女と男ともに輝くとりでの集い実行委員会が開催した講演会、面白くためになりました。講師は瀬地山角東京大学教授。
演題は「笑って考えよう 家庭のこと、仕事のこと、未来のこと」
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ご自分もパートナーと家事をシェアしながら、二人の子どもを育てていますとのこと。地方で講演がある時は一緒にお子さんを連れて行きます!
男は子どもを産むことはできませんが、子育てはできると、大阪弁で笑いを交えて講演。
笑いだけではなく、非常にたとえが良く、分かりやすかったです。


「子育てをしない労働者」と「子育てをする労働者」、競走した場合、どちらが有利かというと、当然、子育てをしない労働者。
その結果、少子化となり、高齢化。
高齢化を乗り超えるには、「みんなが働く社会」を目指す。
シルバー人材の活用もそうだし、女性の活躍もそう。
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しかし男の家事・育児時間は少なすぎ。
男の家事時間は週平均一日39分。
それに反し女性は4時間53分。
6歳未満の子を持つ夫の育児時間は37分。女性は195分。

でも自殺は、男性対女性 ⇒ 7対3
と男性が多い。男性も女性と同様に家事・育児を担えれば、こんなに自殺は多くないのでは。残業もそんなにできないし。
また、子どもを産んで女性も仕事を辞めなければ、それから1億も2億も家計にお金が入って来る。

大黒柱も家事も育児も、女性と男性、二人で支えれば、家計も豊かに心も豊かに。
女と男で新しい社会を構築しよう。
非常に分かりやすく面白い講演でした。

取手市議会議員 池田 慈