こぐまくんは1歳1ヶ月になりました。
「これは食べないよ」と言うと、口に入れなくなってきたので、
工作が楽しめるようになってきました。
幼い子の工作の材料には、紙コップや紙皿がぴったりです。
またビリビリ破いたり丸めたりしていい紙や折り紙、
輪ゴム、帽子用のゴムや毛糸なども用意しています。
貼ってあるセロテープやシールをはがすのが楽しいこぐまくん。
(テープを切る部分で怪我をしないように注意がいります。)
工作といっても、私がペタペタ貼り付けたテープを
次々とはがしていく遊びがメインです。
私はこぐまくんがはがしたテープを、ちょっとオーバーに手でアイロンをかけるような
動作で貼り直しています。
そうして遊ぶうちに、はがすだけだったこぐまくんも、こうやってするんだね、と
得意顔で、テープを貼る真似をするようになりました。
工作のお手本を見せる時は、次の3つに気をつけています。
1 こぐまくんが「今できること」がたっぷりできるもの
2 作る手順がわかりやすいもの
3 作ったもので遊べるもの
<くるくる回るコップ コップのお魚をつかまえる>
輪ゴムをコップにかけると、こぐまくんは輪ゴムをはずします。
輪ゴムを自分ではずせるのがうれしい様子。
それで輪ゴムをたくさんかけて、てっぺんに2つつなげた輪ゴムを貼りました。
ゴムをくるくるねじってからゴムの先を持っていると
くるくるコップが回転します。
輪ゴムでくるくる回すのは、ブロック遊びでも
しているので、こぐまくんは、知っているよ、という調子で
上手にゴムの端っこを持って、回る様子を観察しています。
この紙コップを底を上にしてテーブルに置いた紙コップに重ねると、
「つかまえた!」っと紙コップのお魚をつかまえることができます。
こぐまくんは真剣そのもの。
<紙皿の楽器>
クーピーペンシル、スティック糊、セロテープなどは、口に入らないよう注意しながら
使わせていますが、ハサミは持ち手のところを時々触らせてあげながら
切るところを見せるだけにしています。
紙皿の両端にハサミで切り込みを入れて
輪ゴムをかけて楽器を作ってあげました。
弾くといい音がするので、面白がっていました。