お盆と言いますと |
毎年、不可思議な話を |
ひとつしてますが |
これが心霊なのかはわかりません。 |
どだい |
ボクには霊感がありません。 |
ただ |
本当に経験したことではあります。 |
今年の話は
娘が1歳ちょっとだった頃に
ボクが見た
夢のお話です・・・・
娘が1歳ちょっとだった頃に
ボクが見た
夢のお話です・・・・
-----------------------------------------------------------
それは 娘が1歳ちょっとの 初夏の日曜日の夜のことでした。 ボクは夢を見ています。 ほとんどの夢がそうですが 最初、ボクは夢とは気づいてません。 そこには 娘とボクがいて、かみさんはいません。 場所は静かな山間の河原です。 遠くに人はいるようでしたが 周りにはボクと娘だけで とにかく静かでした。 ----------------------------------------------- 娘は一心に石を拾って遊んでます。 ボクはそれを笑って見ている ・・というような夢でした。 あんまり熱心に娘が石で遊んでるんで、 しばらくほおっておきました。 だいぶ時間がたった・・・と思います。 ( もっとも夢ですので、 ここらへん時間の流れが怪しいのですが )

ボクは夢の中で、 「 そろそろ(別の場所に)行くよ 」って 娘に声をかけました。 でも 娘はこっちも見ずに石を拾っては 積み重ねて遊んでます。 その様子が奇妙でしたので ちょっと嫌な感じがしたのです。 最初 その奇妙な感じがわからなかったのですが すぐに思い当たりました。 子どもが河原で石を積み重ねているんです。 それって 賽の河原( さいのかわら ) じゃありませんか。 これじゃ娘が亡くなったように見えます 縁起でもない! 嫌だって思った瞬間に これは夢だって気づいたんです。 ----------------------------------------------- 悪い夢だと気づいたときに 誰もがしますように 夢から覚めようって、ボクもしました。 そんときです 娘が顔をあげてこちらを見たんですが 「 あれ? 」 娘と思ってたその子は 娘じゃなかったんです。 娘によく似てるんですが どこか顔が違ってるんです。 そうしたら・・・ 映画「ゴースト」のエンディングで 恋人が天国に召されるシーンあるじゃないですか、 ( 当時、ボクは「ゴースト」見たこと無くて この夢の後、テレビで見て気づいたんですが ) あんな感じの柔らかい光が サーッと降りて来て 娘に似てるその子がそん中に薄れていって・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そしてボクは、布団で目が覚めたんですね。 気づけば月曜日の朝・・・ そのまんま会社に行きました。 ----------------------------------------------- 昼頃 病院からの電話で 会社は午後欠で 戻って来ました。 実は うちの中学3年生の娘と 小学6年生の息子の間には もうひとり子どもが出来ていました。 その子は 残念なことに予定日の10日前に お腹の中で亡くなってしまったんですね。 詳しくはわかりませんが、 へその緒が首に巻きついてしまった からのようです。 生まれていたら 元気な男の子のはずでした。 その日、病院でいつものように エコーで検査したら心臓が動いてない ってんで あわててボクにも知らせが来ました。 それがその 電話だったのです。 もちろんかみさんも ボクも悲しみました。 翌日 火葬場まわったりして辛かったです。
・・・・・・・・・・・
以上が
あったことです。
あったことです。
以下は
ボクの想像になってしまいますが
ボクの想像になってしまいますが
あの夢に出て来た
河原で遊んでた子ども・・・
河原で遊んでた子ども・・・
それはその子だったんだろうな・・
って思ってます。
って思ってます。
かみさんは
鼓動を通じて、その子を感じてたでしょうが
ボクはわかりません。
鼓動を通じて、その子を感じてたでしょうが
ボクはわかりません。
だから、
短い間だったけど
息子でいてくれたその子が
夢の形を借りて、
ボクに
お別れに来てくれたんじゃないでしょうか?
息子でいてくれたその子が
夢の形を借りて、
ボクに
お別れに来てくれたんじゃないでしょうか?
そうあって
欲しいです・・・
欲しいです・・・
その子には親らしいこと
何にもしてあげられずに
すまなかった・・・って思ってます。
何にもしてあげられずに
すまなかった・・・って思ってます。
ボクがいずれアチラに行ったら
その子に会って
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その子に会って
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
って願ってます。