樹氷のむこうにかすむ少女の思い出?・・つうことでー | 真とりぴー通信改

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たまにイラスト、親父の日記・・中身はゆる~いよ












      先週の月曜日に
      お客様と飲む機会がありまして
      そんときに話してたのですが

      「今年はほんと雪が多かった!」

      こんなん



イメージ 1




      雪国の人にはコの程度では
      どうてことない光景でしょうが
      まあ~雪かきしようにも
      熊太郎家にはスコップひとつ道具は無く
      あるのは耳かきだけ。

      ちり取りで雪を除けて
      あとの筋肉痛が
      ひどいもんでしたよ・・・
      
      ま、東京育ちでも
      スキーが好きな人でしたら
      これっくらいの雪も
      見慣れたもんなんでしょうかね。









 熊太郎は過去に一度だけ
 大学時代に当時の仲間と
 スキーに行ったことあります


       場所は「蔵王スキー場」です。

       今日はその思い出・・・








      さすが雪国ですから、
      ホテルの1階ちょいが雪に埋まるくらいの
      見たことない光景でしたね。

      そう冒頭の写真どこじゃ
      なかったですよ。

      肝心のスキーの方ですが
      熊太郎にとって生まれて初めてですから
      その滑りたるや悲惨なもので、

      滑ってく先は、
      スキーの向くまま気の向くまま
      止まるときは、
      柔道の受け身の応用でってな感じ。

      (ちゃんと初心者教室から始めればよかったんですが)

      こんなこと一日やってましたから
      夕飯のあと
      滑れる連中はナイタースキーにむかいますが
      熊太郎は打ち身ねん挫の回復のため温泉にむかいます。

      温泉言うても
      ホテルの大浴場ではなく
      街中の風情ある共同浴場に行くことに
      しました。

      熊太郎が街中に出ると知った
      仲間連中は
      「酒の買い出しお願いねー」
      ときました。


      ----------------------



      さて当時の大学生ときましたら
      飲む酒は、ビールかウイスキーでした。

      レッド、ホワイト、たまに無理して
      オールドだったものです。

      焼酎とかオヤジ臭くて
      敬遠してましたね。

      ちょうどその頃に酒造業界では
      若手市場の開拓と考えたのでしょう。

      ちょうど
      ウォッカの樹氷とか
      焼酎のトライアングルとかの
      お洒落なデザインのお酒が
      売り出されたんですね。

      熊太郎は温泉帰り
      それに飛びついてみました。

      店員さんに「割るならこれ」
      言われた濃縮レモンとやらも買って。

      ホテルに着くまでに
      手ぬぐいは棒状になるし、
      お酒はベランダの雪に埋めといたりと
      雪国感を満喫して。

      しとりましたら
      仲間連中が帰ってきまして
      酒宴の開始です。


      ----------------------



      買ってきた熊太郎が
      責任をもって
      ウォッカのレモン割りをつくるのですが

      スキー同様に生まれて初めての
      ウォッカのレモン割りですものね

      すっぺえー

      と、一同顔中シュワシュワになります。

      (中には怒る野郎もいまして、そうこられますと、
      なんだよ人に買い出し行かせて・・と、
      ちょっと熊太郎の心に火がつきます)


      「やぁすまんと」


      そこへウォッカを注ぎ・・・

      でも濃縮20倍のレモンは
      なかなか強敵です。



      ウォッカを注いで注いで

      これでは濃い言うんで

      レモンを注いで注いで

      これでは酸っぱい言うんで

      ウォッカを注いで注いで・・・

      以下くり返し




      かえって濃いよ

      かえって濃いよ


かえって濃いよー


イメージ 2


      追分山ならぬ蔵王山で
      手を振れども

      しかし仲間の声は
      ひとりふたりと
      帰ってこなくなります。

      そらナイタースキーで疲れた体に
      このスペシャルカクテルでは
      ひとたまりもふたたまりもありません。

      死しるいるいと太川陽介でした。


      ----------------------



      日づけも変わろうかという
      時刻だったと思います。

      ひとり残された熊太郎の

      (熊太郎も当然に
      かなり酔っていたのですが)

      耳にふっと入ったのは、テレビから流れる
      これまた当然流行りの
      おしんのテーマ曲でした。

      こんな深夜に?
      って不思議に思って観てますと、

      おしんの子役の子が画面に出てきて

      「おしんの天気予報見てけろ」

      とか申しまして、
      おしんのドラマシーンに重ねて
      明日の天気がテロップで流れてきました。


      あれは確か民放だったと記憶してます。

      おしんの天気予報?

      そんな番組があったのでしょうか?



      あれは酔った熊太郎が見た
      幻想だったのでしょうか?









      
      今も雪を見ると 

      あの晩の惨状が

      おしんのテーマ曲とともに

      走馬灯のごとく浮かぶ

      熊太郎です。
   


      はい、ばいびい~





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