現在取手市では、「手数料・使用料の見直し」を進めていて、
10月末から定期使用団体や施設利用者に説明会を開催しています。
12月の議会に議案として提出される予定となっております。
各議員にも説明に来られましたが、
「市民の皆さまから出されたいろいろな意見・議員から出された意見も、
この手数料・使用料(案)に取り入れません」
ということで、説明をして下さいました。
ではいつ、この出された意見を反映するのですか?
という問いに対して、
「とりあえずある一定のルールで使用料など考えたことがないので、今回はこのままで、
後は、各施設ごとに相談して下さい」という回答でした。
そもそも、多くの市民が関わる手数料・使用料の見直しをするのであれば、
*なぜ見直さなければならないのか
*今後の公共施設をどう維持し、継続して行くのか
取手市では去年、公共施設のありかたで、維持管理費や老朽化など検討し、
現在より3割減をしなければ維持管理できないという結論を出しています。
そこから、多くの市民と対話して、10年20年30年後の公共施設のありかたを
具体的に検討して行かなければならないと思います。
その先に不随して、使用料や手数料の見直しがあると思うのですが、
まず「見直しありき」それも対話はしないと!
「取手市手数料・使用料の見直しに関する説明会」が開催されました。
この説明会は、取手・文化の会&中ホールの会の要請で開催されたものです。
この手数料・使用料の見直しは、多くの担当課が関係しています。
水とみどりの課・教育委員会、公民館・スポーツ生涯学習課・高齢福祉課・産業振興課・文化芸術課・財政部・政策推進部と多域に渡っています。
しかし今回の説明会では、財政部と政策推進部計6名の参加でした。
使用料・手数料値上げをする前に市民との対話が必要と思いました。
取手市議会議員 池田 慈