令和2年度3月議会には、住民訴訟の弁護士報酬費用1,320万円が計上されました。
住民は、取手駅西口に建設された医療モールの土地売却値段、安く売却したと藤井市長他3名を訴え、損害賠償5,900万円を求めたものです。
残念ながら住民側が負けました。
取手市は、住民側が勝てば、8,300万円の歳入となるはずでしたが0円。ただ、取手市の信用は、認められたとは言えるでしょう。
弁護士側から、成功報酬1,320万円を求められました。弁護士と協議しましたか?と建設経済委員の問いに対して『電話』にてしたとのこと。
自分のお金だったら、電話で協議しますか?1,320万円ですよ‼️
根岸さんは自分の所管外でしたが、建設経済委員会にて、他市の弁護士成功報酬について調査し資料にまとめました。そして委員会にて配布しました。
他市もそうですが、取手市でも、顧問弁護士が、弁護しています。和解金など市にお金が入ってきた場合は、成功報酬も、1000万円を越えるものでした。入って来なかった場合は、成功報酬と言っても交通費や手間賃と言える額でした。
また、もう廃止されてしまいましたが、旧弁護士報酬規定では、信用など金額で計れないものは、800万円として計算されます。8,300万円が利益とすれば6%、500万円程度になります。それを元に未だに計算している弁護士事務所もあります。
そのような理由からこの弁護士成功報酬1,320万円は高額であると考え、再度協議するべきだという視点で根岸議員は反対しました。賛成多数で可決。
傍聴者 池田 慈