こんにちは。ご無沙汰してますとりにとろです。
上の写真のように、先ほどのパーツが前進しています。
この状態でテイクダウンレバーを掛けてしまうと、上の写真の赤丸の位置にテイクダウンレバーのピンが来てしまい、曲線形状パーツは後退できなくなります。
m(^_^)m
最近ネタがなく…ともちょっと違うかもしれませんが、何となく記事にするには書きにくい修理に手こずっていたので、ズルズルと1ヶ月以上更新が遅れてしまいました。
…ちなみに、
カメラの修理やそれ以外のエアガン関係無い記事ネタは結構溜まってます。
が、何となくこれ以上エアガン関係無い記事を連続して書くのは癪だったので…
今回は記事にするほどの修理ではありませんが、
まあ、ざっとネットを見た限りではあまり報告や対処が載っていない症状でしたので、ここで紹介させて頂きます
では本題
今回ご紹介致しますのは
マルゼンp38 です!
マイナー…かも知れませんが、造形も良く出来ていますし、バレルのショートリコイルもかなり忠実に再現している、とりにとろ的にはお気に入りのガスガンです。
p38と言われると、まず歴史的大泥棒の孫が頭に浮かんで来てしまうのは、避けられない現象ですね。多分。
(今はp99でしたっけ?
さて、 いつも通りレビューは他の方にお任せして、修理…というより注意事項みたいな紹介を。
症状としては、マガジンが上手く挿入出来ない、かつスライドが引けなくなっています。
何とかマガジンを入れて引き金を引いても、ガスが盛大にバレルから噴き出るだけでスライドは殆ど動きません。
手でスライドを引くと、僅かに1mm程度は動くものの、ショートリコイル位置までも動きません。
つまり、分解しようにも、テイクダウンレバーを動かせる位置までスライドが動かないので、スライドを外すことが出来ません。
万事休す
ですがご安心ください。
対処法は極めて簡単です。
無理やりテイクダウンレバーを下げます
勿論こんな方法ではスライドもテイクダウンレバーも傷つきます。
が、そもそもこの方法以外無いのです
原因から、順を追って説明します。
まず、スライド底面はこんな感じになっています。
銀色のパーツはロッキングブロックで、バレルアッセンブリに取り付けてあります。
バレルアセンを取り外すと、
赤丸で示したところにテイクダウンレバーのピンが来て、その横の赤丸に沿うように曲線形状を持ったパーツに掛かります。
このパーツがバレルとスライドが前に引っこ抜けないように支えています。
では、動作説明
まず射撃前
先ほどの曲線形状パーツはチャンバーノズルと連動しており、ノズルが後退しています。
次にスライドが後退すると、
上の写真のように、先ほどのパーツが前進しています。
この時ロッキングブロックも連動してロックを外し、スライドがバレルから離れて更に後退します。
昔のマルイ92fのなんちゃってショートリコイルと違い、ちゃんとロッキングブロックも仕事してますね。
さて、では、動作の説明にダラダラと時間を掛けてしまいましたが、何をどうすると先の症状の様な故障になるのか説明します。
テイクダウンレバーを掛けていない状態で、かつスライドが引かれていない時、先の曲線形状パーツはノズルに押されて前進しています。
この時、テイクダウンレバーを戻す時にスライドにぶつかって、かなり戻し難く感じた筈ですが、無理やり動かしてしまったのでしょう。
と言うわけで、この故障の原因は、オーバーホール後の組み立てミス、という実につまらない原因でした。
さて、では今回はここまで。
随分久し振りのエアガン記事でしたが、ようやっと暫く足枷になっていた用事が済んだので、またちょこちょこと更新して行けそうです。
最近はカメラ修理と…あと他にもいくつか趣味の工作に興味が出てしまい、エアガン記事の割合が下がりそうですが、まあ、ノンビリと進めます。
そういえば、この前久し振りにサバゲに参加しました。
修理ばかりで自分が参戦するのは1年半ぶりくらいだったと思いますが、中々楽しかったです。
寒くなりましたから、とりにとろの大好きなガスブロは全て封印し、l96とVSR、それとサイドアームとしてコッキングm92fとエアコキのクラウンデリンジャーという、エアコキ尽くしの装備で参加しました。
医者の不養生と言うか、普段めったに自分の愛銃達の調整をしてやれていなかったので、実に使いづらいコンディションのスナイパーライフルで走り回りましたが、楽しかったです。
来年はどの位時間を作れるか分かりませんが、少なくとも今年よりは頻繁にサバゲ行きたいです。
あ、L96にサバゲ直前にプチカスタムをしたのを思い出しました。
今度の記事にしてみます。
では、今回はここまで。
またー(^ν^)ノシ