映画「太陽の蓋」見て参りました。見終わって、帰れる家があるという嬉しさを久々に思い出しました。
忘れないと生きては行けないけど、忘れてはいけないこともたくさんあります。考えさせられる映画でした。さすがに第40回モントリオール世界映画祭に招待された作品です。緊迫した5日間、特に官邸を中心に描かれていました。もっともっと多くの人に見ていただきたいと思いました。
心に残ったフレーズを抜粋します。
東電本店が、撤退したいと言ってきた件「民間人に命をかけろと撤退するなと言ったのですよね」と問詰める取材記者に「撤退を!あなたなら認めましたか 」「とにかく情報が全く入って来なかったんです」と答える内閣元副官房長官に対して「情報が入って来ていたら、何か出来たんですか?あの怪物に対して」
「まだ、溶け落ちた燃料棒がどうなっているのか分かっていない。薄皮一枚で繋がっている状況は変わっていないんだ」
今も福島第1原発で働き続けている人から、「まだなにも終わってないんですよ。あのとき、日本中でテレビを見ていた人たち、今はどう思ってるんですかね」福島避難者2015年12月現在約10万5千人。

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池田