フランダースの犬、再び | 真とりぴー通信改

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 クリスマス夜に命をおとして、
 日本中の少年少女の目頭をあつくした
 あの少年と犬の物語・・・・


   つか、これ去年もやりましたね。
   再掲載ですが、

   すでに見たことある・あなたも、もう一度、
   ハンカチをご用意してご覧ください。

イメージ 1



   アロアが、
   いなくなったネロを探して、
   雪の中を徘徊するシーンも泣かせます。

   橋の上で転び、瞬間にフッと何かを感じ取って、
ネロ~
   と絶叫した、
   ちょうどその同時刻、
   ネロの命のともし火は消えます。。。

   あんだけ大声で、命令されてはねぇ~


 


       この物語、
      欧州では、「 負け犬の死 」として評価されてません。


       アメリカで映画化される時も、
      台本は必ずハッピーエンドに
      書き換えられるそうです。


       原作では、ネロはもっと高年齢であり、
      雪の中で力尽きたというより、
      自ら死を迎え入れたというニュアンスがあるそうです。


       なぜ日本で、
      この物語がこんなに高く評価されるのか、
      欧州のグループが研究したそうです。
      そして、つまるところ、
      日本人の「 滅びの美学 」に通じるから
      との結論が出されたそうです。


       アントワープの教会に、この絵があったら、
      ネロも元気をとりもどしたことでしょうに・・・
      残念です。

イメージ 2




    「 性 」という字には、生きるという字が入っています。

   生まれた子どもは、まだ「 死 」(無)の状態の方に近いのです。

   子どもは「 死 」を、大人より身近に感じているのでしょう。

   子どもが遊びで、
   お墓をつくったり、ふざけて遺書を書くことが、ままありますね。


   それが、思春期を迎えると同時に、「 生 」に転じるのです。

   「 性 」が生きるパワーを目覚めさせてくれるのです。

    ネロも、
   もっと早くにアロアに恋心を抱いてたら、
   悲劇的な結末を迎えることはなかったのでしょうね。。

   美術なんかにうつつをぬかしてるからさ。
   


   劇場版アニメ「 フランダースの犬 」のラストシーンで、
   アロアは、アントワープの教会の修道女になっています。

   なんか暗示的な結末だなあ~と感じちゃってます。


  ( ささき家さんの絵、また使わせてもらいました。SpecialThanks!)
   ささき家さんブログ「 ゆっくりとした時間 」

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