象が踏んでも壊れない筆入れを壊した男達の伝説 | 真とりぴー通信改

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たまにイラスト、親父の日記・・中身はゆる~いよ



 アーム筆入れをご存知でしょうか。
 昭和40年に販売され、今でも売っている、
 ロングセラー商品です。
 最近はテレビでやってないのですが、
 そのCMでのキャッチが強烈でした。
 いわく・・・・

象が踏んでも壊れない筆入れ
 
イメージ 1


  このCMが頻繁に流れていたとき、ボクは小学生でした。

  あまりの衝撃に、「アーム筆入れ」の話題が
  学校中に広まるには、そう時間はかかりませんでした。

  ・・・・気持ちはひとつです・・・・「欲しい!!」・・・皆そう思ってました。

  でも、そうポンポンと親が買ってくれるハズもなく、
  近所の文房具屋で、まぶしく見るのがせきの山だったんです。

  あの日までは・・・・



  長田君といって、歯医者の息子(すなわち金持ち)が、ある日
  学校に「アーム筆入れ」を持って来たではありませんか!

  しかも、次の瞬間、彼の口から、耳を疑うひと言が出ます。
 
「壊せるもんなら壊してみな!」


  皆夢を見てんじゃないかとポッカ~ンでしたが、
  次の瞬間、狂喜乱舞です。 

  さすがブルジョワ、太っ腹なんでしょうか??? 
  いえいえ、長田君は「どうせ壊せっこない」とタカをくくっていたのです。 

  長田君は、大きな計算違いをしてましたね、  
  ガキをあおると、何しでかすかわからないということを・・・ 

イメージ 2



  そりゃもう、親のかたきみたいに、よってかかって、やった・やった・やった・やった・・・

  確かに、敵はなかなか手ごわく、最初のうちは歯が立ちませんでした。

  しかし、徐々にですが、確実にダメージを加え続けることに成功してたのです。

  そして、机の上からの、ジャンピングニーパット数発を続けるうち、
  ついにその瞬間はおとずれました・・・



  破片と化した「アーム筆入れ」・・・

  象に勝った達成感にあふれるボク達・・・

  そして、親に何と説明しようかと、困り顔の
  長田君が、いつまでもポツンとたたずんでいたのでありました。  



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