米アカデミ- VFX視覚効果賞をG-1.0を受賞した。これはアジア映画初の快挙であり、スタンリ-・キュ-ブリックによる2001年宇宙の旅以来の監督による受賞の快挙である。G-1.0はアジア、アフリカ圏を除く世界で上映されたが、その評価は前代未聞の高い評価で審査の厳しい酷評の普通である米Rotten Tomatoesで評論家98、一般98の高評価を叩き出した。

 

 本来、G-1.0 VFX視覚効果賞だけが相応しかったのであろうか? 主演男優、女優、助演男優、女優、脚本と様々な作品にノミネートされるべき作品てあったと思うが、アカデミ-賞は各受賞に審査員へのロビ-活動が必要であり、戦略的ににVFX視覚効果に絞り込んだ結果となった。資金が潤沢であれば、他の賞も十分に狙えた作品であったと思う。

 

 この映画を酷評した日本の評論家は店終いをすべきである。私は二度の鑑賞でも恐怖に震え、心が震え、涙した。海外のレビュ-には、コジラは戦争そのものの象徴であり、核兵器の象徴でその怒り人間に吐き出す凶悪な存在であり、究極の反戦映画との批評を見てハッとしましまた。

 

 コジラの咆哮は恐ろしく怒りに猛り狂う姿になぜか憂いを覚える。今作は究極で極限のヒューマン映画で一度は映画館で絶対に観るべき映画である。3月はアカデミ-賞受賞のご祝儀でロングラン上映があるので娘と鑑賞する予定です。日本映画は死んでいないどころかポリコレと資金塗れのハリウッドとは一線を引いた中での受賞は真に快挙あると言える。山崎貴監督、白組の皆さんそして俳優陣、更には様々な制作関係に感謝と最上の賛辞を贈りたい。本当におめでとうございます!

 

「生きて抗え!!」