さるかに合戦考 | 真とりぴー通信改

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さるかに合戦考

前の話ですが

小僧が幼稚園年小さんの時の
クリスマス会で
「さるかに合戦」のだしものがありました。

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あの物語ほど、本によって内容がバラバラなのは
ないんじゃないでしょうか・・



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 まず、サルに仕返しをしたカニですが、
 柿をぶつけられたカニ本人の場合もあれば、
 本人は柿の直撃で絶命・・・その子ガニ達が仇討ちをした、
 というのもあります。

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 つぎに、味方に加わった連中ですが、
 その動機は
 カニに対する同情の場合もあれば、
 カニが、きび団子を見返りに集めたというのもあります。

 また、そのメンバーですが、

 普通は「栗」「ハチ」「ウス」ですよね・・
 でも、本によっては
 「牛のクソ」や「たたみ刺し針」「葉切り包丁」
 なんてのが味方に加わってたりしてます。

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 この物語は、暗示だそうで、
 カニは川の神、柿はその年の豊作を祈るもので、
 いずれも農耕をあらわしているんだそうです。

 そして、農耕を邪険にしたサルはこっぴどい目にあってしまうのです。

 またそのこっぴどい目も
 熱い(栗)・刺される(ハチ)・滑る(牛のクソ)・潰される(ウス)
 といった、人々にとって典型的な痛みなわけで、

 「農耕を大切にしなさい」という人々へのいましめのお話だったというわけでした。

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 さてここまでにして、奪い合った柿・・
 実は間違いなく「渋柿」であったのです。

 甘い柿をつくろう思ったら、挿し木で育てるしかありません・・
 種から育てた柿の木には、残念ながら「渋柿」しかならないそうです。

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