車のほうがひと段落したので、昔を思い出しながら車載用CDプレイヤーをいじってみました。

最近は色々なデジタルソースがあるので、CDを聞こうとする人は少ないかもしれませんが、昔はCDの音の再現性を求めて色々なCDプレイヤーが出ていました。

アゼストのDRX9255やDENON、ナカミチ、アルパインなどが有名でしたね。当時何十万もしたものでしたが、最近はものも少ないためか、そこそこの値段で手に入ります。ただ、何かしらの不具合があるものが多いので、注意が必要です。

そんな中、少しDENONの物を集めて修理してみました。

DCT-900は古めの普通のアンプレスで、DCT-R1はその次の世代のアンプ内蔵、DCT-A100は20bit ALプロセシングのアンプレス、DCT-A1は24bit ALプロセシングのアンプレス、DCT-Z1は24bit ALプロセシング プラスのアンプレスです。

すべて修理、クリーニング、追加工等を行ってから音出し比較をしてみました。

ヘッドホンアンプとヘッドホンをつないで音の比較をしてみると、DCT-900は、まあ、普通の高音質プレイヤーという感じ、DCT-R1はそれよりも少し質感がアップしているものの、ほかの機種のようにプロセシングに凝っていない分、ある程度止まりという感じです。さすがにDCT-A100になると音が違ってきますが、bitの違いからか、低音の分解能が低いように感じます。量は出ているように聞こえるんですが。DCT-A1になるとやはり別格で、透明度と低音の自然さが際立ちます。DCT-Z1はさらに音の分解能が上がった感じで、さすがの音がします。ただ、あくまでもどんなアンプやスピーカーを組み合わせるかによって印象は変わってしまうので、DCT-900であってもうまくまとめられるかもしれません。DCT-Z1なんかだと、組み合わせるものによっては実力を出せずに逆に良さを殺してしまうこともあるかもしれないです。

次回は修理に関して書こうかなと思っています。