2018年5月27日の礼拝説教

 

「聖なる公同の教会(1)」

 エペソ1:3~14

 

今週の聖句

「キリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いて

それを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。聖霊は私たちが御国を

受け継ぐことの保証です。このことは、私たちが贖われて神のものとされ、神の栄光が

ほめたたえられるためです。」

    エペソ人への手紙1章13~14節

 

毎週の礼拝の中で唱えている「使徒信条」ですが、これをただ唱えているだけでは何の

ことなのかよくわかりません。今週取り上げるのは「聖なる公同の教会」と告白している

ことについて学びます。『ハイデルベルク信仰問答』の問54にはこう書かれています。

 

問54 「聖なる公同の教会」について、あなたは何を信じていますか?

答  神の御子が、全人類の中から、ご自分のために永遠のいのちへと選ばれた一つの

群れを、ご自分の御霊とみことばにより、まことの信仰の一致において、世の初めから

終わりまで集め、守り、保たれるということ。そしてまた、わたしがその群れの生きた部分で

あり、永遠にそうあり続ける、ということです。

 

前回から、使徒信条の最後の部分である「聖霊なる神について」という第3の区分にはいって

います。先週は、聖霊は「まことの信仰によって、キリストとそのすべての恵みに私をあず

からせ、私を慰め、永遠に私とともにいてくださる」お方であると学びました。そしてこの

問答書の問1でまとめられている聖霊の福音を(問1 生きるにも死ぬにも、あなたのただ

一つの慰めは何ですか。

答 私が私自身のものではなく、からだもたましいも、生きるにも死ぬにも、私の真実の

救い主イエス・キリストのものであるということです。このお方はご自分の尊い血をもって、

私のすべての罪を完全に償い、悪魔のあらゆる力から私を解放してしてくださいました。

また、天にいます私の父の御旨でなければ、髪の毛一本も落ちることができないほどに、

私を守っていてくださいます。実に万事が私の救いのために働くのです。そしてまた、

ご自身の聖霊により私に永遠のいのちを保証し、今から後この方のために生きることを

心から喜び、またそれにふさわしくなるように、整えてもくださるのです。)、私たち一人

ひとりのものにしてくださるのが、聖霊なのだと申しました。「聖なる公同の教会」という告白

は、この聖霊のお働きによって理解されるべきものです。

 

教会について学ぼうとすれば、多くの時間が必要であり、聖書に教会抜きの信仰などと

いうものは存在しません。けれども、『ハイデルベルク信仰問答』では、使徒信条に沿っての

問答のところでは、「聖なる公同の教会」と「聖徒の交わり」という2つのことばそれぞれに

1問ずつ割り当て、基本的なことを扱うことにとどめています(信仰の基本を教えることに集中

して込み入った議論を避けるためであり、教会のことを軽んじているわけではありません。

教会のことは信仰全体に関わることですから、多くの問答で教会のことに触れています。

問49~53、問65~85、98、123ほか)。

 

                    http://www.karuizawa-christ-church.com/sermons.html

                     (5月27日の礼拝説教を音声で聞くことができます)