健康のバロメーターその3~羽~ | とり村便り

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埼玉県新座市にある「とり村」の、コンパニオンバードと長く、楽しく暮らすためのお手伝い情報や
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連日の台風で皆様の方は大丈夫でしたか?
とり村の方は柳瀬川が凄い状態でしたが、
特に問題は有りませんでした。
不安定な天候が続きますので、
皆様もどうか、お気をつけ下さいね。

今回は羽についてのお話です。
羽の異常というと、有名で分かりやすいものとして、
「毛引き」や「毛齧り」といった羽をいじる
行動を思いつくかと思います。
もっとも、これらは精神的な要因などの原因が殆どで、
羽が異常というわけではありませんが・・・。

今回注目して欲しいところは、
羽の色や状態についてです。
羽の色が通常と比べて変化している場合、
肝臓の障害や、栄養不良などの疑いがあります。

例えばオカメインコのルチノーの場合、
通常は白い色をしていますが、
肝臓が悪い子は黄色く変色します。
他にも、コザクラインコのノーマルでは、緑の羽が赤に、
ボウシインコは黒く変色することが知られています。
通常とは色が違う羽がないか、確かめてみましょう。
毎日見ていても、変化に気付きにくいことですので、
例えば写真などで、定期的に見比べてみると
分かりやすいでしょう。

他にも、羽に途切れたような跡
(ストレスマーク)がある場合も、
栄養障害や内臓障害の疑いがあります。
さらに、羽の羽軸が変形していたり、血痕がある場合、
PBFDなどの病気を持っている可能性があります。
羽の色や状態の変化に気づいたら、
病院で検査をする事をお勧めします。