「しげる」というやつ | 真とりぴー通信改

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たまにイラスト、親父の日記・・中身はゆる~いよ

今回の地震みたいな自然災害、
それに事故・・・・
そういった時に、絶対について行きたくないやつがいる。そいつが、会社の後輩

しげる

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なぜなら、やつは、

決断力ある方向音痴なのだ。

「俺についてこいよ!」「ぜ~って~まちがいねぇ~」が口癖で、
ついていったら地獄へまっさかさま。
映画「タイタニック」でも逃げるネズミの後を追って避難する人たちが描かれていましたね・・・・
やつよりも、ネズミの方が数千億倍頼りになるのだ。間違いない。




一度などは、「しげる」の運転で「相模湖」へ夜のドライブのところ(もちろんお酒は呑んでないよ!)、
ついた場所は、「相模湾」・・・・おしいっ! やつにしては、「さがみ」まではあっていたのですから。




忘れられない出来事が。

その夏は会社の有志で、伊豆下田へ旅行に行きました。
予定では池袋を出発して首都高にのり、東名高速に入り、沼津インターでおりて、
修善寺とか通る、伊豆半島の真ん中をおりるルートで行く事となりました。
車何台かに分かれて走ります。
「しげる」の車には「将棋名人」が乗りました。・・・で、出発!

当時は、携帯電話なんか普及してませんでしたから、カー無線でしゃべってました、
千鳥ケ淵のトンネルに入ると無線が通じなくなります・・・・
で、出ると、どうも「しげる」の声が小さくなりだし、ついには聞こえなくなっちゃいました。

「混んでるから、後ろの方に離れすぎたのかなぁ~」なんて善意的に解釈していたのですが、
「しげる」の声が聞こえることは2度とありませんでした。
みんな沼津インターでおりて、「しげる」が来るのを、まだかまだかと待ち続けました
(それこそぬまず、食わず)。

「しげる」はどうしたのでしょうか?
そのころ、やつは、一点の疑いも無く、

中央道へ向かって走り続けていました。

首都高を知っている人なら分かると思いますが、千鳥ケ淵のトンネルの中に中央道方面に分かれる
分岐があります。やつはそっちに(アチャー!)入り込んだんですね・・・



高井戸、調布・・・・
「しげる」の右には競馬場が見えます、左はビール工場です・・・気づけよ~!!!!!
ほら、歌にあっただろ~
続き唄ってみろよ、「しげる」!

ちゅ~お~ ちゅ~お~ ほら何なんだ、お前がどこに向かってるか、分かるだろうっ!




「将棋名人」も将棋なら何手も先を読めるのに、東京の道は読めなかったみたいです。
でも、なんかさすがにおかしく思って来て、名人が「しげる」に「道?違ってない?」って聞いたそうです、



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おりしも、ちょうど走り去る標識に「名古屋まで・ン百キロ」と書かれてありましたそうで、

「しげる」それを見ていわく、 「東名の名は名古屋の名なんだぜぃ、間違いねぇ!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・
中央道もさ~諏訪のあたりで折れてから名古屋に向かうんだよね~ 切腹!!!

結局八王子で気づいて、やつが沼津に現れたのは、数時間遅れでしたとさ。


結論、
あなたが避難しなくちゃならない状況におかれた時に、
頭がでかくて、ひげ面で、やに臭い、「しげる」と名乗るやつが、
「こっちだ!」
と叫んだら、迷わず正反対に向かって走りましょう。





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