにはまだ時間がかかると思って、「僕が負わされた障害はいっぱいあって・・・」って説明しようとすると、先輩が、「犯人は刑務所にいるんだろ?」って聞いてきました。


 僕は、「事故の時の目撃者がいなかったから、刑事裁判では、犯人側の発言で僕も悪者にされて、犯人は執行猶予付きの有罪判決になったから、今も運転手をやっているはずです。」って答えました。


 そしたら、先輩は、「なんでだよ!悪くないおまえに責任転嫁した奴が無罪放免なのかよ!!」って怒ってました。


 犯人は、殺人行為をした奴なのに、そいつを守る制度はたくさんあって、被害者はほったらかし・・・、それが、日本の司法なんですよね。


 だから、徹底的に闘うってことを伝えると、先輩は、「あったりまえだよ!!!」って言ってから、「徹底的にぶっ潰してやれ!!!!!!」って言ってくれました。


 僕は、こんな感じの正義感たっぷりのなかまたちと一緒に働いてたんだな、ってことを誇りに思いました。


 だから、極悪犯人と、悪徳損保の非道な行動には、みんなが怒っていて、僕は改めて徹底的に闘おうと決意しました。


 でも、「あれだけの大事故のあとだと、どんなに酷くなってるかが心配で、会いたかったけど会いに行けなかった」と言ってくれて久しぶりに会った先輩達は、「全然問題ないくらいに回復してるよ!!」って言ってくれました。


 励ましの意味があるにしても、嬉しかったけど、僕が、「復職は障害者枠になっちゃうかもしれないけど・・・」って言ったら、「絶対障害者枠なんかじゃないよ!!」とか、「お前が障害者枠だったら、ほとんどの職員は障害者だよ!!」と言ってくれました。


 こんなに良い仲間たちが待っててくれたなんて、嬉しかったな。今年こそ復職したいな・・・。