今日(6月19日)は、 日本朗読文化協会が制定された「朗読の日」です。
今日からの1週間は「朗読の日」にちなんだ企画をお届けします。
まずは、出版されたばかりの書籍
「必ず知っておきたいインコのきもち 幸せな関係を築くために」を
ご紹介します。
監修を及ばずながら鳥爺(松本壯志)がやらせていただきました。
http://torimura.com/SHOP/meitsu001.html
この本は愛鳥家さんからお寄せいただいた素敵な写真がたくさん掲載
されていて、とても見るだけでも楽しい本に仕上がっています。
でも、今日は「朗読の日」。本文の監修をした私としては、是非文章
を読んでいただきたいと思っています。
(声は出さなくてもいいですよ)
「まえがき」には読者や鳥さんへの想いを書き記しました。
本をご覧いただく前に是非「まえがき」をお読みいただけたら嬉しい
です。
そして、もし内容にご興味をいただけましたら、書店や通販などでご
購入いただけたら幸いです。
とり村通販でお買い上げの方でご希望の方には鳥爺のサインもさせて
いただいています。遠慮なくお申し付けくださいませ。
「朗読の日」にちなんでもうひとつお知らせがございます。
6月25日までに、とり村通販でご購入された方皆様に、洋雑誌
のバックナンバーをもれなく1冊プレゼントさせていただきます。
それなりの冊数はご用意していますが、万が一無くなったときは何と
ぞご容赦くださいませ。
またプレゼントさせていただく洋雑誌のご指定はできませんので、ご
了承のほどよろしくお願い申し上げます。
どんな洋雑誌が届くか乞うご期待のほど、、、。
洋雑誌の見本は次の通りです。

「BIRD TIMES」

「Parrots」

「BIRD TALK」

「Good Bird magazine!」

「PARROT SOCIETY」

「BIRD Keeper」
その他
【まえがき】
「必ず知っておきたいインコのきもち 幸せな関係を築くために」
http://torimura.com/SHOP/meitsu001.html

インコはとても素敵な鳥です。
最近ではその素晴らしさが知れ渡り、人気が上がってきました。しかし、
その飼い方を間違えてしまうと、インコとの暮らしに問題が生じてきます。
私は事情があって飼えなくなったインコを引き取り、理解ある里親さんを
探 す活動をサポートしています。どんな事情があって飼えなくなるかとい
いますと、大きく2つあります。
まず1つ目が「問題行動」です。
インコの問題行動は、「噛み付き」「無駄鳴き」そして、自分の羽根を抜
く「毛引き」などのことです。
なぜインコが問題行動を起こすのでしょうか?
それはインコが「愛情にあふれている」からです。インコは飼い主のことを
恋人あるいは伴侶と認識します。いつも一緒にいたい、もっと仲良くしたい、
そう思う反面、満たされなければ、さみしさを感じたり、嫉妬したり、一人
不安 になったりします。それが問題行動につながっていきます。
だからこそインコの気持ちを理解し、インコの気持ちに寄り添ってあげるこ
とが大切なのです。
問題行動があって引き取ったインコたちは、正しいトレーニングで、とても
良い 子に戻ることができました。
飼い主が愛犬を連れて遊ばせる「ドッグラン」という施設があるように、イン
コたちを遊ばせる「バードラン」があります。私はここでたくさんの飼い主
さん、そして、たくさんのインコを見てきました。
そこであることに気づきました。
インコの言動は、飼い主さんの気持ちの裏 返しであり、自分の鏡ではないかと
思ったのです。
おしゃべりが得意なインコ は、飼い主の言葉遣いにそっくり似てきます。
飼い主さんがうれしそうなら、インコもうれしそうです。
つまりインコと仲良くするヒントが、ここにあるのではないかと思います。
そして飼えなくなる2つ目の理由ですが、インコは長生きだということです。
約30gのセキセイインコですら、最近は20年前後長生きしています。
ハトくらいの大きさのインコですと、40 ~50年。100歳以上のインコも存在
します。 つまりインコが長生きであることを承知の上で飼わないと、自分が
年老いた時や、病気や海外転勤になった時、手放さなくてはならなくなるのです。
でもそ れはある意味、「インコを飼う」という認識ではなく、「家族と共に
暮らし続ける」という視点に立てばいいことでしょう。
インコの素晴らしさは、飼ってみないとわからないでしょう。そして、イン
コほど「愛にあふれている」素敵な生き物はいないと私は思っています。
インコの飼い方に関する本は他書に譲るとして、この本は飼い方よりもインコ
の気持ちを中心に書かれています。
もちろんインコではない私たちが、インコの気持ちを正確に書くことはできま
せんが、愛鳥家の皆さんからいただいた素敵な写真から、インコの表情や感情
を感じ取りながらお読みいただけたらとても楽しいのではないかと思います。
皆様が末永く、素敵な愛鳥ライフが過ごせることを心から願っています。
最後に、この本の制作にあたり、愛鳥家の皆様からたくさんの写真の提供 など
のご支援をいただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
それでは今日も素敵な一日になりますように^^)