よく分からない書き出しですが、こんにちわ。
とりにとろです。
皆様ご存知
S&Mのガバメントモデル、M645です。
※追記
コメントにてご指摘頂きました。M645はM1911からのコピー、アレンジではなく、s&w m39の45口径版と言うのが正しいそうです。ガバの影響は、m39が多少受けているに留まる様です。
失礼しました。
m(_ _)m
スライドに取り付けたセフティレバーとダブルアクションの為に変更したトリガーが特徴的です。
ダブルイーグル?忘れてあげて下さい
さて、この645ですが、どこかのショップのカスタムの様です。
結構かっこよく纏められていて、スライドには"k's garage"と刻印されているのですが…
この名前で検索をしても、車のカスタムしか出て来ず、どういったショップのカスタムだったのかはよく分かりませんでした。
とりあえず、修理依頼なのであまり気にせず修理します
固定スライドガスガンです。
それもMGC 。
なんだか最近MGC ばっかりですね。
楽しいです。
症状は、異常な初速の低さとガス漏れ
まずは分解。
マガジンリップは根元の爪で本体のガワに固定されているので、爪を曲げて引っこ抜きます。
ずるっとガワも引き抜いて、中身が出てきます
タンクが異常に細いですね…
薄いガバマガジンで円筒タンクを採用すると、この辺りが限度なのでしょう
ガバメント系マガジンではインテグラルタンクの独壇場の様ですね。
とは言え、悪いことばかりでもなく。
プレス加工のリアルなマガジンを再現できるのはタンクが別パーツになっている利点ではあります。
気持ちいいくらいシンプルな構造です
さて、修理に戻り。
バルブを外すと、どうやらそれなり激しく劣化している様子。
常にガスに触れていたバルブ先端ががっちり錆びています。
いつもの分解&清掃
バルブも色々な種類があって、そう簡単に分解出来ないタイプもあるのですが、これは中でも簡単な方です。
パッキンの交換とサビ取りで対処
ついでに本体の方もメンテナンス。
とは言え、別にハンマーの動きがおかしいとか、弾ポロするとかでは無いので、オイルメンテとヨゴレ取りが目的です。
(後は中身見てみたいだけ)
おや、またツイストバレル。
ここの汚れで初速が落ちている可能性は無くも無いですね。
念入りに掃除します。
グリップを外してフレーム磨き。
グリップ周りは人の手を介して汚れやすい部分なので、アルコールで磨いて綺麗にします。
一通り磨き終わったら、組み上げて…
完成!
初速もまあこんなもんかな、ってくらいには戻ったので、修理完了としておきます。
恐らくガス漏れによるガス圧低下が初速減少の主な原因だったのでしょう。
さて、以上で今回の紹介はおしまいなのですが、一つお知らせが。
当ブログでは今回の様に、修理依頼された銃を紹介して、皆様が同様のトラブルに遭われた際に参考にして頂く為の記事がメインの一つとなっています
そして、大半の修理はショップを通して依頼されていたのですが、今年度をもって、そのショップのお手伝いは一先ずお休みする事に致しました。
よって、今後修理紹介の記事はほぼ増えません。
もし修理紹介を目当てに購読して頂いている方がいれば申し訳ないです。
修理紹介以外の記事はこれまでと特に変わることは有りませんし、エアガンカスタムの記事も増やせればと思っていますので、あいも変わらずにブチブチ呟くだけのブログを続けられると思います。
以上。それだけでした。
m(__)m
では、今回もお越しいただきありがとうございました。
次回のお話を何にするかはまだ考えていませんが、工作機械の話になるかも知れません。
それではまた〜ノシ